北欧館初体験ルポ
大阪は梅田駅から徒歩で行ける場所にある男性専用サウナ、北欧館。今回は私R-13が、ここ北欧館で体験したお話をご紹介しようと思います。
なお北欧館はゲイの方が互いに行為をする相手を探す、いわゆるハッテン場です。なのでここから先は男性同士の性行為描写しかありませんので、苦手な方は見てんじゃないわよ。
さて、平日昼間からステーキ重大盛りに生卵乗せて食った私は、スマホで場所を確認しながら徒歩で北欧館へと向かいます。途中生足ゴリゴリに出た姉ちゃんがケツ振りながら歩いているのを見て、バイな私はスイッチ切り替えんなという理不尽な怒りを、サービス精神旺盛な彼女へ向けつつも、関西では言わずと知れたゲイタウン堂山町に到着しました。
なんでしょう、まだまだ明るいのに怪しい空気がどことなく漂う気がするのは、私の心が荒んでいるからでしょうか。そこから少し細かい道のりを経て、無事北欧館の看板を発見しました。
目の前まで行くと、店舗系の風俗みたいに入口が若干の目隠しっぽくなっていました。出入りの際に人目を気にする方は嬉しい配慮ですね。外観は往年のホテルといったところでしょうか。
風除室を経ていざ店内へ。すぐそこにフロントがあるので、靴を脱いで上がります。一瞬靴箱を探すも、フロントの前には靴置きと書かれた台が。とりあえずここに靴を置いて店員さんの話を聞く感じでしょうか。
さて、さっそく店員さんから説明を受けましょう。キョロキョロしていたからか、初めてかどうか聞かれたので、正直に初めてであることを伝えると、「ここはゲイ専門のサウナですが大丈夫ですか?」と聞かれました。非常に丁寧な接客です。そしてそれ確かに大切な確認ですね。もちろん問題ないことを伝えました。
ここは年齢によって値段が変わるらしく、私は39歳以下なので1,800円です。後ろの券売機でチケットを購入し、店員さんに渡します。その後靴を靴箱へ入れますが、靴箱は10円掛かりました。無かったので両替して貰いましたが、この店員さんさっきから本当に対応が丁寧で気持ち良いです。ひぐぅ!
靴箱の鍵を店員さんに預け、ロッカーキーを代わりに貰うとゲームスタートです。
現フロアである1階の奥に脱衣所があり、2階が風呂場であることが告げられました。そしてオレンジのハンドタオルと、緑のバスタオルが入った透明のバックを受け取ります。館内を歩く際はバスタオルを腰に巻いて下さいとのこと。ふむふむ。ちんこ引っ張られながら、館内をお散歩なんてプレイは難しいのか。
なお1階以外のフロアでのスマホの使用は厳禁です。なので撮影プレイも禁止ですね。
3階以上の説明が無いですが、まあ私もネットで事前にある程度調べてますし、全部聞いては来た意味もなし。とりあえず噂のアンダー39限定の地下1階の相性番号を教えて貰い、そそくさと脱衣所へ。
見た感じ普通の風呂場みたいです。脱衣所もロッカーが並んでいるだけで普通。ただ男女で分かれてない、てか女性用が無いのは新鮮ですね。
脱衣所には私より若めの方が2人。まあ特に気にせずさっさと脱ぎましょう。しっかりと腰にタオルを、巻く前にチラッと見るとお互いなんとなく身体をチェック。ふむ、さっそくそれっぽさが出てきましたね。
先にトイレへ行ってから、2階の風呂場へ。なにやら説明が書いてますが少しわかりにくいです。風呂場の扉前に置かれた簡易棚に、バスタオルを入れろということらしいですね。この中はバスタオル禁止のようです。
バスタオルを置いてハンドタオルのみ持って中へ。入ってすぐにゆったりと出来る広さの湯船があります。壁の青い魚にはなにかメッセージがあるんでしょうか。
とりあえず身体を洗う為に周囲を見ると、シャワーや洗い場が乱雑に並んでいます。なんか無理に増築したような作りで、やや異様な感じです。このシャワーでもお触りとかがあるかもとはネット情報にありましたが、残念ながら今は誰も居ないようです。
ちなみに時刻は13時ごろ。はてさて平日の昼間に人居るんでしょうか。身体を洗い湯船でゆっくりしながらストレッチ。私男相手はMウケなんで、しっかり柔軟してないと股関節死ぬんですよ。昔酔った勢いでナンパしたかされたかの方とホテルに行って、朝滅茶苦茶痛くて後悔したことがあります。若気の至りですね。運動前には準備運動!
