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ダウト!6

リクエスト小説の第6話が出来ましたぁ!
ほんとは昨日の夜アップするはずだったけど、直前で寝落ちしてたOTL
なにはともあれ楽しんでくれればこれ幸い。
本編は【続きを読む】からです!




罪には罰がつきまとう。
自らが犯した罪はその大小に関係なく、なんらかの形で自らが負わなければならない。
でもそれがどんな形で、どれぐらいの大きさで来るかはその後のやり方次第である。

ばれなければ罰を負わなくてもいい?
まさか、そんなことはない。
自分にはばれてしまうのだから。
おじさんの嘘だって自分には効かない。

自分が罪を自覚していれば大なり小なり罪悪感が残るもの。
それが一番小さな形の罰である。

じゃあ罪を罪と自覚しなければ……。

それはきっと罪ではない。
相手も気づかず、自分さえも気付けなかった罪は、解放される。
その罪の大小に関係なく……。

「……」
「……えーと……」
「……」
「つっこんでくれなきゃ始めらんないんだけど?」
おじさんの大きな独り言を聞いても無視を決め込んでいるこの子は、カリンたちのクラスメートである。
あのクラスは可愛い子が多かったけど、カリンたちを除けばこの子がダントツで可愛かった。
はい、そうですよ?
可愛かったからあとつけてきて道塞いでます。

「おじさんと話すクエスト終わらないと道通れない仕様だよ?」
「……」
「君今日のぱんつピンクだよね?」
「ちょっ!な!なんで知って!」
「やっと話してくれたねぇ、ぱんつピンクなんだぁ?」
「そ!そっちじゃなくて!な、名前……」
「名前?」
「キミって……」
ああ、そういやそんな風に呼ばれてたっけ?

「キミって言うんだよね?おじさんのこと覚えてる?」
「学校に来てた……」
「そう、サヤカの先生さ」
「私……もう行くから……」
「えー本日はお日柄もよく……」
「どいてくれないなら他の道で行く……」
「えー?」
教室での様子を見てたら、結構明るい子だと思ったんだけど、なんか印象違うなぁ。
キミは今時の高そうだけど可愛い服を着こなしている。
ミニの黒いスカートに、キラキラしたTシャツ。
子供っぽいと言えばそうだけど、キミには似合ってる。
クラスでも人気があるファッションリーダー的な存在だと思ってた。

「キミとおじさんはなによりも硬い絆で結ばれた親友だよね?」
後ろ姿に力を込めて優しく言う。

「まあ、ちょっとぐらいなら相手してあげてもいいよ?」
おずおずと戻ってきたキミはさっきと違いニコッと笑った。
そうそうこれこれ。
この笑顔がいいんだよ。

「キミは初めおじさんが怖かったの?年上の人嫌い?」
「えー?そうじゃないよー?男の人が無理なだけ。あ!でもでも!おじさんは特別ねっ!」
男が無理なのか。
そういやクラスの男子ともろくに話せてなかったかも。

「昔なんかあったとか?もしかして痴漢とかかな?キミ年の割にはおっぱいおっきいしね」
「ちょっとーおっぱいのこと言わないでよ!気にしてんだからさ!てか……昔のこと聞きたいの?」
かなりデリカシーのない言い方で、ずけずけと触れられたくないであろう部分に入り込んでも、キミは許してくれる。
おじさんに心を開くのは絶対の理だからね。

「あんま興味ないけど暇だから教えて?」
「えー?酷くない?まあいいけど。私の本当のお父さんって三年前に事故で死んじゃったんだ……」
「へー?あっそ。んで?」
「それでお母さん一人で育ててくれてたんだけど、一昨年再婚したの……」
「ふーん」
話していくうちに笑顔が消えていくキミ。
それに反しておじさんはニヤニヤしながら話を聞く。

「でもその再婚相手が最低で……。私三人姉妹なんだけど、私だけその……」
「うだうだしてないでちゃっちゃ話してくんない?」
「え?うん。そうだね?私だけ……エッチなことされてたの……」
「まじで?へー?うーけーるー」
「そ?そう?その時お姉ちゃんは今の私の年だから、手を出し辛かったんだと思う。妹はまだ全然ちっちゃかったし……」
「キミだけ馬鹿でなんもしんないからやりやすかったんだろうね?ねぇねぇ、処女膜も破られたの?」
「しょ!?え!?ああ、うーん……。まあ……ね?」
顔を赤らめながらも怒ったりはしない。
キミは親友思いのいい子だよ。

「その年で非処女なんだ?ビッチですねぇ」
「そんなんじゃ……ないよ……」
「それでその勇者はどうなったの?」
「勇者?あの男のこと?今も家にいるよ……」
「はあ?なんで?お母さんに言えばいいじゃん?」
「言ったよ!だって私弱み握られてずっといいなりなんだよ!?それでも勇気出してお母さんに相談したのに!」
「もしかしてお母さんも知ってたの?」
「我慢……しろってさ……」
「あぁ、わかった。金持ちなんだ?」
「そうよ……お母さんはあいつのお金が目的で結婚したの……。だから私が変なこと言って離婚とかになったら困るって……」
「実の母親に売られたんだ?どうせ母親の遊ぶ金なんでしょ?」
「そうよ……お母さんは毎日エステとか行って、ブランド物買いあさって湯水のようにお金を使ってるってあいつがぼやいてた……。実際会ったのだってもういつか覚えてない……」
「家に帰っても来ないの?捨てられてんじゃん」
「そうよ……捨てられたの……。お母さんがどこで何してるかなんてもう興味もないけどね……」
キミは目に涙を溜めながらも話を止めようとはしない。
親友が聞きたいって言ってるんだもんね?

「それで家にいる間はお父様のオナホールってわけだね?」
「父親なんかじゃないわよ!あんなやつ!」
「そうだよね?ご主人さまだよね?お金で買ってもらったんだから」
「っ!ふっ、そうかもね……」
「他の姉妹には言わないの?」
「アオイお姉ちゃんもアカネも優しい子だから、こんな話したら心配する……」
「しょせんガキだしね?話したところでどうなるわけでもないし」
「それに話したら二人にも同じことするってあいつが……」
「ご主人さまって言ってよー。さっき決めたでしょ?」
「え?あれそういうことだったの?えぇー?」
「親友のお願い聞いてくれないの?」
「もー!わかったわよ!ご主人様がそう言ってたの!」
「どうせキミだって気持ち良くなって喜んでんでしょ?二人にも同じように気持ち良くなってもらえばいいじゃん?」
「ご主人様に触られたって気持ち良くなんかないよ……。気持ち悪いだけ……」
「そうなの?一日何回ぐらいちんぽ入れられてんの?」
「えう!?え、えーっと、夜姉妹が寝てから二回ぐらい……かな?」
「一日二回?毎日?二年もそんだけやられてたらもう完全に調教完了してるでしょ?相手が逝かせたい時に逝かされるぐらいのはずだよ」
「そ、そうね……。ご主人さまの好きな時に逝かされてるわよ……」
「もうそうなったら肉便器以下だよね?」
「おもちゃみたいなもんよね……」
キミの目からついに涙が零れ落ちた。

