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ダウト!12

リクエスト小説の十二話目です!
遂に運動会!
みんなが書けて嬉しいです!
本編は【続きを読む】からどうぞ!





人間一人では生きられない。
使い古されたフレーズだが本当である。
誰の力も借りずに生きるのは現代社会では不可能に近い。

でもそういうことが言いたいんじゃないだろう。
助け合って生きていく。
そういうことだ。

でもこういう考え方もあるんじゃない?
人間一人ではつまらない。
そう、みんなで集まった方が楽しいに決まってるよね?

どうせ一人では生きられないなら、みんなで楽しく生きていこうってこと。
おじさんがなにを言いたいのかわかるかなぁ?

「つまりね……なんで呼んでくれなかったのってことさ……」
「いつまでしょげてんだよおじさん!」
「ごめんね!?キミ、自分から誘うの恥ずかしくって!どうせ誰か誘うと思ってたから!」
「まぁ、原則父兄以外の観覧は禁止なので、先生は来られませんでしたが」
「済んだことでウジウジ言いなや。それより明日なにする?」
「どうせやしみんなで遊ぼうやぁ」
「待って、もうおじさんの話は終わりですか?」
おじさんがしょげているのも無理はない。
今日放課後みんなと遊ぼうと思って学校に来たら、なんと運動会が終わったところだったんだ……。

「委員長、片づけもあらかた終わったので、後は自由解散らしいですよ」
「あらカリンさん、ありがとう」
「おや?師匠、見えなかったので来てないのかと思ったのですが、やはりいらっしゃったのですね?」
「今来たんだよ……」
「あぁー!おじさんがいるぅー!」
「なんだよ!来てたんなら挨拶ぐらい来いよな!」
いつものみんなが集まってきた。
みんな体操服にいっぱい汗を掻いて美味しそうなんだけど……。
今は寂しさの方が勝っている。

「あれ?じいや?なにしてるんですか?」
「ああ、イチゴ……」
「じいや?イチゴさんも先生の毒牙にかかったんですか?」
「毒牙……酷い言いようですが否定はしませんね」
「おお!じゃあイチゴも仲間か!」
「一緒にしないでください……」
「そんなこと言いなやぁ。仲良おしよなぁ?」
「うぅ?イチゴちゃんもミーナとともだちぃ?」
「あう……二人してそんな目でこちらを見ないで……。わかったわよ、もう……」
イチゴもあの一件があって丸くなったようだ。
よかったよかった。

「ってよくないよぉ……」
「もう、じゃあどうしたいんですか?」
「そうだぜ!?終わっちゃったもんはどうしょうもねーだろうが!」
「ハゲの言うとおりです」
「ハゲ言うな!」
みんながいつものように楽しそうに話しているだけで、疎外感を感じる今日この頃。

「……明日は普通に休みなんだよね?」
「そうだよ!お休み!マリサ動物園行くの!」
「マリサちゃんはいっつも動物園いるのぉ」
「もう半分住んでるよな」
「みんな明日の予定はキャンセルね?」
「は?」
みんながポカンとしているが、力を使ったので強制です。
これぐらいの我が儘はゆるして欲しい。

「で、明日はおじさんと遊んでね」
「なんでだよ!私は姉ちゃんと遊ぶ約束してたのに!」
「私も塾があるんですが……」
それぞれがぶつくさ言うものの集まってはくれるだろう。
力使ったし。

さぁ、しょげてばかりもいられない!
帰って計画を練らねば!

「じゃあおじさんも今日は大人しく帰ります。みんな気をつけてねぇ」
「え?もう帰んの?」
「珍しいですね?」
「えぇ?今日は遊ばんのぉ?」
「まぁ私も疲れたしな!今日は大人しく帰るか?」
「あ!おじさん!待ってよぉ!キミ今日はおじさんとこ泊まる!」
「泊めません。家族ともそんなに険悪じゃないんでしょ?」
「それとこれとは別!ねぇ?いいでしょ?」
「だぁめ。今日は帰ってやることできたしね」
みんなを振り切って帰路につく。
後ろの喧騒が心を抉るが、耐えるんだ……。
明日は楽しい一日になるだろうし。


「というわけで集まってもらったわけですが」
「お天気になってよかったですねぇ!」
無言で学校の校庭に座るみんな。
なんとなく今から始まることが予想できているのだろう。
呆れた顔でこちらを見ている。

「とりあえず、質問いいですか?先生?」
「「なに?」」
二人同時に返事する。

「いや、あのぉ。ゆかり先生じゃなくて。ってどっちでもいいんですが、あの……」
サヤカが混乱しているのはおじさんの隣にいる人のことであろう。
おじさんの隣には、ジャージを着た三組担任のゆかり先生がニコニコしている。

「委員長ちゃんどうしたの?なにか質問かな?」
「多分みんな思ってると思うんですが、なぜゆかり先生がここに?」
「え?……呼ばれたから?」
呼ばれたら来ちゃうんだぁ。という残念なものを見る目で生徒たちが先生を見つめる。

「先生は今日の放送担当だよ。実況もやってもらうからね」
「任せといてね!先生はりきっちゃうわよ!」
テンション高めの大人二人をしり目に子どもたちはすでにうんざりしている。
それはそうだろう。
みんなは今体操服に身を包んでいる。
いつもの短パンではなくおじさん支給のブルマだが、この格好で今日呼ばれたのなら恐らく今から始まるであろうことは予想できる。