さーてさて、探検の時間だ。2階の風呂場には他に、サウナや水風呂、そして奥に浣腸用シャワールームも。私はさっき自力でしっかり処理したので無問題。
これで終わりかと思えばなにやら扉が。しかしここから先がなんなのか分かりませんし、バスタオルが必要なら困ってしまいます。今は入ってきた場所へ戻りましょう。
そして結局1階脱衣所へ。人居ねえな。来る時間ミスったか?3階へ向かおうとしましたが、あのエレベーターはバスタオル姿で乗って良いの?駄目なの?ルールブックプリーズ!
仕方ない。脱衣所から直行出来る地下1階を先に探索しましょう。薄暗く細い階段を降りていくとナンバーロックが。事前に聞いていた相性番号を入力し無事開錠。階段と同様このフロアも薄暗いです。
細い道には所々カーテンや扉で区切られた部屋らしきものが点在しています。こそっと開けると誰も居らず、布団には枕が2つ。しっかりティッシュも置いてますね。そういえばゴムはフロントに置いてました。持っていってねって書いてましたが、私は挿れる予定は無いのでスルーしました。
ーーーその時、R-13に電流が走る。
いや、待てよ?こんなことでは、いざ娘が大きくなった時に困らないか?
男にゴムを任せるんじゃなく、自分でも持ち歩いて、いざという時に自分から「ゴムを付けて欲しい」と相手に渡せるように教育するのが親の義務ではないのか?
でも私は相手にゴム取ってこいと言える大人なのでやっぱりスルーします。
地下1階はその他に、休憩室っぽい空間も用意されていました。そこに20代ぐらいの子が3人。うーん、私のようなおじさんはお呼びで無いですかね。かなり若めのイケメン金髪マッチョが目立ってました。
とりあえずここも下見なんでスルーして、来た側とは逆の扉から出て階段を上り、1階へ戻ります。出入口が2つあるんですね。
1階へ戻るとそこは例のエレベーターの横。なんか半裸でエレベーター乗るの恥ずかしかったので、そのまま階段で2階へ。
喫煙所やトイレ、広めの休憩コーナーにはテレビなんかも置いていて、スーパー銭湯みたいな感じでした。まあでもここも品定めの場所なんでしょう。私は止まることなく奥へ。
奥の扉を抜けると、そこには見覚えのある棚と扉が。さっき風呂場から見たけど行かなかった扉がここですね。中はさっきの風呂場なんでUターンして3階へ。
さてさて、こっからが本番ですよ。3階!なんか薄暗い迷路みたいな感じらしい。ワクワクしながら行くと、廊下のベンチでおじさんが座ってます。明らかに品定め。私はニコッと笑い会釈して先へ。お尻とか触らんかなと思ってたけど無かった。残念。こりゃ相手探しも難しいのか。
突き当たりと左右に扉が。突き当たりから入ると大部屋で、中は大量の布団が敷かれてました。ただ誰も居らん。今は人が居らんのか!?いや、そんなことはないんです。だってさっきから喘ぎ声が聞こえているのだから。
大部屋出て右側の部屋に入ると、中は噂通り薄暗い迷路。扉無しの半個室に地下1階同様布団と枕、ティッシュが置かれています。そんなのが迷路のあちらこちらに。
なんだかサバゲーしてる感覚になってきましたね。よく考えたら私は今、狙い狙われる立場。やってることはサバゲーと変わらんのです。そう考えると妙にドキドキしてきました。しかし私もフィールドに行けばそこそこ中堅のサバゲーマー。ここでヒヨっていては仲間に顔向け出来ません。
