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向日葵ガ咲ク時

読み切りです。
今回のは催眠無しです。
恨み辛みを込めました。
そして例によって某柑橘系ミュージシャンは関係ありません。
そんな本編は【続きを読む】から!




「マジ暑いわー」
「てかこの炎天下に体育とかありえなくない?」
「殺す気かっての」
「もー!汗でベチョベチョ!制服も濡れてるしー」
「クッサ!ちょっと!私女としてダメなレベルで臭いんだけど!」
「ちょっと止めてよユリー!近づくな!」
下品に騒ぐクラスメートを横目に、私は溜息をつく。

とある女子校のありふれた風景。
……なのだろう。

午後の体育が終わり、残す授業は後一つ。
ダラダラと教室で着替えをしている。
私は彼女たちにどこか馴染めず、少し距離を置いて着替えを終える。


入学式から3カ月が過ぎ、もうすぐ一学期も終わろうとしている。
スポーツ推薦で入学した私は、殆どが内部進学というこの学園では少し浮いている。

別にハブられてるとかそういうのじゃないけど、特段仲のよい関係の子がいるわけでもない。
それもそうだろう、私は放課後部活が忙しく、彼女達と交流を深める隙もないのだから。

幼いころから水泳を続けている私としては、泳げるなら他に求めるものはない。
それどころかこの学園には感謝しているぐらいだ。
ずっと憧れていた美波先輩と一緒に泳げるんだから。


美波先輩とは、昔一緒のスイミングスクールで学んだ仲であり、プライベートなことまで相談できる姉のような存在でもあった。

中学生に上がった後は別々の学校だったので、あまり接点は無かったが、大会などではよく競い合ったものだ。
まぁ、一回も勝てなかったんだけど……。

先輩と同じ大会に出られる最後の年、あまりにも完璧なフォームとタイムを見て、私は先輩と同じ学園に進学することを決めた。
この人に勝ちたい、ずっとそう思ってきたけど、その瞬間私は思ったのだ。
この人と一緒に泳ぎたいと。

その夢が叶って、今ではこの学園で同じチームとして泳ぐことが出来ている。
更に私はこの夏の大会、一群のリレーメンバーに選ばれた。
それはすなわち、美波先輩と一緒のチームになれたということ。
他に何を望むものか。

あ、ダメダメ、あんまりこのこと考えすぎると、顔が緩む……。
一応クラスではクールで売ってるんだし、あんまりニヤけた顔はよろしくないだろう。


「あれー?葵なんかニヤけてない?」
「え!?そ、そんなこと……ない……」
クラスの中心的存在であるユリが話しかけて来た。

「本当に?なんかいいことでもあったんじゃね?」
「別にないって……ほんと……」
「へー?あっそ……」
興味を無くしたのか、すぐに私から遠ざかり、元の輪の中に戻る。

「葵ってマジで無愛想だよねー」
「マジそれ!私はあんた達とは違うのよ!?ってか?」
「ちょっと泳ぎうまいぐらいで調子乗んなよなー」
おいおい、ちょっと素気無い態度とっただけであそこまで言うか?
てか私普通にここにいるんですけど……。

前言撤回、私やっぱちょっと嫌われてるみたいだわ。
まぁ、あいつらの言ってることもあながち間違いじゃないし、お互い生きる世界が違うんだから別にいいけどね。



「ってことがあったんですよねー」
「葵ちゃん人見知りだものねぇ?」
「別に人見知りってことはない……え?私って人見知りだったの?」
「今頃気付いたの?ふふっ」
部室で美波先輩とおしゃべりタイム。
あぁ、至福だ……。

「ま、それでもいいですけどね。私は美波先輩と泳げればそれで満足です」
「もー!葵ちゃん!」
「え?な、なんですか?」
美波先輩がほっぺを膨らませて怒っている。
のだろうが、まったく怖くない。
うん、むしろ可愛いわぁ。

水泳には適さない長い髪は、軽くウェーブがかかっていて、さらに薄く茶色に染めている。
染めてると言っても、嫌味にならない上品な程度だ。

小刻みに左右に揺れると共に、髪も揺れていい匂いがする……。
あぁ、ラブです先輩……。

「聞いてるの!?葵ちゃん!」
「ふえ!?あ!はい!……なんですか?」
「私のことは昔みたいに、美波ちゃんって呼んでって言ってるの!」
「いやいや、部活の先輩にそれはないっす」
「やだやだー!呼んで!呼んでー!」
子どもみたいに駄々をこね始めた。
この人は水に入ると最強だが、陸上ではリス程度の能力しかないのがたまに傷だ。

「もぉー仕方ないなぁ、二人っきりの時だけですよ?……美波ちゃん」
「えへぇー葵ちゃん顔真っ赤だよぉ?可愛いなぁー」
「ちょっと美波ちゃん!抱きついちゃダメだって!二人とももう……」
水着なのにいいい!
美波ちゃんの肌が!大きめの胸が!てか顔が近いですよおおお!?