「それで?姉妹には言わないの?仲間に入れちゃえよ」
「それは駄目!こんな辛い思いするの私だけでじゅうぶん……。それに二人ともご主人さまのこと大好きだし……」
「キミの姉妹ってやっぱりキミと同じで淫乱なんだね」
「違うって!ご主人さまは二人の前ではいい人ぶってるの……。だからご主人さまのこと毛嫌いする私をいつも不思議がってる……」
「それはキミが悪いね。二人に合わせて馬鹿みたいに尻尾振らなきゃだよ?」
「いやよ……そんなの……。逆に二人がいれば手を出せないんだし……」
「ふーん。つまんないのー」
「ご、ごめんね?」
なぜか謝るキミは本当に友達思いな子なんだろう。

「つまりそれで男が嫌いになったってわけ?」
「そう言うこと。男なんてみんなあいつと一緒よ。私の体しか見てない……。あっ!おじさんはもちろん違うからね!」
「おじさんもキミの体だけが目的だよ?」
「え!?……そ、それでも!それでもおじさんは違うから!」
なにが違うんだろう?
その男よりよっぽどたちが悪いからかな?

「まあいいや。じゃあ暇だから突然ランキングのコーナー」
「ランキング?なんかの遊び?」
「キミがご主人さまにやられて嫌だったことベスト3!実は感じてたバージョンで!」
「な!なにそれ!?やらないよ!?」
「キミってさ?ノリ悪くない?」
「うぅー!やるわよ!やります!」
半ばやけくそだね。

「じゃあ第三位ー」
「えーっと、アオイお姉ちゃんとアカネの裸とか下着姿をこっそり撮影させられたり、ぱんつとか体操服とかを盗まされるの。それで、ご主人様がそれをオナペットにして眺めている間、私がご主人さまのち……ちんぽを舐めてご奉仕するの……。でも相手にされてないみたいで……お前はただのオナホールだって言われてるみたいで……私実はまんこ濡らしてました……」
顔を真っ赤にさせてプルプル震えてる。

「惨めだねー。じゃあ第二位」
「ご主人さまの知り合いの人とかの相手をさせられるの……。みんな物みたいに乱暴に扱うから、痛くって……。最高で10人の相手をさせられたときは死ぬかと思った……。でも結局まんこめちゃくちゃに犯されて何回も逝っちゃってたの……」
くすくす笑うおじさんを睨みながらも続ける従順なキミ。
まさしく奴隷体質だね。

「ほんとただのまんこ中毒だよね。では第一位」
「エッチな画像とかをネットでばらまかれるの……。スケスケの下着着て腰振ってる所とか……。首輪だけ付けて夜の公園を四つん這いで歩いてる所とか……。私のだけじゃない……さっき言ってた二人の盗撮画像だって……。全部顔がわからないようにしてるけど、見る人が見たらわかっちゃうかもしれないのに……。でも……私のエッチな画像見て抜いてくれてると思うと、子宮がキュンキュンしちゃうんだ……」
また泣き出しちゃったけどまあいいや。

「へー?どのサイト?教えてよ。おじさんも使うから」
「え?ああ、えーっと、ここ。このサイト……」
「おお、なにこれ。このバカ面でおしっこしてるのがアオイ?」
「そう、アオイお姉ちゃんがトイレしてるとこを盗撮したの……」
「あ、この子は知ってる。アカネだね?幸せそうに寝てるのに、パンツずらしてまんこまで開かれてんじゃん。キミがやったの?」
「そう……だよ?命令されて、寝てる間に撮ってきた……」
「おー、これが噂のキミの淫乱写真か。このスカート捲ってぱんつ食い込ませてるの学校じゃない?」
「そう……。メールが着て、今すぐ撮ってサイトに貼れって……」
「自分で貼ってんの?馬鹿みたいだね?」
「ほんと……私って馬鹿なんだよ……」
もう泣きすぎて目が真っ赤だね。

「一番人に見られたくない恥ずかしいのってどれ?」
「え?うーん、これ……かな……」
それは寝ているアカネの顔の上で、ガニ股になって必死にオナニーしている動画だった。
アカネが履いている綿の子供ぱんつを脱がせて顔に被って、左手を鼻に突っ込んで臭いを嗅ぎながら、狂ったように右手で手まんしている。
まんこから垂れる汁がアカネの顔を汚していく。
最後にはアカネの顔ぎりぎりまで腰を落として潮を吹きかけた。
自分のまんこを子供ぱんつで拭き、それをまたアカネに履かせるまでが映っていた。

「これは最低だね。よくアカネと普通にしゃべれるよね?頭おかしいんじゃない?」
「うぅ……ごめんなさい……ごめんなさいアカネ……」
「罰としてこの動画のURL色んなとこに貼っといてあげたから」
「え!?そんなことしたら!」
「もっとたくさんの人が見てくれるよ?」
「……しかたないよね……罰なんだから……」
諦めた目をしたキミ。
家ではいつもこんな目をしているのだろう。

「じゃあ本題に入ろうか」
「本題?」
「そう。おじさん親友のキミのために一肌脱ぐよ」
「え!?も!もしかして!助けてくれるの!?」
「もちろんさ。キミが困ってるならおじさんなんだってやるよ?」
「あ、ああ……」
キミはその場で泣き崩れた。
長年つかえてたものが取れたように。
そうだよね?
キミは話を聞いて、ちゃんと助けてくれる友達が欲しかったんだ。

「ほらキミ?泣いてちゃ始めらんないよ?」
「ぐすっ。うん!そうだねっ!」
「じゃあキミの男嫌いを治す方法を伝授しよう」
「はい?」
「え?」
「え?」
「男嫌いを……」
「治す方法……?」
「うん……そうだよ?」
「そっちかい!」
キミは元気な時が一番可愛い。