「じゃあさっそく運動会を始めましょう!」
ゆかり先生が大きな声で開会を宣言すると、みんなやっぱりなという顔になる。

「なんでだよ!昨日やっただろうが!」
「なにが悲しくて二日連続で運動会をしなきゃらならいんですか?私塾があったんですが?」
「オレ運動会好きだからいいけどよぉ?れんちゃんはきついかな?結構身体にきてるからな」
「ミーナもぅ一生分動きましたんでぇ、帰りますねぇ?」
口々に文句を言われる。
するとカリンが見かねて援護してくれた。

「私は別にいいですよ?修行と思えばなんてことありません。師匠の運動会ならなにかと得るものも多そうですし」
「私も!動物園行きたかったけど、これはこれで楽しそう!」
「ウチもいいで!ええやんか!二回も出来るなんかなかなかないで!?」
「ナッツがええ言うんやったら、ユキも別に異論は無いなぁ」
「キミはおじさんといられるならなんでもいいよ!」
「はぁーい、他の子もこの子たちを見習うようにぃ」
おじさんがそう言って反対派をなだめている間に、ゆかり先生が今日のしおりを配り始めた。

「なんだ意外にちゃんとしてるな?」
「昨日早く帰ったのはこれを作る為ですか……」
「ハブられたのが相当堪えたんだな」
反対派もおじさんの意欲にやる気になってくれたようだ。
同情的な雰囲気がするのは気のせいだろう。


「ではまずは選手宣誓です!おじさん!どうぞ!」
ゆかり先生が促すと、おじさんは壇上に上がる。

「宣誓!この子達は!いかなることも当たり前と受け取り!どんなことでも楽しんでやることを誓います!」
お前が誓うのかよ。という目がこちらに刺さっているが、力を使ったおじさんの言葉はみんなを縛る。


「初めに、準備体操を行います!みんな!その場に立って距離を取ってぇ!」
みんなは先生の指示通りに広がる。

「じゃあしおりと一緒に渡したタオルを持ってねぇ!」
「あ、これ使うんだ」
「粗品かなんかかと思ってた」
「じゃあ先生の真似してねぇ!」
そう言うと先生はジャージを脱いだ。
下からはみんなと同じ体操服が出てくる。
胸は必要以上に強調されて、『ゆかり』と書かれた名札が歪んでいる。
下も同じでブルマだが、コスプレ感が半端ない。
みんなの冷ややかな目にも負けずに、体操が始まる。

「いち!に!いち!に!」
先生は壇上の上でタオルを股の下に入れて前後に擦っている。

「手を動かすんじゃなくて!腰を振るのよ!?わかったぁ!?」
先生はいつものニコニコした顔のまま腰を振っている。

「いぃち!にぃぃ!あんっ!」
徐々にその顔が艶美になっていくと、どこからともなく声が聞こえた。

「いいぞぉ!ねぇちゃん!もっと腰振れぇ!」
「幼女がお股ゴシゴシしてるぅ!もええええ!」
周りにはいつの間にか観客がずらっと揃っていた。
おじさんがマイクでお知らせする。

「観客の方々は、今日の運動会の公式スポンサーの商店街の方々です」
「スポンサーいるの!?」
タオルでオナニーしながらキミが叫んだ。

「じゃあみんな!座ってぇー!ブルマとぱんつをずらしてまんこを出してみて!」
先生に合わせてM字開脚で座ると、ブルマとぱんつを横にずらしてまんこを露出する。

「幼女の集団露出キタァーー!」
「今日この日の為に新しい一眼レフ新調しましたからね!」
「おお!八百屋の若いの!気合入ってんな!」
観客もヒートアップしている。

「いち!に!いち!に!」
先生は掛け声と共にまんこを開いたり閉じたりしている。
何人かの観客は先生を撮っているが、ほとんどは子どもたちを撮っている。
あの商店街、なかなかの兵だな。

みんなのまんこがヌルヌルしてきた。
それでも表情がまだ固いようだ。

「みんな楽しいから笑顔になってるねぇ」
おじさんが力を使ってそう言うと、みんな笑顔でまんこをクパクパし始めた。

「シャッターチャンスですぞおおお!」
「幼女が笑顔でおまんこクパああああ!」
「もう明日店が潰れてもいい!生きてきてよかった!」
観客席の熱が半端ない。

「はぁーい!準備体操終わり!じゃあチームごとに分かれて座ってねぇ!」
先生がそう言うと、みんなはしおりに書かれたチームごとに分かれて座った。

「おお、オレは紅組か!」
「ヒカリが一緒やったら百人力やな!」
「煩そうな組ねぇ」
「まぁまぁ委員長、そう言わずにね?ミーナ、頑張ろうね?」
「うん、サヤカちゃんとキミちゃんといっしょぉ。ミーナがんばるぅ」
紅組はヒカリ・ミーナ・サヤカ・キミ・コナツの五人だ。

「私は白組か!やってやるぜぇ!」
「ハゲと一緒の組ですか」
「ハゲじゃねぇ!」
「そうやでぇ?ヅラやんなぁ?」
「ヅラだけども!」
「マリサね!今日はクマさんのぱんつだから超強いよ!?」
「マリサさん、意味わからないですよ?はぁ、なんで私までこんなことを……」
白組はマリサ・カリン・サイカ・コユキ・イチゴの五人だ。

