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壊れちゃった世界03

一話・二話からの人は長らくお疲れ様です!
三話からの人も楽しめます!
お出でらっしゃい見てらっしゃい!
最終話は【続きを読む】から始まるよー!



「遂にこの日がやって来たな」
「パパ凄いよぉ……」
「正直私もここまで凄くなるとは思わなかったわ……」
今私たちは我が家でもある旅館を親子三人で見上げている。
ボロボロだった旅館は、パパの手で見事に生まれ変わり、いい感じの老舗宿っぽくなっている。

「パパ、伊織は思うんだけどもねぇ?」
「なんだい?まだなにか足りないかな?なんでも作っちゃうよ!?」
「パパは大工さんとかになればいい……」
「なんだなんだ!?褒めても何も出ないぞ!?金ないしな!はははっ!」
パパ、ブラックジョークが過ぎるよぉ……。
さすがのママも若干お前が言うなって顔してるぅ……。

「じゃあ今日からオープンだな!」
「と言ってもお客様は?」
「ちゃんと来るよ?」
「え!?予約受け付けてたの!?」
「うん……ダメだった?」
「だって食事とかは!」
「パパが作るよ?調理師の免許も取ったし、営業許可とか諸々用意したし」
パパがなぜ貧乏なのか分からない……。

「じゃあ私たちは……?」
「接客を頑張ってくれればそれでいいよ!」
「はぁ……」
「ちなみにパパの知り合いに、接客の心得を教えてもらったんだけど、この巻物いる?」
「巻物!?なんでこのご時世に巻物が!?」
「創立100年を超える老舗旅館の跡取りと知り合いでね?そこに先祖代々伝わる巻物らしいよ?貰っちゃった!えへ!」
「凄いもの貰っちゃってる!?」
「売ったら1億ぐらいするらしいよ?それがタダなんて凄いよねぇ?」
「じゃあ売り捌こうよぉ!」
「こらこら伊織なんてこと言うんだよ。パパの友達が役立ててくれって渡してくれた巻物だよ?」
「役立つのにぃ!?」
「パパはね?楽して稼いでも身にならない的なことが言いたいのよ?」
「ん?あぁ、そうそう」
「絶対違うぅ!今、え?なに?って顔したぁ!」
「ありがたく使わせてもらうわね?」
「おう!沙織のためならエーンヤコーラ!」
「あなたのためならエーンヤコーラ!」
謎のイチャつき方をし始めたので無視して、取りあえず巻物を開いてみる。

「ん?なになにぃ?ママにも見せてぇ?」
「うん……」
最後まで開いた時、カチッという音がした。

「え?」
「なに?これ……」
そして青い光が私たちの顔を照らす。

「……」
「……」
「ん?二人ともどうしたんだい?」
「……なんでもないわ」
「……準備を始めなきゃ」
「あ、あぁ、行き成りやる気だねぇ、二人とも……」
接客の心得その一、心得の教えは絶対である……。


「いらっしゃいませ!大木様でございますね?お荷物お運びしますのでこちらに……お先に記帳してお待ちください」
行き成り何人客とってくれてるんだろうバカパパは。
大繁盛もいい所だが、忙しくて堪らない。

「伊織ちゃん!心得忘れてるわよ!?」
「あぁ、ごめんごめん」
私は着物を捲り、お尻を出してペチペチ叩き始める。

「お客様ですぅ!」
来客が来たときはお尻を叩いて知らせる。
大切な仕事の一つだ。

「大木様、お靴はここでお拭きください」
ママは玄関に座り、股を開いて着物を捲る。
下着を脱いで、淫毛を指さし笑顔で靴を受け入れる。

「はぁん!うひゅう!大木様!お上手ですう!」
「いやいや、女将さんも色っぽくていい感じだね!」
喜んでもらえてるようだ。
出だしは順調。

「では吉木亭での過ごし方について説明しますぅ」
「おお、可愛い娘だね」
「ありがとうですぅ。この旅館では、私共にどんなことを命令してくれても構いませんですぅ。全力で全て従いますぅ」
「へぇ、それじゃあこのガム捨てる場所を教えてくれる?」
「ゴミ箱はこちらですぅ」
私は着物を捲ってマンコを突き出す。

「おお!ははっ!これは凄いサービスだ!へへへっ!」
大木様は噛んでいたガムを私のマンコに捻じり込む。

「はぁん!ご利用ありがとうございましゅぅ……」
「よく教育されてるね!はっは!」
私はマンコをペチペチ叩かれた後、大木様をお部屋に案内する。

「こちら、綿パンツの間でございます」
「綿パンツの間?」
「あそこに置いてあるのが私の綿パンツです……」
「へえ……」
床の間に飾ってあるのは、私がさっきまで履いていたパンツだ。
他の部屋もそれぞれコンセプトによって飾りが違う。
これは急遽用意したものであるので、改良も必要だ。