「まずキミは男というものをきちんと理解できてないよね」
「そうかなぁ?」
「うん、男といってもいろんな男がいるからね。中にはキミが尊敬できるような男もいると思うよ?」
「尊敬?たとえばぁ?」
「フェミニストとか?」
「ああ、あれ?なんか女の人に優しくして身体狙ってくる人ね?」
「印象最悪だね?じゃあ、さわやか男子とか」
「そういうやつが裏でおっぱいランキングとか作って喜んでるんだよ?」
「だよ?って言われても……。えーっと、スポーツマンは?熱血系のやつ。色恋沙汰には興味ありませんみたいな?」
「うーん。他よりマシだけど、そういうやつって結局女の子にモテたいだけでしょ?普通にキモイよね?」
「スポーツにしか興味ないんだってー」
「じゃあ私が裸で迫っても無視するの?」
「たとえ大事な試合の前でも、ほいほいついてくね」
「だめじゃん……」
「じゃあオトメンは?女の子っぽい趣味とか考え方の男子」
「ストレートキモス」
「しゅーりょー」
「ね?男なんてしょせんそんなもんよ」
「あ、いる」
「ん?なにが?」
「女性に惑わされない強い男ならいいんだよね?」
「男の時点でそれは無理でしょ?」
「漢の中の漢なら可能だよ」
「なにそれ?」
「極限まで自分を高め、常に自らに厳しく生きる者、それが漢さ」
「漢……」
「何物にも動じない心、そして志を貫く強さ、それが漢」
「漢……」
「例えるなら、空を駆ける、一筋の流れ星」
「流れ星?」
「そんなやつなら、キミも信じられるんじゃないかな?」
「漢……でも、そんなやつほんとにいるの?」
「世界は広いからね。でもそいつと出会えるかはわからない」
「じゃあ意味無いよ……」
「なってみるかい?漢に」
「へ?私が?」
「自分で体験してみればいい。漢ってやつを。そこから得るものがきっとあるはずさ」
「いやいやいやいや!ないよ!」
「そして見せてやればいい、世の男たちに。真の漢とはなんぞやというものを」
「例えやったとしても私は漢とやらではないからね!?そもそも女の子だし!」
「漢とは、魂に宿るもの」
「はっ!」
「その魂に漢が刻まれていれば、外見や性別なんて関係ない」
「たま……すぃー」
「そう、たますぃー。やるね?キミ……」
おじさんが力を込めてそう言ったら、キミは黙ってうなずいた。


「はい、というわけでしてね。まずは外見から変えていきまーす」
「えええええ!?外見関係ないって言ったじゃん!」
「漢が小さいことをぐずぐず言うでない」
「うう、オッス!」
「じゃあまずは裸になって?」
「嫌です」
「おじさんの指示には大人しくしたがう。それが漢です」
「ほんとかよぉー」
「親友の言うこと信じられないの?」
「もー、わかってるって。信じるよっ!おじさんが言うことだもんね!」
そう言ってキミは少し暗く人気のない路地裏に入って服を脱いでいく。
おしゃれな服を脱いだ下にはピンクの可愛い下着を着けていた。

「やっぱりピンクじゃん……」
「うるさいなぁ。違うとは言ってないでしょ?漢はいちいち細かいこと気にしないの!」
「おじさんは漢じゃないもん……」
「で?全部脱いだけどどうすればいいの?」
年のわりにはそこそこ大きいおっぱいをツンと上に向けて立つキミは、なんだかモデルみたいで様になっていた。

「下の毛、生えそろってるんだね」
「余計なこと言わないでいいから!」
「余計じゃないよ?まずは漢らしくその毛をむしり取って?」
「え?し、下の毛を?」
「おもいっきりいっちゃってー」
「ううぅ。私痛いのほんと嫌いなんだけどなぁ……」
そう言いながらも大胆に毛を掴むキミ。

「い、いくよ!?」
「おーー」
「ぐっ!ぎひいい!」
ぶちぶちぶち!という音と共に君の毛が抜き取られる。
真中だけ無様に禿げたまん毛が笑いを誘う。

「よーしじゃあその毛を鼻の穴と口の上に貼っていこうか」
「いったー。って、へぇ!?」
「はい、これ接着剤ね?超強力だからなかなか取れないよ?」
「しかも接着剤で!?」
「漢は鼻毛と口髭がトレードマークだから」
「トレードマーク最悪だな!」
「漢たるものちまちま鼻毛切ったり髭剃ったりしないんだよ」
「はーい……」
そうしてキミは自分の口元にまん毛を貼っていく。
鼻の穴はチューブを突っ込んで接着剤を塗りこみ、まん毛を貼り付けた。

「ちゃんと鼻から息できるようにしときなよ?」
「うーー。入れ過ぎたかな?」
そう言いながらキミは鼻の穴に指を突っ込んで空気が通るようにしている。
ちょっとずつ漢に近づいてきてるね。

「これでいいの?」
「うん、完璧。まん毛がそよそよ風に吹かれて揺れてるのが漢っぽい」
「おじさんがそう言うならそうなんだろうけどさ……」
「大丈夫、まだ完成じゃないから。次はこれをつけようか」
取り出したるは二つの金の玉と松茸である。

「松茸持ち歩いてるの!?」
「おじさんの今日のラッキーアイテムなんだ」
「占いに従順だ!?」
「じゃあまずはこの金の玉を装備しようか」
「え?どうやってつけるの?」
「まんこのビラビラにクリップでつけまーす」
「ク、クリップ!?」
「そう、このつけるの簡単なのに無駄に取るとき硬い、お馴染みの不思議クリップさ」
「お馴染なのか!?」
ぶつくさ文句言いながらもちゃんと受け取ってくれた。

「い、いくよー?」
「おおっすー」
「ぬぐっ!ううぅぅぅ。はぎいい!はぁはぁ……。で、出来た……」
「じゃあ仕上げね?」
そう言っておじさんはキミのまん毛をさっとむしり取った。

「ぎはああ!ちょっ!ちょっと!なんなの!?」
「金玉なんだから毛は生えてるでしょ?貼るのー」
そう言っておじさんは金の玉にも毛を貼り付けていく。

「これで最後にこれ挿したら完成っと」
独り言のように呟いて松茸を不意に挿入する。

「ふひゃあ!だ、だから!言ってからしてよ!」
「言ったじゃん。てかやっぱ馴れてるからか、反応がいまいちだなぁ……」
「悪かったわねぇ!もう!これで終り!?」
「そうそう。かんせー」
キミはまん毛の鼻毛と髭を生やして、長い松茸を空高々と突き立て、毛が生えた金玉をぶらぶらさせていた。

「これが漢の基本スタイルだから」
「え?服は?」
「漢は服なんて着ないよ?」
「それはもはや裸族でしょ!?」
「似たようなもんだからね」
「否定しないっ!」
「じゃあ次は魂に漢を刻む作業だね」
「そんなのできっこないよ」
「出来るよ?だってもうキミの魂は漢になってるんだから」
おじさんは力を込めてキミに言う。

「……」
「キミ?」
「なんだ?」
短く答えるキミの表情は硬い。

「その馬鹿みたいにぶらぶらしてる松茸と球はなに?」
「ちんぽと金玉に決まってるだろ?他のなんに見える」
「なんでフルチンなの?」
「漢は黙ってフルチンだ!」
「鼻毛出てるよ?」
「だからなんだ?」
キミは完全に漢になったようだ。

「じゃあ次のステップに進もうか」
「……」
「次は散歩でもしながら気楽に漢を堪能したらいいよ」
「フンッ!」
鼻息を吐いて返事をするキミ。
鼻毛が風になびいてる。


「とりあえず騒ぎにはならないようにしてるから、気にせず好きにしちゃってね?」
「……」
無言のまま歩き始めるキミ。
路地裏を出て、そこそこ人通りのある道に出ると、早速下校中の女学生がやってきた。