サクッと4階も見ましたが、ここは有料の個室らしいのでスルーして3階へ戻ります。
まずはフィールドを知ることが大切です。迷路を歩いて地理を把握しましょう。他の部屋も見た所、現在ここにいる人間はこの迷路に集中していることがわかりました。ここが戦場か。
次に人のプレーを見て盗む。初めの頃は私もチームの人の銃の構え方を真似して練習、したっけ?いや、自分で撃ちやすい撃ち方してました。まあそれは置いといて、他の方がどうしているのか見てみましょう。
現在迷路内で布団を使用しているのは2組。その他に私同様うろちょろして中を物色している人が入れ替わり立ち替わり数人。布団を使ってる方は2組とも絶賛プレイ中。どうやって誘ったのか、ペアが出来たからここに来たのか、その経緯は謎のままです。
さあではどうやって誘いましょう。ハッテン場デビューの私ですが、長年のサバゲー歴と、更に長いエロ小説歴により、その答えは息をするように弾き出されました。
徐に角の布団に座る私。ここは迷路を歩いているだけで、中に人が居るのが容易に見えるスポット。サバゲーだったら立ってるだけで瞬殺される危険地帯。そこで私は腰に巻いたバスタオルを解き、足を大胆に開きます。大胆に開かれた足、ガードが弱くなったバスタオル。薄暗い迷路の中からでも、見下ろせば私のそれが見えることでしょう。両手を身体より後ろへ付き、背筋を反らして腰を突き出します。
迷路を歩いて来た40代ぐらいのおじさんが立ち止まりました。ややぽっちゃりですが悪くない。ニヤッと笑うと自身のバスタオルを取って、それを見せ付けてきました。1人目でヒット。愛銃のM93Rにも匹敵する精度です。
しかしデカい。やや短いが太いですね。細くて長いと評判な私と正反対。挑発するように舌を出し、エアーでレロレロしてやると、おじさんは中へ入り仁王立ちして、私の顔の前にそれを持って来ました。うん、良いじゃん。むしろ頭掴んで無理矢理挿れて良いよ。
まあ流石にしないでしょうから、私からお口で。KISS KISS KISS KISS KISS KISS。何処へも何処までも繋がるように、しっかり焦らして、裏筋にもキス。鈴口に唇を当てて我慢汁をチュッと吸うと、声が漏れてきます。そこで根本から先まで一気に舐める。数々のプロの技を体験してきた私を、その辺の野良プレイヤーと一緒にすると、潮吹くぜ?
そこからは咥えながら舐めて、玉をフェザータッチ。太腿、お尻、鼠蹊部と、刺激を広げながらもってデカいな!咥えるの必死!顎外れるわ!
顔ずりしたり、手でしながら休憩してると、おじさんが乳首を刺激してきたのでサービス喘ぎ。すまんおじさん、オラ乳首の神経死んでんだ。だから舐めても吸ってもなんも感じねえんだ。
まあそうやってデカチンおじさんと格闘していると、なにやら私物の黒い小物入れを取り出しました。そうか、それにゴムが。しかし彼が取り出したのはローション!嬉しい!そのデカチンはローション無しじゃ入らん!
おじさんは私が勃起してないのがやや不満っぽいけど、まあ私の今日の目的は射精でなく体験なんで許せ。申し訳ないが私は普通のセックスなら、かなり好みの人じゃないと勃たん。
ローションで私の穴を刺激しながら、乳首責め。私はその間もサービス喘ぎと共に手でご奉仕。そして遂におじさんのモノが!
