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なんでも催眠1

新しいタイプの小説をアップします。
なお、この小説と後に続く動画とは、なんの関係もございません。
もちろん小説の内容はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
なんとなく後に動画引っ付けただけです。
気まぐれです。
では本編は【続きを読む】からどうぞ!





なにが悪かったんだろう……。

ぼーっとする頭で考える。
答えは出ない。
わかっている。
運が悪かった。
そういうことだろう……。


大学の授業も終わり、今日はこの後予定もない。
明日も休みだし、ちょっと買い物でもしてから、ゆっくり家に帰ろうと街をぶらつく。

大学生活も三年目、来年からは就職活動が始まる。
そうなったら今みたいに遊べないんだろうなぁ。

突き合っている一つ上の彼氏は、目下就職活動中。
忙しいながらも私のことを気にかけてくれる。
もぅ……たまには泣きごと言ってくれてもいいのに。

いつでも格好いいあの人は私の自慢だ。
どんなに疲れていても私と遊んでくれるし、就職活動もあんまりうまくいって無いみたいなのに、明るく接してくれる。

プレゼント……なんかいいのあるかな?
あの人のことを考えていたら、いてもたってもいられなくなった。
突然あげたらビックリするだろうな!

悪戯っぽい顔をしてたら、通りすがりの人に怪訝な目を向けられた。
いけない、いけない。

ちょっと無理して買った白いワンピースは、お嬢様っぽくて気にいっている。
私の家は正直ちょっとお金持ちなんだけど、別に私が多くお小遣いを貰ってるわけでもないし、節約は大切だ。
プレゼントを探すついでに、お気に入りの服に似合う帽子を物色していると、ガラの悪そうな人が喚いているのが目に入る。

「われぇ!どこに目つけとんねん!」
「ひいい!す!すいません!」
「兄貴いい!肩大丈夫ですか!?」
「う!こらあかん!折れてるわ……」
「う!嘘だ!あんなぐらいで!」
「ああ!?兄貴が折れてるって言ってんだろうが!」
「なんか文句あんのか!?おら!」
関わらない方がいい。
わかってはいたが、チクリと胸に刺さるものがある。
大好きなあの人、正志の口癖。

「困っている人を放っておけない」
頭の中に正志の笑顔と共に声が聞こえた気がした。
いかなきゃ。
思った時には身体が動いていた。

「ちょっと!待って下さい!」
「ああ!?なんや姉ちゃん!?」
「こいつの連れか!?」
「ち、違います……」
「ほなどいといてぇ」
「あ!あの!酷いと思います!」
「なにがや!腕折られたんはワシの方やがな!」
「そんなの嘘です!私見てました!」
こっちも嘘だ。
当たる所は見ていない。

「ほなわかるやろ!?こいつが当たって来たんや!」
「あんなので折れません!」
「なんやこいつ!ごちゃごちゃ言いよって!」
「そんなに言うなら警察にちゃんと説明してください!もう呼んでますから!」
「なっ!」
「兄貴……」
「おう、行くでぇ」
そう言った二人はすごすごと帰って行った。

「あ!ありがとうございます!」
「いえ、いいんですよ」
絡まれていた男性は心底ほっとしたような顔で帰って行った。

私はいいことをした快感に酔いしれながら、未だ震える身体を落ち付かせていた。
そこを隠れて見ていた二人に気付くこともなく。


私の家は郊外にある。
ちょっと広めのお家だが、両親は今長期の海外旅行中でいない。
広い家に一人でいるのは不安なので、家に帰った私はすぐに正志に電話をした。

「へぇ?そんなことがあったんだ」
「そうなの!見せたかったな!私の雄姿!」
「ははっ!あんま無茶すんなよ?まりなは女の子なんだから」
「わかってるって!あ、そうだ!この前言ってたのどうなった?」
「ああ、落ちたみたいだな……」
「あ……ごめん……」
「いいんだよ!他にもいっぱい会社はあるんだし!」
「そう……私に出来ることってないかな?」
「まりなは俺の傍で笑っててくれればそれでいいよ」
「正志……」
二人の時間を楽しんでいる時。
私は自分に忍び寄る陰に気付くことは無かった。
この時家の外で、電話の内容が盗聴されていたのだ……。

次の日、ポストの中にチラシが入っていた。
そこには人生相談所の文字。

「人生相談所?なになに?」
『悩みを持つあなた、相談してみませんか?』
なんか怪しいけど、隅っこに私でも知ってる有名な会社のロゴが入っていた。

「へぇ?あそこの系列なんだ?人生相談ねぇ」
裏にはもっと詳しく色々書いてあった。

「あ、自分のことじゃ無くてもいいんだ……」
浮かんだのは正志のこと。
一緒に行けたらいいけど、私だけ話を聞いても意味あるのかな?