「おじさんからのお知らせです。勝ったチームにはご褒美が、負けたチームには罰ゲームがあります」
「なんだってぇええ!?」
みんなの目つきが変わった。


「では早速競技を始めます!騎馬戦に参加する人は集まって下さい!」
先生のアナウンスが入る。
しおりには参加する人の名前と、ルールが書いてある。
それを見て各々集まって来た。

「さっそくオレの出番か!イーンチョ!オレの上に乗れ!」
「やるからには勝ちますよ?委員長の底力、見せてやりますよ!」
「キミー!ウチが上乗ってええか!?」
「いいよ?しっかり支えておくから、頑張ってね!」
白組はヒカリの上にサヤカが、キミの上にコナツが乗るようだ。
参加する人は決まっているが、組み合わせは自由なので、どう組み合わせるかも重要になってくる。

「サイカ、私が騎馬になります」
「カリンが上の方が強くないか?」
「私の筋肉の重み、支えきれるのですか?」
「無理です……」
「コユキちゃんが上に行く?」
「えぇ?ユキ戦うのとか向いてないでぇ?」
「あっ!あっちはコナツちゃんが上いくみたいだよ!?」
「ほぅ?ほなユキが上いくわぁ。そろそろ、どっちが上か教えてやらなあかんしなぁ」
「じゃあコユキちゃんが上ね!?コナツちゃんにも教えてきてあげるっ!」
「いやな?マリやん、そう言う意味とちゃうねん……」
それぞれの組み合わせが決まって、上に乗る者が準備に取り掛かる。

上に乗る側がブルマとぱんつを脱いだ。
ブルマは騎馬が、ぱんつは自分が顔に被る。

次に上に乗る側がお尻を突き出して、騎馬が空気浣腸を始めた。

「くぅぅ!こ!こんなにいっぱい入れなきゃ駄目なの!?」
「イーンチョ!気合いだ!大切なのは気合なんだ!」
「はぎいい!ちょいちょい!キミー!入れすぎやって!」
「へ?大丈夫、人間もうちょい入れても死にはしないよ?」
「ふっ!ふっ!カ!カリン!無理だ!もう無理だ!」
「ああ、すいません、聞こえません」
「あはははは!みんな凄い顔―!」
「ひぎいいい!マリやん!ちゃんとこっち見てやって!ユキのお腹破裂するってぇ!」
みんな和気あいあいと楽しそうだ。
最後に空気が抜けないように旗をケツの穴に刺す。

最後に騎馬は頭に小さい三角木馬を括りつけた。
この上に乗ることになる。
下の者は上を頭と手だけで支える。
上の者は支えも無いので、股の痛みに耐えながも頑張ってバランスをとっている。
上の人の足を下が手で持ち上げてあげると楽なのだが、そこまで出来るコンビが何組あるか……。

「これ無理やろっ!」
「ちょっ!コナツ!動かないでよ!首もげるっ!」
キミとコナツチームはすでに一歩も動けそうにない。

「マリやん大丈夫かぁ!?うぎい!ユキもおまんこ裂けそうやけど、マリやん顔死んでるでぇ!?」
「だいじょ……うぶ……」
「限界や!すでに限界やわぁ!マリやんがこないなってんの初めて見たぁ!」
立ち上がれたのが奇跡に近いこのコンビも、すでに崩壊目前だ。

「みんなだらしねぇなぁ」
「うぎいい!股裂けるぅ!あう!ヒカリさんは大丈夫なの!?」
「はぁ?これぐらい余裕だろ?ほら、ちゃんと手の上に足乗せとけよ」
「ヒカリさんが初めて格好いいと思ったわ……」
ヒカリとサヤカチームはなんとかなりそうだ。

「動けそうですか?」
「ふぎっ!ああ!死ぬほどまんこ痛いけど、なんとかな!」
「じゃあ手に足を乗せて下さい」
「お?こうだな?おお!大丈夫か!?そんなに上げて!」
「誰に言ってるんですか?」
カリンが手だけでサイカを持ち上げる。
サイカは木馬を片手に持ってバランスを保っている。
すでにサイカの股は解放され、自由に動ける状態だ。


「騎馬戦!スタートです!うぎいっ!」
ゆかり先生の掛け声と共に、おじさんが突きだしたゆかり先生の生尻を叩いてパチン!という音を鳴らす。
騎馬戦が始まった。

「も……う……だ……め……」
「マリやーん!」
開始直後マリサ・コユキペアが自滅した。
落ちたコユキは自分で旗をケツから抜き取る。

「ぬひっ!あう……落ちてもうたなぁ……」
「ふぅ、ふぅ……」
マリサはいつもの元気もなく顔が死んでいる。
コユキは旗を抜いたケツの穴に指を突っ込んでいる。

このゲーム、上の者がケツから生えた旗を取り合うのだが、旗を取られてもお腹に溜まった空気を出してはならない。
旗を取られたら、自分の指で穴を塞がなければならないことになっている。

「よぉーし!イーンチョ!あとはサイカを倒すだけだ!一気に!」
「って!サイカさん達いないわよ!?どこ!?」
「やべぇ!コナツ!キミ!逃げろ!」
「えぇ!?そないなこと言うても!」
「キミ動けないいいい!」
キミは支えるのが必死で動くのは無理そうだ。
その背後にさっと現れたのはカリン・サイカペアだ。