「これって取っていいの?」
「ご自由にお使いくださいですぅ」
「ふぅん、クンクン、おしっこ臭いね」
「申し訳ございません……」
「後でオナニーする時に使わせてもらうよ」
「その時は是非お呼び下さいですぅ」
「なにかしてくれるの?」
「なんでもしますですぅ。裸踊りでも手扱きでも」
「はは!すごいねえ!中出しは?」
「喜んでお受けしますですぅ」
「ほっほっほ!気に入ったよ!これからも贔屓にさせてもらうからね!」
「ありがとうございますですぅ」
やった、リピーターゲットだぜ。


「あ、伊織ちゃん?丁度良かった、あちらでお客様がね?」
廊下に出るとママが用事を頼んできた。

「ちょっと!すいませーん!」
「はいはい!伊織ちゃん、ちょっと待ってて?」
だがママはすぐにお客様に呼ばれて行ってしまう。

「なんでしょうか?」
「この子がお漏らししちゃって……替えのパンツってあります?」
小さい女の子を連れたお父さんだ。

「あらあら、では私のパンツと交換しますね?」
「えぇ!?い、今なんて!?」
「では……」
ママはいそいそと下着を脱ぐと、紫のパンツをお父さんに手渡す。

「こ、これは……いやはや……」
「あの……」
「はい!」
「その子のパンツを……」
「え!?あぁ……」
「交換ですよね?」
「は、はぁ……」
お父さんはその場で汚れたパンツを差し出す。
ウンコが付いた幼児用のパンツを、ママは躊躇いもなく装着する。

「ちょっとキツいですね」
そう言って笑うママはとてもセクシーだが、小さいパンツは後ろに印刷された猫の絵が伸びきっていて、正直変態にしか見えなかった。

「す、すごいですねぇ……」
お父さんはズボンの前を大きくして帰って行った。


「あ、でね?伊織ちゃん、さっきお客様がこれを渡して来て……」
「これは?」
「生理用ナプキンね」
「血が付いてますぅ!病院に!」
「伊織ちゃんも習ったでしょ?女の子の日よ?」
「あぁ、なるほどぉ」
「で、替えが欲しいらしいんだけど、生憎切らしてるのよ」
「買ってくるですかぁ?」
「その暇は無いから、綺麗にするってことで手を打ったの」
「ママやりますねぇ」
「だからこれは伊織ちゃんがお願いね?」
「わかったですぅ!」
「ちゃんとお客様の前で舐めて綺麗にするのよ?」
「はいでーすぅ!」
私は教えられた部屋に行き、女性のお客様の前で舐めて綺麗にした。

「ふふ、結構いい気分ね?」
「そうですかぁ?」
「なんか女王様になった気分!」
「ありがとうございますですぅ」
なんとかなったようだ。


廊下に出た私は、小さな男の子とぶつかった。

「ひゃあ!」
「うっわ!痛ったいなぁ!」
「すいませんですぅ」
「てかお姉さん!トイレどこ!?トイレ!漏れそうなんだよ!」
「いちばん近いトイレはここですぅ」
私は自分の鼻を指さして言う。

「冗談はいいから!どこにあるか教えてよ!」
「本当ですよぉ?私の鼻に突っ込んでおしっこして下さい」
「い、いいの?」
「はい」
切羽詰っていたであろうその子は、ズボンと一緒にパンツも下すと、小さなちんぽを私の鼻の穴に突っ込む。

「出すよ!?」
「はいですぅ」
「う!はぁ……気持ちいい……」
「うごっ!がはっ!」
「お姉ちゃん大丈夫!?」
「だいじょ……ですぅ……」
出された小便を全て鼻から飲み込み、笑顔で見送った。


「はぁ、おしっこ飲んだら伊織もしたくなったですぅ」
廊下の端に座り込み、普通におしっことウンコをする。

「うえっ!?な!なにしてるの!?」
「トイレですぅ?」
「なんでここで!?」
「従業員は端でするですぅ」
「そ、それって……あの女将さんも?」
「はいですぅ。多分あっちのやつはママのですぅ」
「へ、へぇ」
若い男性のお客様がニヤニヤしている。
そこでママが通りかかった。

「あ、ママ。お客様がママのフンに気を悪くしてるかもですぅ」
「ちょっ!俺はそんなこと!」
「申し訳ございません!この場所で、私が……このように座って……」
ママは言いながらウンコの上に座り、その時の状況を繰り返す。

「このような表情で気張って……ふぅぅ!はぁ……出したウンコで、お客様を不快にさせてしまい申し訳ございません!」
「い、いえいえ……」
「ん?どうしたのかね?」
やって来たのはさっきのお客様、確か大木様だったかなぁ?
私が経緯を説明する。

「そう言うことなら、ちゃんと処理すれば問題ないな」
「仰る通りでございます!」
「その無駄にデカい乳で挟みとればいい」
「あぁ、その手がございましたね?」
「え?ええ!?」
青年は驚いているが、ママは気にせず着物を肌蹴ておっぱいを出す。
どこかでブラも使ったのか、ノーブラだった。