デケエエエ!きっつ!それでもなんとか入りましたよ。ローション偉大。
私の足を持って腰を押し付けるおじさん。私の尻が浮きます。良いよ良いよ、奥まで行こう。じっくりがっちりピストン。しかしそれはすぐにスピードを増して乱暴に打ち付けます。乱暴なのは高評価ですよ!?
そしてそこから10分ほど、死んでる乳首を弄られたり、私が自分で自分のモノを扱きながら突かれたりと、次のBL小説で書く時の描写を色々試されているとも知らずに腰を振り続けるおじさん。いい加減股関節が死にそうなんで、おじさんに「いっぱい出して」のおねだりをして、抱き締められながら射精。
余談ですが、私はよく『奥まで突かれた瞬間、それが一段と大きくなり、ドクドクと熱い精子が流れていくのがわかる』的な表現をしますが、わからんよ、そんなの。いやでも私にはマンコ付いてないですから、マンコなら分かるんかも知れんですがね。
兎にも角にも一回戦終了です。振り返りましょう。
短いから気持ち良い場所にやや届かず、テクニックも感じられませんでした。でもそれを補うパッションは感じられましたし、なんなら『こちらを無視して一方的に気持ち良くなる為に使われる』方が私としては良いので、そこはプラスポイントです。ご時世柄か、キスを一度もしなかったのも評価高めです。
おじさんは自分のモノを拭いて、すぐに立ち去ってしまいました。会話はほぼ無し。良いね、その方が気楽だし。使われた感が増す。
さあ一回洗うかと立ち上がると、まあ足腰ガタガタ。好き放題やってくれたな!それが良いんだけど!昔より身体が更に硬くなってますね。
こうして私は2階へ戻り、ローションを落として湯船に浸かり、しばらく休憩するのでした。
湯船で股関節の疲れを取り、折角だからとサウナに入りました。中は至って普通のサウナです。窓にはやや目隠しがあるものの、見せようと思えば外の人にモノを見せ付けることも出来るかと思います。
ただまあ正直私はすでにお疲れモード。帰りにまんだらけ寄るかぁとか考えながらボーッとしてると、先ほど地下に居た金髪イケメンマッチョが入って来ました。職場の若い子達と同じぐらいの感じなんで、20代前半ぐらいでしょうかね。
サウナ良いよねぇ。なんて心の声で語り掛けながら、ひとり黙々と股関節のストレッチ。すると彼から声を掛けられました。
「あの、良かったら、どうですか?」
え、あちし?マジか、想定外だった。ちんこはやや大きめ?まあ標準的で程良い大きさとも言えます。見た目は金髪のせいかややヤンチャに見えましたが、話し方が気弱というか優しげというか。見た目通りの方ではなさそうですね。
「えっとぉ、じゃあ口だけでも良い?」
すまんちょっといもった。おじさん足腰ガタガタなんじゃ。
「なんでも良いから2人になりたい」
愛が重い。私と君になにがあったんだ。2人でサウナを出て3階へ。彼も慣れていないようで、先頭を歩いてくれるがどこに行けば良いか分からない様子。私が助け舟を出し、例の迷路を勧めると、奥の目立たない布団へ。そして布団に寝転ぶと同時に抱き締められました。
「なにしたい?」
「舐めたい」
即答しときました。男の仕事の9割は決断です。早くて正確であるに越したことはありません。
有言実行。返事も待たずに彼のモノをレロレロと舐め始め、感度めっちゃ良いのがすぐわかったのでいきなり咥えて全力バキューム。
「ジュルルルル!ジュポッ!ジュッポ!」
私の小説で頻出する擬音が迷路内に響き渡ります。だって下品に舐められると興奮すんじゃん?んで下品に舐めると興奮するんよ。
可愛い喘ぎ声をあげてジタバタする彼を無視して、必死に止めようとする手を押さえて、チンコ引っこ抜いてやるぐらいの気概で吸い続けます。もちろんバキュームしながら顔前後してピストン、そして舌も並行して裏筋から鈴口をダイレクトアタックです。さっきのおじさんのがデカ過ぎて、色々出来なかった分、今回は全力出してやりましょう。
「ちょ!待って!」
彼はそう言って私の頭を離して、そのまま抱き寄せます。おぉ、乳筋肉凄え。
「なんでそんなに上手いの?」
「内緒」
ちょっと喋り方が外国人っぽい?もしかしてその金髪地毛なん?