「私の動き、目で追うこともままならないでしょうね」
「私達を見た瞬間、それがお前らの最後だ」
「ほぎっ!?ぷっ!」
残像を残して消えていくカリン・サイカペア。
瞬時に旗を取られたコナツは、少しおならを漏らしたが、すぐに指でふさいだ。

「はぅぅ。やっと解放されたよぉ」
「すまんなぁ、もうちょっとダイエットせなな」
「いやぁ、これは例えミーナでもきつかったよぉ」
頭に三角木馬を乗せて、ブルマを被ったキミと、ぱんつを被って自分で自分のケツに指を入れるコナツが和んでいる。

「コナツちゃーん!こっち向いてぇー!」
「キミちゃーん!笑って笑ってー!」
応援席から大人たちが声援を送るが、二人とも冷ややかな顔で無視する。

「きみちゃぁん、どんまいでぇす」
「ミーナぁ!ごめんねぇ!」
「ミナミナ!ウチにもなんか言ってえや!」
でも仲間からの声援にはちゃんと答えるようだ。

「ウチの勝ちは決定ですね」
一方イチゴはそう言うと読書を始めた。
ちゃんと応援しようよ……。

「どこだ!?」
「まずいわね!?相手がカリンさんじゃ!手の出しようが!」
「あきらめんな!必ずやつらはオレらの後ろに出てくる!」
「そ!そうか!なら!」
なにかに気付いて動きを止める二人。

「なにをしても」
「無駄だな」
カリンとサイカの声が聞こえたと思った瞬間、二人の姿が現れる。
その瞬間後ろを振り向くヒカリ。
にやりと笑うサヤカ。

「なにをやっているんですか?サイカ、早く旗を……」
「わかってるよ!って!なっ!?」
振り向くと同時に、サヤカがすでに前傾姿勢で手を伸ばしている。
そのままサヤカの手がサイカのお尻にまで回り、旗を抜き取る。

「ま!まさか!」
「へへっ!なめんなよ!?」
「驕りましたね、自らの力に。後ろに現れるのが解っているなら、手の打ちようなんていくらでもありますよ」
旗を引き抜かれたサイカは、悔しそうに自分のケツの穴に指を入れる。

「紅組の勝利です!」
ゆかり先生のアナウンスの後、サヤカは自分で旗を引き抜き、コナツは指を引き抜いてお腹の空気を出す。
プーーー!という勝ち鬨が木霊する。

「さぁ、サイカさん?どうするんだっけ?」
「ぐぅぅ……」
「コユキ、どっちが上か?やて?笑わせるわ」
「ナッツ役立ってなかったくせにぃ……」
それぞれ上に乗っていた四人が真ん中に集まる。
カリンとマリサは素知らぬ顔で席に戻った。

「わかったよ!くぅぅ、屁をさせて下さい!」
「屁を扱かせて下さいぃ!」
サイカとコナツは指を尻にいれたまま正座し、頭を下げてお願いする。

「えぇ?聞こえませんねぇ?」
「なぁ!?観客のみなさん!これでええと思いますぅ!?」
ちなみに許可があるまで空気は出せない。

「コユキちゃん!もっとお尻振って!」
「サイカちゃん!もっと媚びるみたいに!」
「やってさ?どうする?」
「こうやればええんやろぉ!?ほれ!ほれ!」
「わかったよ!ねぇ?オナラさせてぇ?サイカのケツから、くっさいの出させてぇ?」
「ひゃーはっはっは!」
「ええきみやぁ!」
性格の悪い二人に当たったのが運の尽き、サイカとコユキはしばらくじらされてから、やっと許可を貰った。

「ほなええで?屁こきながら逝ってまい!」
「ほら!サイカさん!可愛い逝き顔を観客の皆さんに見てもらいなさい!?」
「はぅぅ!おならしながら逝きましゅう!」
「み!見てくらはいいい!」
プーー!という間抜けな音と共に逝き顔を晒す二人。
それを観客はビデオやカメラで撮りまくる。

「最高だよ!サイカちゃん!可愛いいい!」
「コユキたんの切なそうな顔もええええ!」
応援席ははち切れんばかりの勢いだった。


「なに負けてるんですか?」
読書をしながら冷ややかな声でいうイチゴ。

「く、不甲斐ねぇ」
「サイカの馬鹿さ加減を考慮していなかった私のミスです」
「言いかえせねぇ……」
肩を落とすサイカ。

「マリサがすぐに倒れたのが悪かったの!ごめんねっ!?」
「マリやんは頑張ったでぇ?次挽回しよ!?」
先ほどの屈辱が逆に白チームの指揮を高めたようだ。


「次は!全員参加の綱引きです!」
ぞろぞろと集まったみんなが綱の前に立つ。
そこにある綱は特注品で、通常の綱引きの綱のように太く重いものではない。
持ってみると非常に軽いが、途中途中にピロンと伸びる短い紐がついている。
紐は二股に分かれていて、先にはクリップがついている。

「これをつけるんですね?」
「痛そう……」
「このクリップの強力さを舐めていたら、痛い目を見ますよ?」
みんなが一斉に体操服を捲ると、可愛い乳首が沢山出てきた。

「もひいいいい!幼女の乳首がああああ!」
「ブラなしいいい!そこに痺れる憧れるううう!」
観客の五月蠅さにも慣れてきた。

「ぐひっ!あひっ!」
「いったそう……うぅ……にぎいい!」
各々乳首にクリップをつけていく。
要するに乳首で綱を引くということだ。

「いってぇ!これ取れたりしないのか!?」
「師匠のクリップは呪われているかのように外れません」
「取る時の方が大変なぐらいだぞ!」
「そんなものをつけさせないで欲しいですよ」
「あれ?イチゴさん、お勉強は得意でも、やっぱりその他は自信ないのかしら?」
「なんですか?委員長。自分の頭が悪いからって、私に当たるの止めてくれません?」
なんか火花が散り始めたのでさっさと競技を始める。