しばらく美波ちゃんの成すがままになっていると、扉が開いて他の先輩達が来てしまった。

「お?なになに?美波と日向またレズってんの?」
「ちーっす!ホント仲いいよねーあんた達」
こうして至福の時間は終わりを告げた。




はぁ……昨日の美波ちゃん、いい匂いだったなぁ……。
私なんてカルキの匂いしかしないんじゃないか?

背もちっちゃくて可愛いし、私と違ってちゃんとオシャレもしてるし。
何一つ勝てそうにもないよ。

ちなみに私は伸ばしたまんまの髪を、鏡を見ながら適当な長さに自分で切るという方式をとっている。
私服は常にジャージだし、化粧もしたこと無い。

ということを美波ちゃんに言ったら、今度からそれらは私の管轄になるので勝手なことはしないようにとのお達しがあった。
どうやら私を着せ替え人形にしたいらしい。

正直見た目にあんまり自信が無いから、変にオシャレするのは恥ずかしいんだけどなぁ。
昔から男っぽい顔立ちで、伸びに伸びた身長はすでに170を超えてしまった。
女子トイレに入るとたまにビックリされることもある。
胸も……水泳に適したサイズと言える。

女にばっかりモテて、男に好かれた記憶なんて皆無だし、正直私自身男にあんまり興味無いしね。
あんな毛だらけな動物より、柔らかくていい匂いがして可愛くて……。

あ、ダメダメ、また美波ちゃんのこと考えてたよ……。


「ちょっと葵?聞いてんの?」
「え?あ、なに?」
気が付くと授業は終わっており、放課後になっていた。
ユリのグループが私の周りに集まっている。

「今日って部活無いんでしょ?」
「あぁ、そう……だけど?」
部活は無いが自主練に行きたいんだが……。

「じゃあ私達とカラオケ行かない?」
「え?」
私が?誘われている……だと?
……う、嬉しくなんかないんだからね!

いかん、冷静になろう。
今日は確かに自主錬に行くつもりだったが、絶対に行かなければいけないこともない。
むしろ身体を休ませるのも必要なことだというのは、理解しているつもりだ。

あぁぁぁぁ!素直になれ!私!
行きたい!なにそれ超嬉しいんだけど!

なんだよぉー昨日冷たかったから、嫌われてると思っちゃったじゃんか!
うんうん、クラスメイトと親睦を深めるのも大切だよね!

「どうすんの?なんか用事あんの?」
「い、いや!行く!」
「え!?マジで!?日向来んの!?」
「私絶対断ると思ってた!」
「超面白くなりそうじゃん!」
なんだよなんだよ!私結構人気者なんじゃない!?

「オッケー!じゃあいこっか!」
「お、おう……」
然りとて、斯くも私は現金な人間であったとは……。



「はーい!じゃあ適当に入れてこー!」
カラオケとか始めて来たなぁ。
こんなに暗いもんなのか……。
しかも意外に広いな、ステージまである。
あそこで歌うのか?恥ずいな……。

「葵はなに系歌うの?」
「な、なに系?」
しまった……歌える歌が無い。

「やっぱ初めは葵っしょ!」
「そうだよねー!」
期待されてしまっている!?
ま、まずいぞ……。

「わ、私あんま歌とか知らなくて……」
「えー?そうなの?じゃあ童謡とかでもいいよ?」
「童謡?」
あ、そういうのもありなのか?
それなら歌えるか……。

「なになに?なに歌うの?」
「えっと……じゃあ……」
「これなら歌えるんじゃない?」
「あぁ、それなら……」
ユリが選んでくれた曲が機械に入力される。
それを確認してステージに向かう。
しばらくすると画面にタイトルが映った。