若々しく激しいディープキス。負けじとこっちもベロ技披露で応戦します。バニラ気分だったので確認してなかったんですが、ここらで聞いとかないと。
「俺ウケやけど」
「どっちでも良い。好きなことして」
その対応がまさに君もウケなんじゃないか。私も好きなようにされに来たんだよ。まあ若者に恥かかせるもんじゃないですし、ここはおじさんが一肌脱ぎましょう。すでに全裸ですが。
「じゃあもっと舐めたい」
脇腹からお腹へ、鼠蹊部を通ってわざと顔をそこに当てながら玉へ。そして口に含んで転がします。まあ良い声で鳴くこと。そのまままた裏筋を通ってパク。吸引開始。
「あ、あああ!ねえ、あ、ねえ、み、見て」
彼が指差すのは廊下側。迷路から数人覗いているようです。かなり近くでジロジロと、わざと観てるぞオーラを全開にした迷宮のモンスター達。まあ呼び寄せたのは私のバキュームフェラ音でしょう。そのつもりでやりましたし。むしろゲイだけに団体芸を完成させたとも言えます。
「知り合い?」
彼は恥ずかしそうに私に聞きますが、まあもちろん知らんので口に入れたまま首を横に振ります。その間もレロレロ。ちょっとサービスしてミノタウロス達を見つめながら舐めて挑発してみたり。むしろ誰か私が彼を舐めてる間、私を犯してくれんかね?
そうこうしてるとまた抱き寄せられます。
「出ちゃう」
出してええんやで?おじさんの体力は無限ではありませんよ?
「出してぇ」
耳元で囁くけど、きっとウケのこの子には甘い声よりSっぽく責めた方が良かった。今これ書いてて気付きました。失敗失敗。あの時は完全にM気分だったんで。プレイ中はずっと女声でしたし。
手でぬちょぬちょと遊びながらキス。すると彼は逡巡しながらも弱々しくーーー
「場所変えても良い?」
「良いよ」
おっさんに見られるのは趣味じゃなかった様子。悪いな小僧、召喚したのはワシじゃ。
「地下入れる?」
「うん」
初めに会ったの地下じゃん?まあ覚えてないか。
地下へ行った私達は、個室の布団へダイブ。少しまったりとした空気が流れます。この頃にはもう抱き寄せられるのではなく、私が彼を抱いてました。もう一回心の中でだけ言うけど、私は強く抱き締められに来たんだよ。まあええけども。
「初めに見た時どう思った?」
「ん?」
初めてってのは、地下の休憩コーナーで会った時かな?
「金髪やーって」
「それだけ?なんか避けられた感じしたから」
「いやまあ、若い子やしおっさんには興味無いかなって思って」
なあ、もう一回、細かいこと言うけど。それ覚えてたならなんで地下行けるか聞いてん!地下で会っとるがな!
こういう細かい所が部下に嫌われる要因でしょう。
「寂しかった」
めっちゃキスしてくるけど、彼は私の前世の恋人かなんかですか?どうやら一目惚れだったらしく、サウナで見付けるまで探してたっぽいですね。
「さっきの人は?」
「知らん人やで。エッチなとこ見てただけやろ?」
「見られたくない。若い人だけが良い」
おっちゃんもそこそこ歳よ?