「綱引き!スタートです!へげっ!」
またもペチンといういい音と共に、真っ白なお尻に赤い紅葉を作るゆかり先生。
因みにおじさんは飽きたので自分でするように変更した。

「ふっぎいいい!これ無理いいい!」
「ちぐびどれでまううう!」
「負けんなあああ!オレら紅組の本気を見せてやれええ!」
「キミも頑張るうう!おじさんにいいとこ見せるんだぁああ!」
「ミーナは疲れましたぁ。あぅ、つけてるだけでも痛い……」
まだなにもしていないはずのミーナは、一番後ろでぼけーっとしている。

「はぎいいい!マリサの乳首ってこんなに伸びるんだねえええ!」
「知らねえよ!ちゃんとやれえええ!」
「これほんま痛いってぇ!引っ張るとかむりぃ!」
「私もこれは!ひぎっ!無理かもですぅ!」
「ぐひっ!はぅ。私の乳首は元から伸びきってますが、あちらも中々やりますね。このままではきついですね」
「あべっ!」
「いった!」
カリンの尽力も及ばず、引っ張られた拍子にサイカとイチゴがこけてしまい、今回も紅組に軍配が上がった。

「勝者!紅組!」
「いえええい!」
「二連勝じゃん!おじさん!見てたぁ!?」
喜ぶ紅組、ミーナは見てただけだが、中々のチームワークだ。


「次は!二人三脚です!」
「行くぞ!ミーナ!」
「おぅ、ヒカリちゃんとなら百人力さねぇ?」
紅組は連勝ムードで堂々の入場だ。

「はぁ、やっぱり私も出なきゃ駄目なのね……」
「あきらめましょう、師匠に逆らうだけ無駄です」
白組はカリンとイチゴの二人がノロノロと出てきた。

裸になって互いに足を結びあうヒカリとミーナ。
その後にクリトリスと乳首も紐で結んだ。
まんこにはチューブを入れて、二股に分かれた先を相手の両鼻に突っ込む。

「おお、ミーナのまんこはいい匂いがするなぁ!」
「あんま嗅いじゃダメぇ」
ヒカリの発言にミーナが顔を赤くする。
二人の鼻はチューブが突っ込まれており、へしゃげてしまって可愛い顔が台無しだ。

カリンとイチゴも同じように裸になり、足とクリトリス、乳首を繋げる。

「あれ?私達の所にはあのチューブは無いようですね?」
「この棒を使うみたいですね」
「カリンが速すぎるからそっちにはハンデねぇ」
おじさんがそう言うと、ゆかり先生が使用法を説明に行く。
白組からブーイングが起こるが気にしない。

「つまりお互いのお尻にこれを突っ込んで走るわけですか?」
「馬鹿なんですか!?そんな状態でどうやって!」
「まぁ落ち付いて、大丈夫。あいてはヒカリもいますが、ミーナです。こう言ってはなんですがミーナの遅さは尋常じゃありませんから」
「そ、そうね。私も足遅いけど、ミーナさんになら歩いてても勝てるわ」
「横歩きで充分勝負になるでしょう」
そう言って二人は棒をケツ穴に突っ込んで、お互いのお尻を引っ付けた。
イチゴが少し恥ずかしそうにしているが、カリンは無表情のままゴールを見つめている。

「ウチは負け越しています。勝ちますよ」
「え、ええ。そうね。私だって罰ゲームは嫌だもの」
俄然やる気になった二人。

二組がスタート位置について、ゆかり先生のお尻にまた平手打ちが飛び二人三脚が始まった。

「よいしょ、よいしょ。ひぎゅっ!ヒカリちゃん……はやいよぉ……乳首が引っ張られて痛いのぉ」
「おお!?ご!ごめんな!?もうちょっとゆっくりか!?」
「もぅ疲れたよぉ……。それにヒカリちゃんが気張るたびに、おまんこのクサい臭いが鼻にぃ……」
「そんな!それにまだスタートしたばっかりだぞ!?」
グダグダの二人。

「やはり勝てそうですね」
「ちょっと!カリンさん!ふに!?お、お尻が……」
「なんですか?合わせているつもりですが……」
「あの……お尻が擦れて恥ずかしい……」
「……知りません」
「はい……」
顔を赤くしたイチゴと、汗一つ掻いてないカリンがゴールした時、ヒカリとミーナはまだスタートからそう遠くない位置にいた。

「まけっちゃったぁ」
「そらな!?そりゃあ負けるわ!」
「あぅ?ヒカリちゃん怒ってるぅ?」
「ええ!?あ、あの……怒ってないよぉ?」
みんなミーナを甘やかせ過ぎだ。
席に戻ってもミーナを叱咤する者はいなかった。
いたらおじさんが怒りに行くけど。