『ぞうさん』
マイクのスイッチって……あ、これか。
うぅ、緊張してきた。
皆聞く気満々なのか、黙って俯いてしまった。

「ぞ、ぞぉーさん、ぞぉーさん、おー鼻が長いのよ」
私は緊張しながらも歌い続ける。
皆は直も無言で聞いている。

間奏に入っても無言。
なんか気まずいなぁ……。

そして二番が始まる。

「ぞぉーさん」
「ぷっ」
あ、笑われた。
まぁ無言よりはまだ笑ってくれた方がマシか。

「ぷっ!ふっ!はっはっはー!」
「ちょっともう無理だって!」
「我慢できねえ!これは無理!」
「なんで何事もなく二番突入してんだよ!」
「ぞぉーさん!って!きっひゃっひゃっひゃ!」
「あの……え?」
皆バカウケしている。
いや、笑いすぎじゃないか?

「葵!ホント馬鹿だよね!?あんた!」
「え?」
「カラオケ一曲目で真面目な顔してゾウさんって、馬鹿にされてるって気付かない?」
馬鹿に……?

「あぁー!ホント面白い!よし!余興終わり!こっから本番ね!」
「よっ!待ってました!」
「テンション上がってきたー!」
なんだ?なにが起こってるんだ?

「皆ー!葵捕まえて!」
「はぁ!?」
ユリがそう言うと同時に、他のメンバーが私に飛びかかる。
多勢に無勢で身体の自由を奪われる。

「ちょっ!なにしてんだ!やめて!」
両手を後ろで縛られた?
足も縛られ、起き上がることも出来なくなった。

「なに考えてんだよ!離せよ!」
「おし、じゃあ皆離していいよぉー」
今更離れても遅い。
私は芋虫のように床に這いずることしかできない。

「あんたね、調子乗り過ぎなのよ」
「はぁ?」
「水泳部で試合出るんでしょ?」
「そうだけどそれがなに?」
「それで他のクラスの子とかにキャアキャア言われて、調子乗ってんでしょって言ってんの」
「なに言ってんの?」
確かに、昔から女の子にはモテるのだ。
試合に出るのが決まってからは、よく声をかけられるようになったのも事実だ。
隠し撮りとかそういうのも。
まぁ慣れてるから気にもしなかったけど、それがこれとなんの関係があるんだ?

「言ってる意味わかんないんだけど?別に調子乗ってないし」
「そういう態度が調子乗ってんのよ」
「いやいや、縛られて転がって、態度もクソもないでしょ」
「あんた……私のことナメてんの?」
「はぁ?」
言いたいことがわかんない。

「なに?とりあえず私が謝ればいいの?」
「謝ってなんか貰わなくてもいいわよ」
「じゃあなんなんだよ……」
こいつめんどくせー。

「今日からお前、私達の玩具ね?」
「は?」
やばい……今は抵抗できない……。

「お!おい!そのハサミ!なんなんだよ!危ないって!」
「別に刺したりしないって。ちょっと服切るだけだから」
「……え?服を?」
全身の血が引いていくのがわかった。
なにを怨まれているのかはわからないが、今からなにをされるかは理解した。
玩具、つまり……そういうことなのか?

「じゃあその控えめなお胸から披露しちゃおうよぉー!」
「いえーい!」
制服の胸の部分を大胆に切られる。

「うっわ!こいつスポブラじゃん!」
「小学生かっての!」
「早くその布取っちゃおうよ!別にいらないでしょ?そんな胸じゃ」
確かにそうだよ……。

「はぁーい!オープン!」
「きゃあー!可愛いー!」
「なにこれ!本当に女子!?」
「てかやっば!マジで小学生から変わってないんじゃない!?」
コンプレックスを一斉に指摘される。
でも……これぐらいなら……。

「こいつダンマリだね」
「勝手にやってろってか?」
「また興味ありませーんじゃない?」
「マジムカつくわぁー!」
なんとでも言え。

「じゃあ勝手にやらせて貰おうよ」
「スカートこのまま脱げるよね?」
「おっし!ふん!」
「きゃはは!予想はしてたけど色気ねー!」
「3枚500円ですかぁ?」
「こらこら、あんまり虐めないの!臭い処女マンコ包むのに、そんなに高価な物いらないでしょ?」
「それもそうだ!きひひひ!」
「う……うぅ……」
「あれ?こいつ泣いてるんじゃね?」
「ホントだ!泣いてる!」
「よし!じゃあ今日はこの辺で許してやるよ!」
「……え?ホントに?」
「うっそー!」
そのまま一気にパンツをずらされる。