「ここなら誰も入って来んよ」
3階と違い地下の個室は、ちゃんと扉があります。ただ鍵は閉まらないので、開けられる可能性はありますが。
「開けられて誰かに見られるかも?」
「その可能性はあるかなぁ」
「誰か居るかな?」
扉を開けて確認する彼。若い人にならちょっと観られたい。そんなわがままバディのようです。
「挿れない?」
「俺はウケやから」
モジモジしとる。
「じゃあ、あの」
「挿れる?ゴム持ってる?」
「えっと、無い」
「じゃあフロントにあるから取ってくる?ゴム持って来たら挿れて良いよ」
「えー?ゴム下さいって言えばくれる?」
「たぶん。あ、でもローション無いと俺入らんかも」
てか恐らくこの子挿れたことない。初めてでローション無しで挿れるには、私のは少し難易度が高いかも知れません。基本プロのお姉さんしか挿れませんし。さっきデカいの入ってたから、ワンチャンありますが。
「そうかぁ」
「口でしてあげる」
なんとか納得してくれたようなので、引き続きジュルジュルズボズボやっていきます。擬音のストックを増やしつつ、バキューム中に可動出来る舌の範囲で出来る技を開発していると、待ったが掛かりました。
「待って、ゆっくりしたい」
「だーめ、ちゃんとイッて」
「でも終わっちゃう」
一万年と二千年前から愛してたんですか?
「気持ち良くなって」
残念、私はつまらない大人のですよ。手で扱いてやると、泣きそうな顔をします。
「寂しい」
「キスしてあげるから、ね?」
私がキスしてる間、彼は自分で自分を扱きます。時折耳元で優しくエロく囁きながら、唇を吸ったり歯茎を舐めたり。そして一億年と二千年が経ち、ようやく。
「あ、あぁ!んはっ!」
「出たねぇ」
手に掛かる勢い。若いねえ。私も下の若さは負けませんが。
「てかせっかく北欧館来て自分で扱いてイッちゃうの勿体なかったね」
これに懲りて、おじさんの体力は有限だということを覚えておくのだな。
「気持ち良かった」
それから少しピロートークをば。どんな人がタイプかと聞かれたので、年上のガツガツしたオラオラ系という真逆は答え難く、バイであるので男女どっちでもいけると答えときました。ええ、答えにはなってません。
「男友達を好きになったら辛いよね」
なんかあったんでしょうな。寂しいオーラ凄いし。いっそ好き嫌いせずに3階で乱交とかしてパーっと忘れてしまえば良いのに。君ならきっとモテモテだぞ?
しばらくして個室を後にし、2人で再び風呂場へ。そこで別れて私はシャワーを浴びて脱衣所へ降りました。
服に着替えて、歯ブラシをフロントで貰い、洗面所で歯磨き。冷たいコーヒーでも飲みたいけど、どうせ外寒いし火照った身体は歩きながら冷ましましょう。
透明のバックにハンドタオルとバスタオルを入れて、ロッカーキーと共に返却。靴箱の鍵が返ってきました。後は靴を履いて外へ。
普段は怨むほど寒いのですが、今日は外気が気持ち良く感じます。間違いなく人生で1番身体が温まったサウナでしたね。
という訳で総評です。全体的に嫌な思いをすることもなく、互いに尊重しながら楽しめたと思います。これは客層の良さか、たまたまだったか。もしくは私が気にしないだけか。
平日昼間でもしっかり人は居ましたし、暇な時間もなくサクサクプレイが出来ました。体力とやる気さえあれば乱交もありでしたね。
ただゴムを持って歩かない人も居るので、やはり自分でも持ち歩く方が無難ですね。断れないタイプの方は特に。出来ればローションもあった方が良いかもです。おじさんは小瓶に入れてました。
値段も手頃で、休憩所もゆったりしていて長い時間楽しめそうでした。コスパはかなり良いかと。泊まりでもたいした料金ではありませんし、梅田で終電無くなったら泊まるのもありですね。私家近いんですが。タクシー乗るよりギリ安い、かな?