「勝ちました」
「うぅ……恥ずかしかった……」
「さっすが最強のボディーと最強の頭脳だね!」
「そんな触れ込みだったのか!?それなら明らかに競技の選択間違ってるだろ!」
「そうやねぇ、ちょっとこの二人使うんは、勿体なかったかもやねぇ」
勝ってはしゃぐ白組。
初めての勝利で更にやる気が上がってきたようだ。


「次はムカデ競走です!選手の方は入場してください!」
出てきたのは紅組、サヤカとコナツ、ミーナ。
白組、イチゴとコユキ、マリサだ。

「これは順番が大切ね」
「ミーナはねぇ?隣で応援するねぇ?」
「いやいや!ミナミナもやんねんで!?」
「さっきの反省を生かして、ミーナさんは一番前にしましょう」
「なるほどな。じゃあウチが真ん中行くわ。それで最悪抱き上げる」
「それでいきましょう」
「コナツちゃんがミーナを抱っこするのぉ?」
「おう!?ミナミナ!あんまそないな目でこっち見るな!変な気分になるから!」
「コナツちゃんは声がおっきくて怖いのぉ」
「す、すんません……」
順番が決まり、コナツとサヤカがペニスバンドをつける。

「ぬぐ……処女やないって言っても、これはちょっと恥ずいなぁ」
「あれ?これってこういうものなの?」
「なにがや?」
「穴が開いててなかが空洞よ?」
「ほんまや。入れた方にも穴開いてたで?」
「ふーん?まぁ、どうでもいいけど」
紅組は準備が出来たようだ。

「順番どうしましょう?負担が大きいのは明らかに真ん中だけど、ペースを作るのはやっぱり後ろですね。足が速い子が後ろで、我慢できる子が真ん中です」
「ほな私はどっちでもないから前かなぁ?」
「マリサもね!どっちでも無い!」
「かく言う私もどっちでもないです」
「……どうするん?」
「じゃんけんで決めましょうか?」
「待って!私が誰か忘れてない!?」
「マリやん、なんかいい案あるん?」
「動物大好きマリサにかかったら、ムカデさんのことなんて丸裸だよ!」
「意味は解らないけど聞きましょう」
「ムカデさんの頭は前にあるの!」
「だからなんなん?」
「だから一番頭がいいイチゴちゃんが前!」
「……もうそれでいいです」
「それ以外はどうするん?」
「わかんない!」
「もうユキが真ん中いくわ……」
「そうしてくれると助かるわ……」
難航した話し合いは、さしたる収穫もなく終わったようだ。
同じようにペニスバンドをつけるマリサとコユキ。
するとイチゴがあることに気付く。

「え!?それって穴開いてないですか!?」
「向こうのチームも言ってたなぁ?開いてるでぇ?」
「それじゃあお尻に入れたら!」
そう言いかけたところでゆかり先生のアナウンスが入る。

「位置についてぇ!よーい!スタート!もひい!」
ゆかり先生の尻叩きは一部のファンがつき、そのシーンを撮ろうと後ろで待機している者もいる。
ペニスバンドをつけた子が一斉に前の子のお尻を突きあげる。

「うぎぃ!こなつちゃん、痛いよぉ!」
「はううう!が!我慢してえや!ウチも辛いねん!」
「ごめんなさいね!早く終わらせましょう!」
紅組は早くもミーナをコナツが抱えあげてスタートした。

「ちょっ!ちょっと待って!このままじゃ!おぎい!」
「はうぅ!なに言うてるん!?早よせな負けてまうよぉ!?」
「いっくよぉーー!」
白組も走り始めた。
マリサがなにも考えずにコユキのお尻を突きながら走る。

「ふうん!あひ!あひ!マリやん!激しすぎっ!」
「あううう!マリサさん!ちょっと待って!違うの!このままじゃ!」
マリサのペースに二人が翻弄されるも、着実に走っていく。

「おひい!インチョ!もうちょっと振動どうにかならんか!?ウチミーナ抱えてんねんで!?」
「だからこそでしょ!?早くしないともたないわよ!?」
「うひぃ!楽チンだけど、お尻気持ち良くなっちゃうよぉ」
紅組は少し遅れて走っている。

「ん!?あれ!?なんか入って来た!?」
「だ!だから言ったでしょ!?穴が開いてるってことは!」
「ま!まさか!?」
「うんこが送られちゃうってことです!」
「いやああ!ユキのまんこにイチュゴちんのうんこ入ってきてまううう!」
「ちょっと待って!?私のことイチュゴちんとか言わなかった!?なにその変なあだ名!止めて下さい!」
「マリサね!?それどころじゃないと思うの!マリサのまんこにもコユキちゃんのうんこ入ってきてるのお!」
「ごめんなぁ!?ユキちょっとお腹いたぁなってきて!ちょっと下痢かも!」
「わ!私もです!なんか急にお腹が!」
慌てる白チームはだんだん速度を落としていく。

「おお!?白が遅くなってくぞ!?」
「なんでか知らないけどチャンスよ!」
「あぅぅ……ミーナなんかお腹痛い……」
「ん?ミーナ?どうしたん!?」
「出ちゃう……」
「おう!?なんかまんこの中に入ってくる!?これって!?」
「まさか!?あっちのチームが遅くなったのもこのせい!?」
「あの穴この為にあったんか!」
「でも私なんともないわよ?」
「ウチは別にお腹痛くないからな?」
どうやらペニスバンドの先につけた速効性の下剤が、コナツには効かなかったらしい。
下剤で苦しむ白組をよそに、ミーナを抱えていた紅組はさっさとゴールしてしまった。