「でー、そっからパンダが急に怒ってーー」
「あーー、それ知ってるう!最後みんなでツイスト踊るやつでしょ!?」
「あれほんと最高だよねー。え?」
「どうしたの?って、うわぁ」
「な、なにあの子?」
「変態?」
「きもーい」
「まだ子供じゃん……」
女学生たちはキミを見てこそこそ話し始める。

「ん?どうしたの?ああ、うんこしたくなったの?」
少しピクピクし始めたキミにそう言う。

「ああ、糞してぇなぁ」
そう言ってキミは少し腰を落として気張り始めた。

「うううう!フンッ!」
鼻息を荒々しく吐いてうんことおしっこを同時に漏らす。

「きゃああ!」
「ちょ!なに考えてるの!?」
「頭おかしいんじゃない!?」

「漢が糞をひり出すのに場所や時など関係ないじゃろうが!」
キミは非難を浴びせる女学生たちに向かって一括する。
その後ケツの穴とまんこを手で拭いて、その手を髪の毛で拭いた。

「漢ってなに?」
「あの子女の子じゃん……」
「頭おかしくなってるんだよ……」
少しずつ距離をとる女学生たち。

「糞したら腹が減ったな!」
「食事にしたらぁ?」
おじさんはキミの尻をぺちぺち叩きながらニヤニヤしてる。
キミはおもむろにさっき自分が出したうんこを見る。

「ちょっと、今度はなにすんの?」
「もう行こうよ!」
「ええ?おもしろそうじゃん?見ていこうよ」
「ええー?でも、ちょっとだけなら……」
「あ、私ムービー撮ろっと」
「あ、あたしも!明日みんなに見せようよ!」
女学生たちは完全に見世物小屋の客みたいになっている。

そんなことはどこ吹く風のキミは自分のうんこを躊躇なく掴み、自然に口に持っていった。
「むしゃむしゃ。フンッ!うまい!」
うんこを頬張りながら鼻息を吐く。

「うっわ!きっも!」
「信じられない!結構可愛い子なのにね」
「気になってたんだけど隣のおじさんは仲間なわけ?」
「調教中なんじゃなーい?」
女学生たちはもう完全にキミを馬鹿にしている。

自分のうんこを口の周りにべたべたつけながらも間食したキミは、またキョロキョロし始める。
「まだ足んないの?」
「漢がこんな少しの飯で我慢できるかっ!フンッ!」
そう言ったキミは近くに落ちていた犬の糞と思わしきものに目をつける。

「うまそうな飯があるじゃないか」
そう言って犬の糞を掴み口に頬張る。

「フンッ!臭いはきついが美味である!」
「完全にキチガイじゃん!」
「ちょっと!ははははっ!わたし今のツボった!くふふふ!」
女学生たちは警戒を解いて近くで撮影し始めている。

「クッ!?うううう!?」
「どうしたの?」
「くううううう!」
「あ、お腹壊したの?」
おじさんはキミのおっぱいをペシペシ叩いて遊びながら言う。

「そりゃあんなの食べたら腹壊すって!」
「もーー!ちょっとやめてっ!私も笑いすぎてお腹痛い!」
「キミー?大丈夫ー?」
「フンッ!大丈夫だ。漢たるものこれしきで動揺しない。げっぷ!ぷぅーー!」
ゲップとおならを同時に出しながらキミは笑った。

「顔汗まみれでなに言ってんの!?」
「こいつ馬鹿だっ!はははっ!」
女学生たちは大喜びのようだ。


「じゃあちょっと汚れちゃったしお風呂でも行く?」
「風呂?そこでじゅうぶんだ」
「そこって公園だよ?」
キミは一人で先々公園に向かった。

「どうする?」
「もうこうなったらついていくしかないよ!」
「そうこなくっちゃ!」
「あ、みんなにも教えてあげる?」
「でも今日暇なのって……」
「愛田さん暇って言ってたよ?」
「え?なんか妹と買い物して帰るとか言ってなかった?」
「いいじゃん!呼ぼうよ!」
「いちようメールしとくねー」
どうやら女学生もついくるようだ。
しかも友達まで呼ぶらしい。


「ここだ……」
「ここって?この水道で洗うの?」
「これでじゅうぶんだろ?」
キミは公園の水道で体を洗い始める。
といってもあまり使われていない水道なのか、出が悪くほとんど水が出てこない。

「う?うーむ……」
頭を突っ込んで髪を洗おうとするもなかなかうまくいかない。

「ちょっとこっち来て!お尻丸見え!」
「え!?うわ!ほんと!こんな恰好して、見てほしいんじゃない?」
キミは頭を洗うために足を肩幅に広げて腰を曲げている。
ゆえにケツを突き出して穴まで丸見えになっている。

「うーーむ。これではうまくいかんな……」
「行水止める?」
「いや、もうひとつ心当たりがある」
キミはそう言うとトイレに向かって歩いて行った。

「えー?まさかトイレの水道使うの?」
「なんか気持ち的に汚い気がするよねぇ?」
クスクス笑いながら女学生たちもついてくる。

「よし、ここなら水がある」
そう言ったキミはなんと男子トイレの個室に入って行った。

「え!?ちょっと!まじで!?」
「いやいや!水道ここにあんじゃん!」
女学生たちの声は届かないらしく、キミは個室の便器の溜め水で体を洗い始める。

「うーん。やはり風呂はいい……」
流れが悪いのか、水は小便で黄ばんでおり、うんこも便器にまだ残っている。

「顔も洗うか、ぶくぶくぶくぶく。ばはあぁ!フンッ!」
便器に顔を突っ込んだキミは、底についていた便が鼻についてしまっていた。

「あいつ顔洗うとかいって逆に汚してんじゃん!」
「やばい!まじでバカ!」
「あ、愛田さんからメール来た」
「え?なんて?」
「暇だったから妹と一緒に来るってさ」
「妹?どっちの?どっちにしろ妹さんにはトラウマ級の光景じゃない?」
「私もじゅうぶんトラウマ候補だけどねー」
「確かに、今日はご飯食べれないかも……」
「お、あれ愛田さんじゃん?」
「はっや。おーい!こっちこっち!」
そう言って友達をトイレに呼ぶ。
向こうから姉妹らしき二人が歩いてくる。

「おもしろいものってなんなの?」
「お!ちっさいほうの妹ちゃんかな?はじめましてー」
「はじめまして、アカネです」
「やっば、超可愛い!」
女学生たちが妹で遊ぶ中、姉らしき人物がトイレを覗きこむ。

「ここって男子トイレじゃないの?」
「いいから見て見て!」
「えぇ?あんまり妹に変なの見せたくないんだけど……」
ん?どっかでこの二人……。

「あ、アオイとアカネ……」
「へ?おじさん二人のこと知ってるの?」
「うわぁ!なにあれ!?変態!?」
「なになにー?」
「ちょっとアカネ!見ちゃだめ!」
「え?……キミおねーちゃん?」
「は?……え?」
「ぷはあ!さっぱりしたっ!フンッ!」
水浸しで出てきたキミと二人が出くわした。

