リクエスト小説です。
楽しんでいただけたらこれ幸い。
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突然だが君はばれない嘘をついたことがあるか?
自分でばらすまで、いや、未だにばれていないような嘘をついたことが……。
おじさんは今までそんな嘘を幾度となくついてきた。
幼いころから嘘をつき続け、呼吸するように人を騙してきたおじさんは、気付けば人智を超える力を手にしていた。
それは……。
おじさんの嘘は本当になる……。
「おじさん?昼間の公園でなにブツブツ言ってるの?」
「おう、幼女よ。おじさんは今地球と対話していたんだよ」
「危ない人!?」
「君が思うほどではないがね?」
その幼女は名前をマリサと言った。
赤いあいつを背中に背負うのが似合う年頃だ。
「マリサはこの星が好きか?」
「おじさんほどじゃないけどね!」
「おじさんは星が好きなんじゃない。どっちかというと君みたいな幼女が好きだ」
「危ない人!?」
「自分のことは案外わからないものさ」
「あ、でも私もどっちかって言うと、星より動物さんの方が好きだな」
「そうさ、大切なのは器じゃない。中身なんだよ」
「おじさんの中身は大丈夫?」
「マリサは動物が大好きなのか?」
「ダメそうだね……。え?ああ、動物さん大好きだよ?」
「あれか?将来の夢はサバンナで野性……」
「動物園の飼育員だね!」
「おじさんはてっきり一滴一滴化粧水の精製を見守る人かと……」
「おじさんさっきサバンナって……」
「こんなおじさんに付き合ってくれる君なら、きっといい飼育員になれるさ」
「そうかな!?確かにおじさんより動物さんの方がまだ意思疎通できそう!」
そう言ってにこやかに笑うマリサはとても無邪気で可愛い。
まだ子供っぽさが前面に出ていてる。
最近のこの子ぐらいの年なら多少スレていてもおかしくないが、親の教育が良いのかこの子の資質がそうさせたのか。
「しかしマリサよ。動物の心を捉えるのは決して安易なものではないぞ?」
「まあそうだよね。私飼育委員やってるけど、動物さんがなに考えてるのかなんてわかんないもん」
「やってみればいい」
「え?なにを?」
「動物になって考えるんだ。動物が普段何を考えているのか」
「なりきるってこと?楽しそうだけどちょっと恥ずかしいかも……」
「おいおい、本物の飼育員になるには必要な過程だぞ?飼育員の資格を取るためにはアニマルトレースの技術は必須、これ常識」
「アニマルトレース?なんだかわかんないけど大切なんだね?」
「おじさんは昔本場カナダで飼育員養成所の講師をしていた。担当はアニマルトレースだ」
「カナダ!?本場ってカナダなの!?」
「やるか、やられるか、答えは君が決めればいい」
「やらないのはないんだ!やられるってのも気になるけど、これはきっと運命の出会いだよ!やってみたい!アニマルトースト!」
「トーマスだ」
「トレースだよね?」
「まずはどうすればいいの?」
「そうだな。まずは基本中の基本、犬のトレースだ」
「ああ、簡単そうだね?」
「マリサ、知ってるか?お前犬だぞ?」
「え?」
最後の言葉に力を込めた。
「ううぅぅぅーーー、わん!わん!」
咄嗟に四つん這いになったマリサは形態模写の勢いで犬になりきる。
「え?ああ、そこまでじゃなくていいよ?」
「わん!」
今度は可愛く鳴いた。
「犬は自分の陣地を示すためにマーキングをするんだ。まあ要するに小便を小出しに出してそこいらにぶっかける」
「わん!」
マリサは可愛く返事をした後片足を大きく上げて、さっきまで座っていたベンチに放尿した。
「ああ、パンツしたままだったからパンツまでびしょ濡れだ。足にも垂れちゃったな」
「わん?」
「まあいい、自分の持ち物にもマーキングしてみろよ」
「わん!」
スカートがめくれて丸見えのパンツを脱がしてやり、ランドセルの蓋を開けてやると、今度は綺麗にランドセルの中に尿を入れた。
「おお、うまいもんだな。次はあそこの砂場で遊んでる幼児にかけてやれ」
マリサよりもはるかに小さい幼女を指さすと、マリサは嬉しそうに四つん這いで駆けて行った。
おう、小便でびしょびしょのまんこが丸見えじゃないか。
突然やってきたマリサにびっくりして動けなくなっている幼女に、マリサは慣れた動きで小便をぶっかける。
「きゃあ!いやあ!なに!?おねえちゃん!やめて!」
「わん!わんわん!」