「きゃああああ!」
「うっわ!なにこれ!ツルツルじゃん!」
「剃ってんの!?」
「やばいって!腹よじれる!きゃはははは!」
「やめてえええ!見ないでよおお!お願いだからあああ!」
「さっきまで平気そうな面してた癖に!」
「ちょっとこれ見て見て!パンツ超汚れてる!」
「葵ちゃーん?おしっこしたらちゃんと拭かないとダメでしゅよー?」
「あひゃひゃひゃ!」
もう……やだ……。

「おし、じゃあ記念撮影しよっか」
「はぁああ!?ちょっと!お願い!それだけは!謝るから!私調子乗ってた!ごめんなさい!」
「今更遅いって」
「てか誤らなくていいって言ったでしょ?」
「そうそう、もうお前ただのウチらの玩具なんだし」
「ぁ……ぁぁ、あがああああ!」
「こらっ!暴れんな!」
「押さえろよー!」

その後結局何枚も写真を撮られた。
全体はもちろん、隅々アップも撮られ、生徒証とも一緒に撮られ、挙句笑顔まで強制された。


そしてその日から、私は彼女たちの玩具になった。



「おい!葵!昼休みなんだから、いつまでもそんな恰好してちゃダメだろ?」
「も!申し訳ございません!」
私は急いで制服を脱ぎ棄てていく。

「お、ちゃんとノーブラだな!」
「はい!私の無能乳にブラジャーなんて必要ありません!」
「知ってるよ!早く下も脱げ!」
「はい!」
パンツを脱いで、裏返す。
そのまま両手で広げて皆に見せる。

「日向葵の汚物パンツ!確認お願いします!」
「よしよし、ちゃんと履きっぱなしみたいだな」
「はい……」
パンツはあれから換えることを許可されていない。
2週間は履きっぱなしだ。

その為フロント部分は真っ黄色になっていて、後ろには少し茶色い色も付いている。

「汚物パンツ装着します!」
そう言うと私は誰に言われるでも無く、パンツを顔に被る。
汚れている部分が丁度口に当たる。
そこには切れ目が入れてあり、そこから舌を出す。

「皆さんのご飯恵んで下さい!」
「よぉーし!じゃあ私ニワトリー!」
「コケーコッコッコ!」
私は言われた通り、ニワトリの真似をしながらその子の方に向かう。
右手は頭の上でトサカに見立て、左手は腰の後ろで羽のようにバタつかせる。
中腰で頭を前後に動かしながら進むのだ。
もちろん舌はパンツの切れ目から出したままだ。

「よしよし、はい!どうぞ!」
「はぁーはぁー」
私は舌の上に置かれた一欠けらの卵焼きを、落とさないように口に入れる。
途中パンツの切れ目を通らないといけないので、慎重にやらないと口に入らない。
落としたら何をやらされるかわからないので必死である。

必然的にパンツの汚れが舌に当たる。
おしっこの味が卵焼きに混ざり、気持ち悪い。
何度やってもこれは慣れそうもない。

「私豚がいい!」
「ぶひっ!ぶひぃぃ!」
すぐに次のオーダーが入る。
四つん這いになり自分で鼻を持ち上げる。
それも下からピースを突っ込むのだ。
容赦は出来ない、全力で鼻を上げる。
手を抜いたら殴られる。

「じゃあ私サルねー」
「私はゴリラ!」
「カエルがいい!」
次々に出される無茶ぶりを必死でこなす。
カラオケの次の日に、羞恥心に勝る恐怖を植えつけられたからだ。

「じゃあ私ルンバね」
「ユリ?ルンバってなに?」
「知らないの?自走型の掃除機」
「ああ!あれか!ほら!やれよ!ルンバ!」
この女、ユリによって徹底的な痛みを……。

3時間、ずっと腹を殴られるのだ。
初めは表面の痛みが、次に内部が痛くなり、途中からなぜか顎が痛くなってきた。
何度目かで失禁し、床を舐めて掃除させられた。

それでもなお暴行は続き、しばらくして吐いた。
それも全て口で掃除させられ、その時に更に二度嘔吐した。

全て処理してまた殴られる。
失禁や嘔吐をする度に掃除させられる。
最後のあたり、記憶も定かではないが、気絶しても無理やり起こされた。
もう最終的にはどこが痛いのかもわからなくなっていた。

満足して終了した後。

「逆らえばこれより凄いことをしちゃうかもしれない」
ユリはそう言ったのだ。

弱みの写真も握られ、手を抜くことさえも許されない。
目立たないからと言うが、もちろん痕は残り、水泳部での着替えも一人にならないと出来なくなった。
次第に部活も休むようになり、ユリ達は喜んで私を玩具にする。


「早くしろって!」
「は、はい!」
ルンバ?掃除機?