「なんだお前ら!辛気臭い顔しよって!」
「へ?キ……キミ……なの?」
「妹の顔も忘れたか!」
「キミおねーちゃん?な、なに……してるの?」
「体が汚れたから行水してたんじゃ!お前らもするか!?」
「きゃああああああああ!」
「いやぁあああああ!」
二人が同時に叫んだ。
姉妹の変わり果てた姿に脳が拒絶反応を起こしたらしい。

「キミ!早く服を着なさい!」
「漢は黙ってフルチンだ!」
「キミおねーちゃん!やめてっ!服着てよっ!」
二人は自分の上着を脱いでキミに着せようとする。

「なんだっ!やめろっ!おいっ!」
「じっとしてなさい!お父さんに知られたらどうするの!?」
「キミおねーちゃん!お父さんに嫌われちゃうよ!?」
「うるさいと言ってるだろっ!はなせっ!」
「あ、あなたね!?あなたがキミにこんなことさせたの!?」
アオイがおじさんに詰め寄ってくる。

「わしの親友になにしとるんじゃーーー!」
キミはしがみついていたアカネを振り払い、アオイに駆け寄り腰を落とした。
次の瞬間アオイが振り返るよりも早く、アオイのケツの穴にカンチョーを食らわせた。

「ぐぎいいいい!」
同時にアオイが飛び跳ねて顔から床に倒れこむ。
アオイは捲れたスカートのことも気にせず、お尻を高く上げて手でおさえている。

「わしの親友に手を出そうとした罰じゃ!ほらっ!手をどけろっ!」
キミはアオイの手を払いのけ、白いレースのぱんつを脱がすと、今度は直接ケツの穴に向けてカンチョーした。

「ぐぎゃあああ!」
「こんなもんで許されると思うなよ!?連続千年殺しの刑じゃ!」
そして何度も何度もカンチョーを食らわせる。
その度にアオイは体を反らせてはぐったりしての繰り返し。
何度も叫びながら、トイレの床にキスし続けた。

「ぶぎいいい!ひぐっ!うううっぎういう!あがっ!いう!ゆるじでっ!ごめんざないっ!いぎゃああ!」
「ああ!?なんだって!?」
キミは第二関節まで入るようになった指をぐりぐり動かしながら聞く。

「ゆるじでぐだざいい!ごめんなざい!ごめんなざい!もうじまぜんがらぁああ!」
「じゃあカンチョーで逝けたら許してやろう」
「えぐうう!?ぐふっ!いぎゃああ!ぐひいい!」
そしてまたカンチョーを繰り返す。

「ちゃんと説明せんかっ!お前はなにで逝くんだ!?」
「うんごあなあ!うんごあなでいぎます!」
「何回でも言え!逝くまでだ!」
「うんごおおお!うんごあなああ!クソするあなでいぎまずうう!いぐううう!うんごあなぎもぢいいい!いぐううううううう!んごおおおおおううううっ!」
最後に顔を反り上げて、無様な逝き顔を晒しながらびくびく動いて逝き果てた。
指を引き抜くと腸がベロっと出てきてしまっていた。

「ふうっ。これに懲りたらもうおじさんに変な言いがかりはつけないことだな。おい、お前の糞で手が汚れた!」
「な!舐めまふっ!」
アオイは恐怖により完全にキミの支配下になっている。
自分のうんこまみれになった指を必死に咥えて奇麗にしていく。

「おい!アカネ!お前はどうなんだ!?」
「ひうっ!」
姉たちの惨状を見ながら震えていたアカネが涙を流し始める。

「わしはいつでも喧嘩上等!文句があるなら相手になるぞ!」
「はうううう!」
アカネはキミに詰め寄られて恐怖のあまりおしっこを漏らしてしまった。

「おい、これはなんだ?」
「ひいいいいい!」
キミの足にアカネの小便がかかっている。

「これは挑戦と受け取るが異存ないな?」
「ちがう!ちがうううう!」
「問答無用!その締まりの悪いまんこをぶっ壊してやる!」
言うが早いかキミはアカネのまんこ目掛けて足を振り切って蹴り飛ばした。

「ぐぎゃっ!」
すっ飛んだアカネは頭を壁にぶつける。

「これからが本番じゃあ!伸びてんじゃねえ!」
アカネの筋まんこに無理やり足の先をねじ入れようとする。
アカネはもう逃げる気力もないのか動かない。
後ろも壁のためぐいぐいと足の指が入っていく。

「なんじゃあ!情けない!親指一本しか入らんのか!」
「いだあああいいいい!」
「わしが拡張してやろう!感謝しろ!」
キミは掃除用具入れを開けると、中からモップを取り出した。

「まずはこれだな!」
モップの逆さに持ち、柄の部分をまんこにあてた。

「いやああ!やめて!やめてえええ!」
「フンッ!」
鼻息とともにモップを蹴り入れる。
アカネの筋まんこは無理やりこじ開けられて血を流した。

「いぎゃあぎゃやああああ!うぎいいい!うぎっ!うぎいいい!」
「処女破られたぐらいで発情した猿みたいな声を出すな!こんなのが妹だと思われたらわしが恥ずかしいわっ!」
そのままモップをぐりぐり動かす。

「ううううひいい!ひいいい!あううう!」
「これだけじゃ広がらんな!次はこれじゃ!」
モップを引き抜き、今度はたわしをまんこの前に置く。
そしてやはり躊躇なく足で押し込んでいった。

「いじゃあいいい!むりいい!はいらないいいい!」
「やってみんとわからんだろうが!」
「うぎいいいいいいい!あぎゃっ!」
最後に蹴り入れるとたわしの先がまんこに入ってしまった。

「ほおら、入るだろ?」
「いぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!」
「うるさいのー。フンッ!」
再度蹴り入れたわしは半分まで入り込んだ。

「ぬごっ!……」
アカネはその拍子に小便を垂らしながら失神した。
ごぽっとたわしが抜け落ちる。

「おいおい、もうギブアップか?じゃあわしに盾突いた罰として二度と妊娠どころか、まともにセックスも出来ないまんこにしてやろう」
キミは最後に自らの手をまんこの前に置く。

「まんこカンチョーじゃ。いくぞ?フンッ!」
両手を組んでカンチョースタイルにして、そのままアカネのまんこに突き入れる。
その手は指で終わることなく、手首まで入った。

「ぐううううぎいいいいいい!」
「おお、起きたか?じゃあ開くぞ?」
「ふぎっ!ふぎっ!ふぎっ!」
「フンッ!」
「ぬぼおおおお!いぎゅううううう!がああああ!」
恐らく子宮にまで指を入れられ、指を開かれたのだろう。