マリサが呆けた顔で鳴くと幼女は走って逃げて行ってしまった。
「よし、いいぞ。犬は合格だ。次は象でもやるか?マリサ、お前やっぱ象だったわ」
また最後の言葉にのみ力を込める。
そしてマリサの持ち物の中にあったバナナをまんこに押しこんだ。
「あが!」
「給食の残りか?ちゃんと食べろよ?あ、処女膜破っちゃったか。失敗失敗」
マリサは破瓜の痛みもそこそこにガニ股になって、象になったつもりでバナナを振り始める。
「ぱおーん!ぱおーん!」
「象の鼻ってもうちょっと長いぞ?」
そう言うとマリサはバナナを少し引き抜いてまたガニ股になる。
「あ、もうちょい短い」
また押し込む。
「いや、行き過ぎだ」
「ぱぉ」
甘い吐息と共に象の鳴き声が聞こえる。
面白いので何度も繰り返した。
「ぱお!ぱお!」
「そらもっと!ちんこシコルみたいに本気でやれ!」
「ぱお!ぱお!ぱお!ぱおおおおおーーーーん!」
マリサは遂に逝ってしまった。
「よーし。ちょっと脱線したけど象合格な。あれ?お前カバじゃね?」
「ぐわーーー!」
「カバってそんな鳴き声なんだ……」
再び四つん這いになって口を大きく広げるマリサ。
「カバは糞をばら撒く習性があるよな」
ばら撒きやすくするために、たまたま持ち歩いていたグリセリン浣腸を挿肛してやる。
しばらく我慢していたマリサは口を閉じた瞬間バフっという音と共に糞を撒き散らした。
「ぐわぁぁあああああ!ぶりゅりゅりゅりゅりゅーーー!」
ちゃんと腰を振って全体に撒き散らしている。
いやぁ、量多すぎたな。
「なあマリサ。カバが糞を撒き散らすのは子供に食べさせるためなんだ。免疫力が上がるらしいぞ?」
そう言うとマリサはさっき自分が出した糞を顔を突っ込んで食べ始める。
「ぐわーー!くちゃくちゃ!ぐわ!」
「お?さっきの幼女が親連れて戻ってきたぞ?おいマリサ、お前は今からゴリラだ」
そう言うと糞塗れの顔のまま立ちあがったマリサは、胸をドラミングしながら親子を待ち受ける。
「うほっ!うほっ!うほっ!」
馬鹿丸出しだな。
近づいてきた親子が惨状に気付いて逃げようとする。
「ちょっと!なんなの!?これ!?」
「おかあさーん!臭いよー!」
「マリサ、糞を投げろ」
「うほおおおお!」
雄たけびと共に親子に糞を投げつける。
初めに子供の顔に命中して、次にそれに気を取られた母親の顔に命中した。
「くちゃーーい!えええええーーーん!」
「がはっ!ぶふっ!ぺっ!ぺっ!」
「うほほほほほ!ほっ!ほっ!うほお!」
怯んだ二人になおも投げ続け親子は糞塗れになって逃走した。
「よーし、もういいぞ。人間に戻れ」
「ふう。かなり疲れたけどどうだった?結構自信あるんだけど?」
「なかなかよかったぞ?ご褒美をあげよう」
「えっ!?なに!?」
「マリサはなんの動物が一番好きなんだ?」
「えーっとね。羊さんかな?」
「そうか、じゃあマリサを羊と同じにしてやろう」
「どういうこと?」
「マリサの身体の体毛は剛毛になってぐんぐん伸び続ける」
今まで以上の力を込めて言う。
「なんにもおきないよ?」
「マリサ、脇見せてみろ」
「こう?」
マリサの脇はこの年の女の子にしてはありえないほどの脇毛が生えていた。
「え!?なにこれ!?」
「確認のために、あくまで確認のためにスカート捲ってみろ」
「こ、こう?」
さっきまで無毛だったまんこの毛も大人以上にぼうぼうになっている。
「うえぇぇ。なにこれ?しかも臭い!」
「動物は臭いもんだろ?大好きな羊に近づけたんだからマリサは気にいったよな?」
またも力を込めて言う。
「あ……。うん。脇毛もまん毛もぼうぼうに生えてとっても嬉しい!臭いまで濃くなってたまんないよ!」
心の底から嬉しそうに言うマリサの頭をなで……ようとしたが糞がついていたのでやめた。
「その毛を剃って貰うのをお前の趣味にしたらどうだろうか?オシャレだぞ?」
「そうなの?」
「でも剃って貰うのは大人の方がいいな。しかも剃刀を毎日使う大人の男が理想的だ」
「なるほど!」
「駅前とかで毛を剃ってくれそうな暇な大人を捕まえて、剃ってもらえばいい」
「それいいね!」
「毛は剃っても一日もしたら元に戻るから心配無用だ」
「おーー!安心だね!」
もちろん力を込めながら暗示をかけていく。
「お、こんな時間か。おじさんはもう行くよ」
「そうなの?おじさん!ありがとね!」
「おう。狼に襲われないようにせいぜい気をつけろよ?」
「羊だけに?」
「聞くなよ……」
そう言っておじさんは去って行った。