「よっしゃあ!勝ったでぇ!」
「あぅぅ!今抜いちゃああ!」
ミーナがその場でうんこを漏らした。

「いやぁ。いつまでもウチのまんこに入れられてもなぁ……」
ペニスバンドを抜いたコナツの中からも軟便が落ちる。

「負けちゃったぁ!」
「ぬ!抜くで!?」
「はいぃ!」
「ふぎっ!あうう!うんこまだ出るぅ!見んといてぇー!」
「マリサのまんこ汚れちゃったよぉ!」
「ごめんなさいね?うっ!まだちょっと出てる……」
白組もゴールしてペニスバンドを抜いている。
汚れたまんことお尻を綺麗にするため、水飲み場のホースで洗った後、席に戻る一同。


「次は全員参加の組み体操です!」
次は全員での演目である。
得点には関係ないが頑張ってほしいものだ。

「得点関係ないんじゃあなぁ」
「まあそう言わないでさ!?おじさん見てるし頑張ろう!」
「それで頑張れんのキミだけじゃん!」
ぶつくさ言いながらもみんなやってくれるようだ。

しおりにやり方は書いてあるのだが、すぐに出来るようなものではない。
そこはおじさんの力でどうにかしておく。

「みんな、ちゃんとできまぁす」
投げやり?でもちゃんと効果はあるんで大丈夫です。

まずヒカリ・カリン・キミ・サイカが円になってブリッジをした。
露わになったまんこを撮ろうと外野が蠢いている。
ブリッジした四人は、隣の子の股の下に顔を突っ込んで、順番にクリトリスを噛んでいった。

「うぎい!カリン!ちょっと強く噛み過ぎだ!」
「ぐう!我慢してください。キミも遠慮せずに早く」
「ご、ごめんね!?」
「これってずっと噛んどくのか!?最後でよくねぇか!?」
「サイカ!それだああ!」
やっと気付いたのか一旦落ち着く。
ブリッジした四人の上にサヤカ・イチゴ・マリサが乗る。
右の人のまんこに右手の指を入れ、左の人の尻に左手の指を入れている。

「ちょっ!ちょっと!マリサさん!指動かさないで!」
「うにい!そ!そうですよ!入れるだけで!動かせなんて指示にはありませんでした!」
「えぇ?なんで?動かした方が気持ちいいでしょ?」
「気持ち良くなる必要なんて今ないでしょ!?」
「委員長、マリサさんにはなにを言っても無駄です……」
「そうね……」
サヤカとイチゴが顔を赤くして指の動きに耐えているのを、観客が激写している。
コナツとコユキがその上に登っていき、上でお互い抱き合った。

「これでチュウしたらええん?」
「ちょっ!コユキ!なに顔赤くしてんねん!こっちまで恥ずかしなるやろ!?」
「そない言うても……なぁ?」
「もう!目ぇ閉じとき!」
そう言って目を閉じだコユキにそっとキスするコナツ。

「ふぅふぅ、はぁ!舌!舌入れんでもええやんかぁ!」
「ちょっ!ちょっとぐらいええやろ!?ほら!あんま動くと下に響くやろ!?」
すでに目的を忘れてイチャイチャし始めた双子をよそに、ミーナがマイペースに登っていく。

「ミーナねぇ、こう見えても高いところは得意ですぅ」
軽い身体をいかして次々と登って行き、遂に頂上に立った。

「できたぁー!」
ミーナの掛け声と共に、下の四人がクリトリスに噛みついた。

「ふぎい!く!崩れるなよ!?」
「はぐ!わ!わかってます!」
「キミちょっときついかもおお!」
「根性だコラあああ!」
上を支える四人の顔は、クリトリスを噛まれていても真剣だ。

「ふにいいい!はふ!はふ!もっとおお!もっと動かしてええ!」
「おひりいい!おひりもっとですううう!」
「マリサももう逝っちゃいそうだよおおお!」
三人はなぜかお互いに気持ち良くなってしまい、高速で手を動かしあっている。

「ふぅ、はぁはぁ!ちゅっ!んん!」
「コユキ!はむっ!ぺちゅ!ふむ!」
お互いに抱き合って唇を貪り合う双子は、完全に自分達の世界に浸っている。

「じゃあいきまーす」
ミーナはさらなる掛け声と共に放尿した。

「ユキ!もぅ!」
「逝って!ウチと一緒に!」
「逝くっ!」
「はぐう!」
上から降って来た尿を合図に、二人は逝ってしまった。
逝ったと同時に二人からも尿が放たれる。

「ふぎいいい!逝ぐ!逝ぐ!」
「気持ぢいいでふううう!逝っぢゃううう!」
「ごひいい!マリサも逝ぐううう!」
三人も尿を身体中に浴びながら逝ってしまった。
そしてまた三人も尿を出して下の四人にかける。

「うう!おしっこ降ってきたぁあ!はううう!キミ逝っちゃううう!」
「オレもおお!クリトリス噛まれて逝くううう!」
「ぐう!逝きそうです!はぐうう!逝くっ!」
「気持ちいいいい!おしっこ暖かくて気持ちいいよおお!逝ぐううう!」
四人も逝ってしまいお互いの顔におしっこをかけあった。