そのまま腕を引き抜いたが、もうアカネは反応さえしなかった。
口から泡を吹いて、白目になっている。

「フンッ!根性のないやつめ!恥を知れ!」
キミはアカネの髪を掴んでずるずると引きずる。
アオイのそばまで連れてくるとおじさんに話しかけた。

「さっきの接着剤を貸してくれ!」
「いいよおー」
接着剤を受け取るとアオイの脱腸したケツの穴の周辺にたっぷり塗り始めた。

「起きろ!」
アカネの顔を蹴り飛ばし無理やり起こす。

「はひぅ……。ふひい?」
「さあお前の大好きな姉ちゃんのケツの穴を咥えろ!」
「ひふうう?」
「口を開けろ!」
「はああ」
アカネもキミの言うことに絶対服従している。
口を開けたアカネの顔をアオイの尻と連結させる。

「よーっし!これでお前らは仲良く一つになれたぞ!?うれしいか!」
「うれひいいでふっ!アカネにうんこたべてもらひなはら、いきていひまふ!」
「もほーーー!」
二人とも必死にキミのご機嫌を取りにきている。

「よし!じゃあ記念撮影だ!おい!女!お前らだ!」
急に話しかけられてビクッとする女学生二人。

「記念撮影を頼む」
「は、はい!」
さっきまで恐怖と衝撃で腰が抜けていた二人だが、ご機嫌を損ねたら大変なことになると思いすぐに行動した。

「じゃあ、とっ!撮ります!」
「こっちも準備できました!」
キミは連結した二人をそのまま無理やり仰向けにして、二人の顔を片足ずつで踏みつけた。

「フンッ!」
そのままいい笑顔でピースをして撮影する。

「女!その写真をこの女の友達全員に送っておけ!罰だっ!」
「は、はいい!」
二人はごまかすこともせずすぐに言われたとおりに一斉送信した。

「よーし。じゃあそろそろいく?」
「フンッ!」
「次はいよいよ試験だよ。男性恐怖症が治ったか試してみようよ」
「なにをすればいい?」
「そうだなぁ、お?あそこでたむろしてるヤンキーたちを倒してくるってのはどう?」
「容易いわっ!」
キミがトイレを出ると同時に女学生二人がアオイとアカネに寄り添う。

「大丈夫っ!?」
「すぐに救急車を!」
「二人とも見捨てて逃げるんだよね?そんで、二人は早く帰って撮影した動画でも見ながらオナニーするんだよね?」
力を込めて言っておく。

「これ以上巻き込まれたくないし帰らない?」
「この動画見て早くオナニーしたいしね」
二人は急に熱が冷めたように帰って行った。
その光景をアオイとアカネは死んだ眼で見つめていた。


「にしても暇だなー?」
「まじそれー」
「最近ほんとやることないわー」
「お前学校どうすんの?停学もうとけたんじゃね?」
「もういいわーやめるーー」
「えー?じゃあ俺もやめよっかなぁー」
「お前はなから行ってねえじゃん!」
「うちの学校の試験落ちるとかどんな頭してんの?」
「ばっか!ちょっと名前ミスったんだよ!」
「名前書けてりゃ入れんのに、自分の名前ミスんなよ!」
「まじねえわー」
ぐだぐだしているヤンキーどもは全部で7人はいる。
しかもみんな無駄にいい体つきをしているうえに、年も大分離れている。

「おい!お前ら!」
「ああ?」
「はぁ!?」
「なんだこいつ?」
「ガキが裸でなにやってんの?」
「ちょっとなにこいつ?超おもしれえ!」
「写メいただきましたー!」
男たちはキミを囲み始めた。

「お前らに挑戦したい!わしと戦え!」
「なに?ヒーローごっこ?」
「こんなヒーロー未だかつて見た事ねえよ!」
「斬新だなっ!」
「なーにー?このガキしばいていいの?」
「ぐだぐだ言ってないでかかって、ごふっ!」
話の途中で一番体の大きい男がキミの顔面を殴った。

「お前なに俺らにため口聞いてんの?殺すぞ?」
「いっちょんかっこいー!」
「ガキ躊躇なく殴るとかなにものですか!?」
「うっせーなぁ。俺はなめられんのが嫌いなんだよ」
「おーい?だいじょうぶでちゅかー?」
「ぐひっ。うう!フンッ!まだまだだ!」
「お!?なかなか根性あんじゃん?」
「こいつクッセーな?」
「肥溜の臭いがすんぞ?」
「ちょっ!近づくな!」
今度は別の男が腹に蹴りを入れる。

「ひぐっ!」
「こっちくんなよ!」
よろけて向かった先の男が横っ腹を蹴る。

「ぬひいいっ!」
「まんこどーん!」
またよろけた先の男に松茸ごとまんこを蹴られる。
キミは遂にその場に倒れこんだ。

「お?もう終わり?」
「俺まだなんもしてないよー?」
「てかこいつちょっと感じてなかったか?」
「このキノコまんこに入ってんぞ?」
「なんだよガキかと思ったらただの痴女かよ!」
「おい!立てよ!」
男が無理やりキミを立たせる。

「お前の負けでいいか?」
「ううう……漢は潔く負けを認めるもの……わしの実力が足らんかったようだ……」
「なんか知んないけどお前の負けね?」
「じゃあ罰ゲーム開始ー!」
「お前負けたんだから俺らのおもちゃな?」
「あいわかった!ケジメはつけよう!」
「なんか無駄にかっこいいな!」
「だまされるな!よく考えろ!全然かっこよくない!」
「マジだっ!」
「じゃあ取りあえず定番のケツバットから始めるか?」
「お?千本ノックですか!?」
「なんとここに金属バットがあります!」
「腰骨折れんぞ!?」
「折りゃあいいじゃん?」
「あ、そっか」
「よーっし。じゃあお前そこで中腰になれ」
「ただやられるだけじゃ芸がないな?」
「お前のそのまんこについてるやつちんこと金玉なんだろ?」
「おう!その通りだ!」
「タメ口聞くなっ!」
「ごふっ!」
また体格のいい男に殴られた。
こいつどんだけタメ口嫌いなの?

「じゃあちんこしごきながら金玉も揉めよ!」
「おお!面白そう!」
「これは10万再生狙えるな!」
「殴られるたびに気持ちよさそうにしろよ?」
「てかおねだりしろっ!」
「はい!わかりました!」
「よし、ちゃんと敬語だな」
敬語なら優しいんだね。

「よーっし!じゃあ順番に殴ってくか!」
「おっれいっちばーん!」
「2ゲトー!」
「三番!」
「さっんばーん!」
「被ったからアウトー!」
「なに遊んでんだ!?」
「違うこと始めんなよ!」
「じゃあ行くぞ?かっとべーーー!」
ペシンッ!っといい音がしてキミの尻の肉が真っ赤に染まりながら揺れる。