残念な点はひとつだけ。これ書くのに少し調べながら書いてたんですが、スカイゾーン行くの忘れてた!6階があんの?5階も?また行く必要がありそうです。今度は乱交してみたいなぁ。
以上、R-13の北欧館ルポでした。ノシ
「まさ君、ご飯ここに置いておくからね?」
黙って置いとけば音で分かるのに、母親が恩着せがましく話しかけてくる。
まるでお礼の言葉でも期待しているかのようだ。
僕は何時ものことなので、それに耳を貸すことなくまとめサイトの巡回に精を出す。
「ほぉ、これはまたエロいな」
僕がこの部屋から出なくなってもう十年が経つ。
学校でいじめられ、心の傷を負った僕は可哀想にあれから一度も部屋を出てはいない。
「腹減ったかな」
ロクな運動も出来なくなった僕は、お腹も出て来て醜い姿になってしまっている。
これもあいつら、僕をいじめた奴らと、僕を守れなかった家族が悪い。
まあ悲観的になっていても仕方ない。
まずはご飯でも食べるか。
僕はメールソフトを立ち上げ、シンプルな文章を送信する。
宛先:木山 沙耶
本文:腹減った
メールを送った三十分後、木山さんが息を切らしながら部屋にやって来た。
「急に呼び出すんじゃねえよ!彼氏とデート中だったんだぞ!?」
二十後半になっても相変わらずギャルっぽさが消えない木山さんは、あの日僕をいじめてた時と同じような口調のまま僕ににじり寄る。
「こっちの都合も考えろ、糞ニートが」
睨みつけられて目を逸らす。
なぜこんなのに何時も彼氏がいるのかが分からない。
顔は可愛いけど性格最悪じゃないか。
舌打ちをした木山さんは、黙って服を脱ぎ出すと廊下にあったご飯を持ってくる。
そして少量のご飯を口な含み、しっかりと咀嚼してから僕と唇を合わせる。
「ん、あぁ、くちゅ」
いやらしく舌を動かしたり、おっぱいを押し付けたりしながら、次々とご飯を僕に食べさせる。
その間も常に左手はしっかりと僕のちんぽを扱いている。
「ん、ぷはっ!はぁ、最後はこっちだな」
さっきまで自分が履いてたパンツを拾い、ちんぽに被せるとハイペースで手を動かし始める。
「おい、何時でもいいからな?」
「ちょっと、集中してるんだから黙ってよ」
「わ、悪いな」
ついでに顔が邪魔でパソコンの画面が見えにくかったので、髪を引っ張って退かしておく。
しばらくして汚いパンツの中に精子を出したあと、木山さんはそのままパンツを履いて部屋を去ろうとする。
「いつも通り服は外で着るからな?後彼氏とデート中でもちゃんとお前のザーメン擦り付けるから」
どいつもこいつも、わかりきったことで話しかけないで欲しい。
無視してると木山さんは黙って帰っていった。
全く、せっかくの賢者タイムも台無しだよ。
イライラしてたらトイレしたくなったな。
僕はまたメールを送る。
宛先:田原 紫乃
本文:トイレ
すぐに足音が聞こえ、部屋に妹の紫乃が入ってくる。
まだ制服から着替えていないようである紫乃は、僕の股の間に潜り込むと、口を大きく開けて待機する。
すぐにその場でオシッコを出し、それらは紫乃の口の中に入っていく。
わざと制服や顔にかけつつも、残尿感なく放尿を終えた。
妹は黙ったまま制服のスカート、しかも前の方の目立つ場所で僕のちんぽを拭くと、黙って出ていった。
あいつとはここしばらく口を聞いていない。
まあ兄妹なんてそんなもんか。