「這いつくばって、床の埃吸いこみながら、こっち来いって言ってんの」
「はい……」
言われるがまま、私に拒否権なんて無い。
それに昼休みなんて、まだ学内なだけマシな方である。




「よし!じゃあ行ってこーい!」
駅前の繁華街、学生や主婦、仕事中のサラリーマンなどでごった返している。
その中で一人、いやに目立つ格好の私。

制服の前はほぼボタンが外れており、中に着けている黒いブラが丸見えである。
そのブラも、乳首の周りが見え隠れするぐらいの大きさであり、ブラと言える代物ではない。

スカートは10cmも無く、黒のTバックが常に見えている。
というより、お尻も大切な所も丸見えだ。

サングラスとキャップで顔は隠れているものの、恥ずかしいものは恥ずかしい。

「あ、あのぉ……」
「ん?はい?って!」
「私、エッチですか?」
その格好のまま中年のデブに声をかけさせられる。
相手もセリフも指示通りにしなければならないのだ。

「あああ!ええっと!はい!」
「どこがエッチですか?乳首ですか?マンコですか?あ、それともケツ穴見て確認しますか?」
「えええ!?あ、えっとAVの撮影かなんか?」
「エッチだと思う所突っついて教えて下さい……」
サングラスを少し下にずらし、上目使いでおねだりする。
何回も練習させられたからもう完璧だ。

「い、いいの?じゃあ……」
男はマジマジと私の身体を値踏みする。

「ここかなぁ……うほっ!」
「あぁん」
無遠慮に大切な場所に指を当てられる。
それに合わせて切ない声を出すのを忘れない。
きっと今頃これを見て皆笑っているのだろう。

「あの……エッチな場所教えてくれたお礼なんですが……」
「え?これって……?」
私は男にイチジク浣腸を手渡す。

「今ここで浣腸してくれて大丈夫です。少ししたら面白い物をお見せできます……」
もう一度言うが、ここは駅前の繁華街である。
すでに何人もの人が立ち止まり、私達を見ている。

ここで逃げ出す男も多いのだが、こいつは先に進むようだ。
荒い息遣いのまま、私のお尻の穴を指で確認する。
そして濡らすことも無く、浣腸を挿肛し中身を押し出した。

「あぁぁぁ……」
私はすぐにガニ股になり、頭の後ろで両手を組んだ。

「しっかりミックスしますので、ご覧下さい」
そして宣言通り腰を前後左右に振り、お腹の中でミックスする。
そして2分も我慢できずに、腰を振りながら漏らすのだ。

「ああああ!うんこ出ちゃううう!」
周りの人は携帯でムービーを撮っている。
私の脱糞シーンを……こんな恥ずかしい格好を……。


「この遊びも飽きてきたよねー」
「他のやつ考えようよ」
「そろそろマークされそうだしね」
最早遅い、この駅は痴女が出ると近所でも噂になっているのだから。




「最近葵表情無くない?」
「心死んだんじゃね?」
「命令は聞くから問題ないけどね」
「そうだ!じゃあテストしてみようよ!」
……。

「全力でマンコに指で浣腸して、処女膜破ってよ」
「うぎいいいっ!」
「うわ!速っ!」
「躊躇なく破った!」
「うっわ!マジで血が出てる!」
「本気で破っちゃったんじゃん!ウケルっ!」
「これネットに流しまーす!」
「ちゃんと顔モザイク入れとけよ?問題なるからねー」
……。




「こいつ最近彼氏出来たんだよ。知ってた?」
「あ!それ知ってる!あれでしょ?デブニート!」
「マジウケルわぁ!きひひひ!」
「全力で甘えて、なんでもさせてあげるように命令してるからね!」
「なんて呼んでるんだっけ?」
「お兄たんです」
「きゃははは!自分より身長デカイ女にお兄たんとか!」
「やってみて!ほら!どうやって甘えるの!?」
「お兄たん!アオアオね?お兄たんのケツ穴舐めたいぉー」
「うっぜええ!ひゃっはっは!」
「これで興奮するとかどんだけ童貞だよ!」
「いや!もうこいつと犯りまくりだから!」
「中出しオッケーだもんな?」
「はい、何度も中で出されてます」
……。