「ぐひいいい!ケツバット気持ちいい!ちんこしこしことまんねーよーー!」
「おっし!風になれっ!」
「ぶひいいいい!もっとおお!もっとなぐってええ!タマタマもみもみきもちいいいい!」
「しっね!」
「ふっひゅ!ふひっ!ふひっ!もっとして!もっと!自分で自分の玉握って潰しますから!哀れなわしにケツバットください!」
「おっのぞみどっおり!」
「ばひゅうう!もう逝くううう!白いのでひゃううう!」
「お前白いの出ねえだろうがよ!」
「べひいいい!そうでひたあああ!潮吹いていきまふうう!」
「腰骨折れろっ!」
「まぎいいい!いぐうう!いがぜろおおお!」
「タメ口聞くなって!言ってんだろうが!」
「がひいい!いぐぐぐぐぐぐうううう!ぶひっ!」
キミは最後の一発で前のめりに倒れながら逝ってしまった。
顔から地面に倒れたキミはしばらく肩呼吸を続けて余韻を楽しんでいる。

「はっは!お前結構丈夫だな?」
「俺でも一発喰らったら倒れるかも!」
「まあ多少手加減してたけどすげえわ」
「いっちょんは本気だったけどな」
「タメ口だけは……許さない……」
「いっちょんの過去になにが……?」
「次なにするー?」
「てかこいつ生きてんの?」
「おーい?起きろ!」
また無理やり起こされる。

「ぐひい!ぐひひっ!」
「こいつ笑ってんぞ?」
「まだまだ余裕だな?」
「でもまあ休憩にするか?」
「お前妹いるもんな、やっぱちょっと心痛むか?」
「いや、俺が疲れた。休むの俺らな?」
「そうこなくっちゃ!」
「じゃあなんか芸させるか?」
「じゃあ阿波踊りな!」
「いっちょんは徳島出身だもんな」
「いっちょんここにきてイキイキし始めたな」
「お前出来る?阿波踊り」
「た、たぶん出来ます!」
「まあそれっぽくやりゃあいいよ」
「俺達休んどくから」
「じゃあスタート!」
「いっちょんは元気だね?」
キミは両手を上にあげるとフラフラしながら口ずさみ始めた。

「ちゃんちゃちゃんちゃ!ちゃんちゃちゃんちゃ!ちゃんちゃちゃんちゃちゃん!」
「ほいっ!」
「俺、いっちょんがたまにわからなくなる時がある」
腰をヘコヘコしながら阿波踊りを踊るキミ。

「ちがう!もっと腰を入れるんだ!」
「ぎひいい!はいいい!」
いっちょんとやらに殴られながらも指導されるうちに、なぜかとてもきれいな踊りになっていた。


「うおお!ちょっと目離したすきに上達してやがる!」
「いっちょん!趣旨が違う!たぶん趣旨が違うんだ!」
「いいぞ!もっと!故郷の匂いを感じながら踊るんだ!」
「あんなに生き生きしたいっちょん始めて見たよ」
「寂しかったんだね」

「ちゃんちゃちゃんちゃちゃん!ほいっ!」
最後に決めた時にはいっちょんも一緒に踊っていた。

「ってなんなんだよ!」
「さぼってた俺らが悪いのか!?」
「ちきしょー!入っていけねえ!」
「あそこだけなんか祭りの後みたいな空気になってやがる!」
「よしよし、良く出来た!最後のポーズはなかなか様になってたぞ!」
「ああ!ありがとう!わしもなかなか楽しめたぞ!ごひうう!」
「だから敬語使えって言ってんだろうが!」
「あ、よかった。戻ったみたいだわ」
「二人とも馬鹿でよかった」
「おーい、次なにするー?」
「ああ!?なんでもいい!こいつボコボコにすんぞ!」
「いっちゃんはあとでカウンセリング受けようね?」
その後もキミは夜遅くまで男たちのおもちゃにされた。

「あーー!ネタ切れ!」
「たいていやらしたな!」
「最後どうする?」
「んーじゃあ自首させるってのはどう?」
「ん?どういうこと?」
「交番行ってバカなことやらせんの!」
「面白そう!」
「おい!お前わかってんだろうな!絶対俺らのこと言うなよ!?」
「ひゃああい!わああかってまーふ!」
いろいろされすぎてキミはボロボロになっている。

「なにさせる?」
「こいつ漢がどうとか言ってるよな?」
「そうだな?で?」
「いやな、俺らもいい年してこいつみたいなガキを弄んだわけじゃんか?」
「おい!今更一人いい人ぶるなよ!?」
「ちっがうよ?でも事実だろ?だから最後ぐらいこいつに恰好いいことやらせてやろうぜ!」
「なるほど!じゃあどんなんがいい?」
「相撲だ!」
「あ、いっちょんのスイッチ入った」
「漢なら相撲だろ!?」
「そうなの?」
「俺知んないよ?」
「交番行って警察の前でお前の四股を見せてやれ!漢を磨いてこい!」
「はひいい!」
「あ、もう行っちゃった」
「追いかける?」
「もういいんじゃね?疲れたわ」
「いっちゃんもいいの?」
「ああ!漢の別れに!涙はいらないぜよ!」
「ちょっ!いっちょん泣いてるよ!?」
「そんな絆が出来てたの!?」
「俺これからはいっちょんにもっと優しくなるよ……」
「今日は朝まで一緒にいような?」
「ああ!お前ら!夕日に向かって走るぞ!」
「疲れるから嫌だ」

その後キミは焦点の合わない眼で公園の近くの交番に行った。
そして勢いよく扉を開けると、ガニ股になって四股を踏んだ。
「フンッ!」
「……へ?」
「うわー今日帰れなさそー」
温度差がすごいことになっていた。


「とりあえずもうすぐ家の人が来るから大人しくしてて!」
「フンッ!フンッ!」
「なぜこの子はこうも頑なに四股を踏み続けるのか?」
「もう!せめて服は着てくれ!」
「せんぱーい、今日俺デートなんすけどぉ?」
「おっまえ!この状況で俺一人残して帰ったら一生恨むからな!」
「もーー!早く親こいよー!」
すると扉が開く音がした。

「お!来たか!?」
「俺ちょっと見てきます」
さすがに奥の部屋で待機させていたので、来客者を確認するために応対スペースに戻る警官。

「す!すみません!うちのキミがここにいると聞いたんですが!?」
やって来たのは40代半ばの太った男だった。
ぱっと見は優しそうなやつである。

「ああ、愛田さんですね?」
「はい!うちの娘はどこに!?」
「奥にいます」
そこからは事務的だった。
ひたすら男が頭を下げて、四股を踏み続けるキミを無理やり車に押し込んで帰って行った。
ちなみにおじさんは一部始終を空気となって観察した後、一緒に車に乗り込んだ。

「おい!キミ!お前なに考えてんだ!俺に恥をかかせたつもりかっ!?頭おかしい恰好しやがって!ついに壊れたか!」
「キミは元に戻ったよ」
おじさんはキミの耳元で力を込めてささやく。

「っ!ああぁぁぁ。あの……えっと……ごめんなさい……」
「お前は俺の所有物なんだ!わかってんのか!おい!?勝手なことするな!そういうことがやりたいなら好きなだけやらせてやるよ!人生終わるぐらいにな!でも準備がいるんだよ!ったく!」
男はひどく機嫌が悪い。
さっきの警察との応対とはまったく別人だ。