「すばらしいい!」
「なんて綺麗なんだ!」
「シャンパンタワーのようだ!」
「夢を……見てるのか……」
観客の喜び方も尋常じゃない。

その後怪我をしないようにゆっくりと降りていき、次の組み体操に移る。
次はオーソドックスなピラミッドだ。
先ほどと同じメンバーで下から土台を組んでいき、最後にミーナが上で四つん這いになる。

「ミーナ!うんこ漏らします!」
そう言うとミーナは一番上でうんこを漏らす。

「コナツ!うんこ漏らします!」
「コユキ!うんこ漏らします!」
いちいち恥ずかしい宣言をしながらうんこを漏らしていく。

「サヤカ!うんこ漏らします!」
「イチゴ!うんこ漏らします!」
「マリサ!うんこ漏らします!」
下の三人もうんこを出す。
次々に上から落ちてくるうんこでお尻が汚れていく。

「カリン!うんこ漏らします!」
「キミ!うんこ漏らします!」
「サイカ!うんこ漏らします!」
最後に一番下がうんこを漏らし。
おじさんが駆けていいてヒカリのお尻のペットボトルを抜く。

「ヒカリ!うんこ漏らします!」
すると開ききっただらしないケツ穴からうんこが流れ出した。

「俺、この運動会が終わったら死ぬのかなぁ?」
「俺も同じこと思ってたよ……」
「泣くなよ!俺まで!……くそっ!涙でせっかくの組み体操が見えねえじゃねえか!」
感極まった商店街の方々。
中には拝み始める者もいた。


「以上で昼の部は終了です!商店街の方々からお弁当の差し入れがあります!」
校庭に大きいビニールシートがひかれ、みんなで宴会が始まった。
商店街の男たちは、みんなのお弁当に精子をかけていく。

「ほらああ!ミーナたん!俺の精子がたっぷりついた唐揚げ食べてぇ!」
「ミーナ普通のがいいのにぃ」
文句を言いながらも八百屋のせがれからあーんしてもらうミーナ。

「マリサちゃんって毛が濃いんだねえ!」
「脇毛もすっごいんだよ!?こんど剃ってくれる?」
「喜んでぇ!」
時計屋のおやじがマリサと楽しそうに話している。

「なんや兄ちゃん関西出身なんか!?」
「そうだよ?二人もそうなの?」
「実は行ったこともないねんよねぇ」
「それにしては流暢にしゃべるね」
精肉屋の主人が双子の乳首を弄って、ニヤニヤしながらご飯を食べている。

「お譲!俺たちの作ったおにぎり食べて下さい!」
「あなた方は商店街の一員ではないでしょうに……」
カリンの道場の人たちも、一応商店街の中に道場があるので来ている。
それぞれどこからか盗んできたぱんつを、頭に被った変態に囲まれて、カリンが冷たい目をしている。

「サイカちゃんの髪綺麗だね!」
「お!おい!触んな!」
「うわっ!?ヅ、ヅラ……?」
「悪いかよ……どうせ私はハゲだよ……」
「そこが可愛い!」
「マジか!?」
魚屋のハートを鷲掴みにしたサイカは、脇でちんこを扱かされている。

「このペットボトル凄いねえ?」
「だろ!?慣れたらこんなもん!ただの自慢にしかなんねぇよ!」
「いや、自慢になるのかな……」
「なんだよ?文句あんのか?」
「文句なんか一つもありません!」
そう言うヒカリは四つん這いになって、尻を高く上げて見せつけながらご飯を食べている。
それを写真に収めて悦に浸る金物屋の主人だった。

「サヤカちゃん!もっとお尻突き出して!」
「こ、こうですか?」
「そう!それで指くわえて!」
「なぜ……」
ご飯そっちのけで写真撮影をさせられているサヤカ。
写真屋の主人は一度でいいから、グラビア写真を撮るのが夢だったからしょうがない。
サヤカは主人が持ってきた面積が無駄に小さい水着に着替えさせられて、更にそれをずらして恥ずかしいところを強調した写真を撮られている。

「イチゴたん!イチゴたん!」
「なんですか?頭の悪そうなあなた」
「イチゴたん手が疲れたから食べさせてぇ!って言って!」
「イチゴタンテガツカレタカラタベサセテ」
「やる気!やる気が無い!?」
「うざいです……」
そう言いながらも、オタクな喫茶店のマスターからの口移しを受け入れているイチゴ。
嫌そうな顔がそそるらしい。

「みんな接待大変そうだね」
「で?なんでキミはおじさんの膝の上にいるの?」
「キミはおじさんのものなんでしょ?」
「う……そんなこと言ったっけ?」
「言ったぁ。キミ、忘れないよ?最近お泊りもさせてくれないし……」
「ウチに泊まらせたら襲ってくるでしょ?」
「馬鹿だなぁ、エロゲーのしすぎだよ」
キミの目は笑って無い。
……怖いです。

「先生!まぁ一杯!」
「あ、いえいえ、まだ仕事中なんで」
「いいじゃないですか!ほら!」
「あ、じゃあ一杯だけ……」
「ゆかり先生は彼氏とかいるんですか?」
「い、一応……」
「結婚とかは?」
「彼、今は仕事で海外にいるので……」
「へぇ?だからこんなに身体が疼いてるんですね?」
「そんなこと!あうう!」
「ほら、また逝った!」
何人かに囲まれてゆかり先生はまわされていた。
満更じゃないみたいだし、まぁよしとしよう。
溜まってたんだろう。

こうして少し長めの休憩が終わり、午後の部が始まった。
[ 2013/01/18 08:52 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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