「お、初回無料じゃん……」
私が話を聞いてみて、よかったら正志に紹介すればいいんじゃない?
正志も初回は無料だし。

「行ってみるか……」
今日は休みだし、場所も近いし行ってみることにした。
この時正志に連絡してれば、もう少し違う未来もあっただろうに……。

「ここ……なの?」
そこは思ってたよりボロいビルだった。
あそこの系列ならもうちょっとしっかりした所だと思ったのに……。
やめとこうかな……。
そう思ったところで、声をかけられた。

「あ、そのチラシ。ウチのですよね?」
「え?ああ、はい?」
人の良さそうな笑みを浮かべるその人は、年も若くて清潔感のある、なんていうか、まぁ、イケメンだった。

「よかったぁ!ウチお客少なくて!どうぞどうぞ!いやぁ!ほんとよかった!もうすぐクビになるんじゃ!って思ってたくらいですから!」
「ああ、え?」
矢継ぎ早に話され、半ば強引にビルに連れ込まれる。
でもまぁ、いいか。
なんかいい人っぽいし。


「じゃあまず自己紹介から!」
「は、はい……」
「僕の名前は木田陽一!27歳です!本職は占い師なんですけど、昼間はこうやって人生相談とかしてます!若いもんになにがわかるんだ!とか言われることもあるけど、心理学とかその他諸々、結構真面目に勉強してるので、まぁ気晴らしだと思ってしゃべっちゃって下さい!非主義務はしっかり守りますんで!」
あ、この人の自己紹介なんだ。
自分がするんだと思ってたからつい笑ってしまった。

「え!?なんか変なこと言った!?あれ!?うわぁーー!ちょっとタンマ!もう一回やり直し!」
人生相談って言うから、もっと重い雰囲気だと思ってたけど、違ったみたい。
部屋もすっきりしてるし、さっきからなんかいい匂いもする。
かかってるBGMも落ち付く感じで、自分の部屋にいる時みたいにリラックスできる。

「すいません、笑っちゃって。私は村西まりなです。悩みがあるんですけど聞いてもらえますか?」
心を許した私は、色々悩んでいることを話した。
最近彼の就職活動がうまくいって無いこと、それでなにも出来ない自分がいること。
全て……。


「じゃあまずは占いしてみます?」
「占い?ですか?」
「さっきも言ったけど、僕本職は占い師なんですよ!」
「いいんですか?」
「特別サービス!じゃあこの水晶玉見てくださぁーい!」
突然出された水晶玉を覗きこむ。

「なんか見えません?中に」
「え?いや、なにも……」
「ほら、見えてきた……」
「あ、ほんとうだ……」
水晶の中を小さな蝶が飛んでいる。
それが右を行ったり左を行ったりしている。

「目を反らさないで、蝶の動きに集中して?」
彼の言葉が頭を支配する。
だんだんボーっとしてきた。

「なにも考えないでいい。そう、ゆーっくりと目を閉じる」
言われた通りに瞼が重くなっていく。

「あなたはもうなにも考えられない」
あれ?私……なに?

「僕の言葉だけを聞く」
この声……好き……。

「君は自分が誰かわかるかい?」
「……わからない」
「じゃあ教えてあげるよ」
教えて?私は誰?

「君はAV女優だ」
「私は……AV女優……」
「セックスするのが快感。頭がおかしいぐらいに感じてしまう。その快感を得るためならなんでもする」
「セックス……したい……」
そうか、私はAV女優だった。
早くセックスがしたい……。


「今から監督がやってくる。その人の指示に君は抗えない。なんでも言うことを聞く」
「はい……」
ドアが開いて誰か入って来た。
監督?

「終わったか?」
「ああ、これでこいつは兄貴の言いなりですよ?」
「ほんまお前は凄いわ!天才か!」
「へへっ!報酬はたんまりお願いしますよ!?」
「わかっとる!こいつ働かせた金から流したるさかい、待っときい!」
あれ?この人……昨日のガラの悪い……。

「おい姉ちゃん!まりなとか言ったか?ついてこいや!」
「はい……」
この人が監督さんだったんだ……。
あ、胸揉まれてる……。
正志にしか触らせたこと無いのに……。

気付いた時には自分の家に帰ってきていた。
なんで知ってるの?