「お前には罰を与えなきゃなあ!?ああ!?わかってんのか!?ただじゃ済まさねえぞ!?」
「はいい!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「いいかげんにしてよ?」
「えっ!?」
男が急に振りかえる。
運転中は危ないから前向いててほしいな。

「お!お前誰だ!?どうやってここに!?」
「ちょっと黙ろう」
力を込める。

「公園寄ってくんない?お前の愛しい娘があと二人そこに転がってるから」
男は黙って公園に向かった。

公衆便所にたどり着いた男は、おじさんが無言で男子トイレを指差すと走っていった。
あとから入ったキミは思ったより重症な二人を見て息をのんだ。

「ああ、ホームレスに犯られちゃったか」
アオイとアカネは繋がったまま精液でべちょべちょになっていた。
穴という穴を犯されたのだろう。
揺さぶっても返事はない。
せめてもの救いは、アオイのケツの穴とアカネの口は繋がっているため犯されてないことぐらいか。

「しゃべれるよ?」
力を込めてそう言うと男はぼそぼそっとしゃべり始める。

「なにをした?俺の娘に……なにをした?」
「その子らはおもちゃでしょ?」
「この二人は違う!この子らは俺の本当の娘だ!」
「……え?」
「アオイとアカネはオレが昔あの女とつくった子供だ!」
「へえそうなんだ。だからキミだけにエッチなことすんだね?」
「そうだ!そいつはあの女が本当の旦那とつくった子供だからな!」
「どういう……こと?」
「お前の母親はずっと俺と不倫してたんだよ!旦那とセックスする時は避妊させてた!アオイとアカネは正真正銘俺の子だ!でもな!お前は違う!あの女は俺を裏切ったんだ!お前も俺の子だと信じていたのに!あいつ嘘ついてたんだ!だから壊してやった!あの男を殺して!あの女から子供を奪ってやった!」
「ちょっと待って!お母さんは私たちを売ってどっかで楽しく暮らしてるって!」
「死んだよ?自殺した」
「へ?」
「お前の調教具合を逐一画像付きで送ってたからな。自分のせいだって遺書書いて死んだよ?全部隠ぺいしたけどな!はーーーはっはっは!」
男は狂ったように笑い出す。

「アオイとアカネの接着剤はもうとれたよ。自分で起きられるでしょ?」
力を込めて言う。
二人がのそっと起きてくる。

「二人とも知ってたの!?」
「キミ……」
「キミおねーちゃん……」
「ひどい!二人でずっと私を笑ってたんだ!自分たちだけ愛されて!私がどんな目に逢ってるかも知らないで!」
「二人はそれも知ってたんじゃないかな?」
おじさんの言葉にハッとする二人。

「でも一つ勘違いしてたみたいだね」
「え?どういう?」
「二人ともキミが好きでやってると思ってたんでしょ?」
「だって、キミはお父さんのことが好きで……」
「毎晩お部屋に行ってエッチなことしてたし……」
「知って……たの?」
「血が繋がってないから!もしかしたらこの恋はうまくいくかもって!」
「二人で見守ってあげようって約束したの!」
「なに……言ってるの?」
父親さえ知らなかったことらしく、血が繋がっていない親子は二人でぽかんとしている。

「さあ、裁きの時間を始めようか?」
おじさんはニヤニヤしながら四人に詰め寄る。

「お前の罪はキミを苦しめたこと」
「お!お前には関係ないだろ!」
「罰としてキミは開放してもらう」
「えっ!?お、おじさん!」
「おじさんだってたまには約束守るよ?」
「お前にそんな権利はないだろう!こっちには腐るほどこいつを脅す材料があるんだ!」
「黙れ。お前はキミを開放する。そして我が子のように可愛がる」
おじさんの力が男の脳を変えていく。

「あ、ああ。悪かったなキミ……。許してくれとは言わないが、これからは少しでもキミが幸せになれるように協力させて欲しい……」
「あ、ああああ。ああああああ!」
キミは感極まって泣いてしまったようだ。

「今まで辛かったよね?でももう大丈夫。キミは幸せになっていいんだよ?」
「おじさんっ!おじさん!ありがどう!」
「じゃあ次だね」
「へ?」
「まだ罪を償わなければならない人がいるでしょ?」
「ま、まさか……。いいの!おじさん!二人は知らなかっただけなの!」
「いや、駄目だ。アオイとアカネの罪は関係を知っていたのに助けなかったこと」

標的が自分に移ったと知って慌て出す二人。
「だって!知らなかったの!」
「嫌々だったなんて思わなかったよ!?」
「今知った……。さっきまでそれは罪じゃなかったけど、今二人は気づいた。だから罰が必要だね?」
「いや……いやああ!」
「これ以上なにかされるのはいやああ!たすけてえええ!」
「ねえ、おもちゃがいなくなって寂しいでしょ?」
「え?お、俺……か?」
「そう。だから二人をあげるよ。キミはもうおじさんのものだけど、アオイとアカネはあんたにあげる」
「え?どういうこと?」
キミが話についていけずにキョロキョロしている。

「これからはキミの代わりにアオイとアカネで遊ぶといいよ」
「バカ言え!それは確かに!二人を使うこともあったが!実の親子だぞ!直接手を出せるわけ!」
「やれよ?あんたはアオイとアカネを、キミにしたようにおもちゃにする」
力を込めた言葉が男を支配する。

「ああ、これからは俺はお前らの親じゃない。お前らは俺のおもちゃだ、所有物だ」
「アオイとアカネは心の底から嫌だけど、身体は言うことをきかない。いつまでもいつまでも、あの男の言いなりになって弄ばれる」
「あああああ!いやあああ!」
「おとうさん?うそだよね!?ねえ!」
キミは歓喜と絶望が同時に訪れて、脳がストップしているようだ。

「キミ?キミはどう思う?この場合キミに罪はあるのかなぁ?」
「へぇ?はははっ!なに言ってんの?私には幸せになる権利がある。こいつらは勝手に自分で罪を作って、それを償ってるだけでしょ?だから、私に罪なんてないよ!?これから先も!ずーっとね!?」
「うん、だから忘れさせてあげるよ。キミの罪を本当に消すために」
「どういうこと?」
「キミが三人の関係を知っていることに、もう誰も気付けない。わかったらもう三人は帰っていいよ?楽しんできてね」
力を込める。

「おじさん……」
「キミはもう悩まなくていいよ?」
「うん……いい気味だね!」
「ははっ!そうだねっ!」
「あのサイト見るのが楽しみになってきた!どんなのアップされるかなぁ!」
「おいおい。いくらばれないからって三人の前では普通に装うんだよ?」
「あったりまえじゃん!?そのほうがおもしろいしね!」
キャハキャハ笑いながら二人でゆっくり帰って行った。

本当は漢にしてあげたかったんだけど、女の腐ったようなやつになっちゃったね。
しっぱいしっぱい。
[ 2012/12/04 15:20 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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