「そうだ、お前今日からちゃんと部活行けよ」
「……はい」
「お、珍しく返事が遅い?」
「流石に躊躇するってか?」
「あんだけ必死に気遣ってくれてた先輩たち、無視したんだもんね」
「まぁ私らがそうさせたんだけど」
「ちゃんと謝って、普通に部活してこい」
「はい」
部活……水泳……泳げる……美波……ちゃん……。

「ユリ優しいじゃん?もう飽きたの?」
「いやいや、条件付きに決まってるじゃん」
「条件って?」
「これ持っていってよ」
「なにこれ?カメラ?」
「これで着替え盗撮してこい」
「盗撮……」
「特にあのお前が仲良かった美人の先輩な」
「それは高く売れそうだね!」
「だしょー?」
「い……」
「おい、命令聞かなかったらどうなるか、忘れたか?」
「……は……い」
「よし、行ってこいよ」
ごめ……ん……ね?





「おおー!バッチリ撮れてるじゃん!」
「胸でか!こんなんで泳げるの!?」
「天然の浮輪ついてるんだから、泳げるに決まってんじゃん!」
「お!命令通り脱ぎたてパンツも接写してるな!」
「うわぁー!私こんなの売られたら死ねるわ!」
「いやいや!あんた昔ブルセラで小遣い稼いでたじゃん!」
「ばれた!?キャハハ!」
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。






「お、結構売上上がってるくね?」
「やっぱ新作がよかったんじゃない?」
「いやいや、ここは素直に葵の営業努力でしょ?きひひ!」
「そうそう、援交のついでにDVD売って歩いてるんだからね」
「しかも大好きな先輩の盗撮DVDだからね!」
「もうこの辺じゃ有名だよね!」
「あの先輩もまさか自分のマンコの中まで、知らないおっさん達がオカズにしてるとは思って無いでしょうね」
「新作のお泊り編はやっぱ凄い売上だね」
「寝てる間にやりたい放題だからねー」
「持ってるパンツ全部映ってるもんね」
「中年オヤジどもにそれぞれのパンツの汚れ具合まで知られてるとか、あの先輩マジ可哀そう!」
「生美波ちゃん求めて、ストーカーしてる奴とかもいるんだって!」
「今度は処女膜破っちゃおうよ!」
「いいね!もちろん葵の必殺技ででしょ?」
「あれね!カンチョー!ひゃはははは!」
「眠剤やるからやってこいよ!今晩な?」
「はい……」
みなみちゃんの……まんこまくやぶる……。





「どうしたの?急に泊まりたいなんて……」
「ごめんね……?」
「葵ちゃん、一人で抱え込んでることがあるなら、私にも聞かせて?私、葵ちゃんの力になりたいの……」
「美波ちゃん……これ飲んで?」
「これ……なに?薬?」
「これ飲んでよ……」
「これ……なんの薬なの?」
「眠くなるの。美波ちゃんが寝たら、私が美波ちゃんのマンコ膜破るの……」
「葵ちゃん……?」
「早く!飲めよ!処女膜破りたいのおお!お願いいい!」
「や!止めて!離して!」
「私の力になってくれるんでしょ!?じゃあ股開いてよ!ねええ!」
「葵ちゃん!どうしたの!?離してええ!ママー!パパー!助けてえええ!」
「うるせええ!」
「痛い!なんで!?なんでそんな!」
「ほら!股開け!ちゃ、ちゃんと撮れてるよね?」
「撮れてる?ま、まさか……撮影してるの……?」
「いくよ!?はぁ、はぁ……」
「止めてええええ!」
「それええええ!」
「ひぎゅうううう!」
美波ちゃん、だいすkhafdgj。



「あいつ捕まったんだって!?」
「ミスったみたいだよ?」
「ちょっと!やばいんじゃない!?」
「大丈夫だよ、あいつに私達のことチクる脳みそなんて、もう無いでしょ?」
「それもそうか……」
「あ!それより駅前に新しいクレープ屋出来たの知ってる!?」
「それ私彼氏と行った!」
「はい!彼氏自慢禁止ー!」
「ええ!?いいじゃん別にいい!」


これは、とある女子校のありふれた風景……。
[ 2013/09/06 23:22 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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