「ほな鍵開けて入りまひょか?へへっ!」
言われた通り鍵を開ける。
外で待機していた撮影スタッフもなだれ込んできた。

「ええ家やな!ここで撮影しよや!」
「兄貴!こいつの部屋行ってえですか!?」
「おう!漁ってこい!目ぼしいもんあったらパクッてこいよ!?」
我が物顔でくつろぐ男たち。
家の中が荒らされていく。

「今日の撮影は淫乱なお前の全てを撮らせて貰う」
「はい……私は淫乱です……」
「男のちんぽが大好きなんやんな?」
「はい、ちんぽ……大好きです」
「馬鹿みたいな顔して白目向いて、男を貪るのが大好きなんやんな?」
「はい、私はド変態淫乱女ですから」
だんだん頭がはっきりしてきた。
そうだ、私は変態女だった。

「自分のぱんつの臭いで興奮するんやろ?」
「はい!早く臭いぱんつ嗅ぎたいです!」
「目につくものは全部オナニーの道具にするんやんな?」
「どんな物でもオナニーに使います!ああ!おまんこ濡れてきた!」
「こいつ、わかるか?」
「あ、昨日会いました」
「俺の子分や。こいつのことどう思う?」
「弱いものイジメしてて格好悪い人だと思います。嫌いです!」
「でもちんぽついてるで?」
「じゃあ好き!ちんぽ好き!」
「よかったな!」
「へい!後でゆっくりフェラしてもらいます!俺こう言う気の強い女に責められるのが好きで!」
「へへっ!たっぷり撮って収録してやるわ!」
こうして撮影が始まった。


洗濯せずに放っておいた、昨日の白いワンピースを着るよう指示された。
昨日買った帽子もセットだ。

私のベッドに男が横になる。
もう我慢できない!
撮影がスタートした瞬間、頭の中でなにかが弾けた。

胸を揉まれ、服を脱がされ、いいように男に弄ばれる。
男の逞しいちんぽを馬鹿みたいな顔でしゃぶる。

ピンクの下着を脱いで顔に被る。
まん汁の臭いが頭を支配する。
興奮が止まらない。

男の身体を舐めまわしご奉仕する。
嫌いだったこの男は、今や私の大切なちんぽだ。
跨ってちんぽをいれて、自分のぱんつを咥えながら腰を動かす。
気持ちいい!
白目になって何度も逝った。

別室に連れていかれ、家中から集められたものに囲まれる。
タワシやハンガーなど、日常生活の中に普通に存在するもの。
それでも私は全てをオナニーの道具に出来る。

夢中でカメラに向かって痴態を見せつける。
恥ずかしい!
でも気持ちいい!

また白目で何度も逝った後、下着を着替えて伊達メガネをかけて別室に行く。
そこにはまたあの男がいた。
壁に拘束されて動けないようだ。
私は男の身体を貪るように舐めまわす。
ちんぽをしゃぶりながら、自分の身体を弄りまわす。

美味しい!
こんなに美味しいちんぽ初めて食べた!
正志のちんぽなんて比べ物にもならない!
チンカスたっぷりのちんぽが綺麗になるまで舐めまわした。

その後トイレでオナニーしてから、何度も抱いてもらった。
不意に正志の顔がチラついたが、ちんぽの気持ちよさがすぐに頭を塗り替えた。
大きな声で喘いで、男のちんぽを求めた。

気がついた時、撮影は終わっていた。

「お疲れさん」
監督が飲みかけの缶コーヒーを私の前に置く。
その中に精子を入れる。

「これが今日のお前の報酬や。これに懲りたら、つまらん正義の味方ごっこなんてもうせんことやな」
監督の声が遠く聞こえる。
荒らされてめぼしいものを全部盗まれた家の中で、私はしばらく茫然としていた。

だんだん頭がすっきりしてきて、全てを思い出した。
自分が誰か?
なんでそんなことがわからなかったの?
AV女優?なにそれ?

自分がしてしまったことの取り返しのつかなさに絶望しながら、また濡れ始めた股間に手を当てる。
変えられたんだ……。
直感した、もう私の身体は元には戻らないだろう。

正志に別れようとメールし、携帯を水に浸けて壊した。
もう……あの頃には戻れない……。
全てを忘れたくて、オナニーを続けた。

きっと私はまた明日あそこに行くだろう。
あの、人生相談所に……。

[ 2013/01/18 10:48 ] AV小説 | TB(0) | CM(0)

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