「ではウンコの処理をしますね?」
ママは大きなおっぱいで器用に自分のウンコを挟む。

「取れました!」
「よし、そのまま笑ってろ。写真に撮ってやろう」
「ありがとうございます!」
「ちょっとおっさん……」
「なんだね?君も撮ればいいだろ?」
「い、いいのか?」
「聞かなかったのか?ここの女には何を言ってもいいんだぞ?なんでもしてくれる」
「す、すげええ!」
その後もママは二人に玩具にされていた。


「伊織ちゃん!こんな所にいた!」
「あぁ、ママ。どうしたですぅ?」
私はお客様が汚したトイレを舌で綺麗にしていた。

「そろそろ温泉サービスの時間よ?」
「あぁ、そうだったですかぁ」
時計を見るともう8時を過ぎている。
私たちは温泉の男湯に向かう。


「お客様!これより温泉サービスを始めます!」
「お?なんだなんだ?またなんかやんのか?」
大木様はまたもやいいタイミングでいらっしゃる。

「伊織ちゃん、準備はいい?」
「はいですぅ」
私はママのケツ穴にチューブを差し込み、もう片方を温泉につけて、汲み取り式のポンブを握る。
これを押せばママのケツの穴に温泉のお湯が入るのだ。

「おお!浣腸プレイか!?」
「はいですぅ。ママのお腹に入った温泉を、かけ湯としてサービスするですぅ」
「ねえねえ、君はやらないの!?」
このお客様は思い出の間の片平様。
ちなみに思い出の間は、私たち家族の写真などがおかれている。

この方は私のパンチラを探したり、私の写真にザーメンを出したりと、楽しんでくれているみたいです。
さっきも呼ばれて、親子三人で写った写真の上で、ウンコをさせてもらいました。

「でも私がやるとポンプ押す人いないですぅ」
「こっちは俺がやるよ!」
大木様が名乗り出てくれて助かりました。

「では私のポンプは誰がぁ?」
「もちろん俺が!」
片平様がさっそく呼びのチューブを握ってワクワクしている。

「では、母娘二人の温泉浣腸をお楽しみください」
ママは機転のいく女ですねぇ。

「ふぃぃ!はぁん!あったかいい!」
「おらおら!もっとよがれ!旦那にも見せたことない顔してみろ!」
「こうれふかぁ?はあん!恥ずかしい!」
「ははっ!ほら!鼻に指突っ込め!」
「ひゃいい!」
「抜くぞ!?ほら!娘にかけろ!」
「ひぃぃ!」
「はふっ!」
ママのケツから放たれたお湯が、私の顔に直撃する。

「お、やったなぁ?伊織ちゃんも負けずに頑張って!」
「は、はいですぅ!」
「ほら、どんどん入っていくよぉ?」
「うぐぅ!お腹いっぱいですぅ!」
「まだまだ!はっはっは!」
それから何人か代わる代わる私たちで遊んだ後、次のサービスに移った。


女湯のサウナに移動した私たちは、お客様に挨拶する。

「今からサウナの温度を上げるサービスをさしていただきます」
「これ以上熱いのはやだぁ、って人は出てくださぁい」
「え?なになに?なんかやんの?」
「おもしろいじゃん」
私たちは二人で一番上の段に上る。
そして焼石に向かってマンコを突き出す。

「では、温度上昇!」
ママの掛け声を合図に、私たちはおしっこを焼石にかける。

「いやああ!なにあれ!?」
「汚い!最低!」
「ちょっともう出ようよ!臭くなる!」
お客様が出て行ってしまった。

「そ、そんな!お客様!」
ママが追いかけようとしたが、扉が閉められてしまう。

「ちょっと反省しなよ」
「お、鍵が外にあるじゃん!なにこれ!?設計ミス?」
「閉めちゃえ閉めちゃえ!きゃはは!」
「ちょ!ちょっと!」
私たちはサウナに閉じ込められてしまった。

「ど、どうしよう!お願いです開けてください!」
「ママ死んじゃいますよぉ!」
さっきの放尿を途中で止められたことと、恐怖が相まっておしっこを漏らしてしまうが、それでも慌てて走り回る私たちを見て、お客様たちは笑っている。

「そうだなぁ、じゃあそこにあるタオルでオナニーしてよ!痛いぐらい本気で擦ってよね!」
「は、はい!伊織ちゃん!?」
「わかりましたですぅ!これぐらい、毎朝家の前でやってたから朝飯前ですぅ!」
「行くわよ!?フンっ!フンっ!」
「ホッ!ホッ!」
私たちは本気でタオルを前後に擦り、マンコが赤くなるまで必死にオナニーした。

「よぉし、そろそろ本気で死んじゃうから許してあげるわよ」
「きゃははは!面白いもん見たわ!」
「美人が台無しじゃーん?」
お客様が満足してくれた。
これ以上嬉しいことはない。


「本日最後の大仕事ね」
「分かってますぅ、気合入れるですぅ」
これから私たちは宴会の席の余興として芸を披露する。
負けられない戦いが、そこにはあるのですぅ。

「はぁーい!みなさん!飲んでますかー!?」
「母娘でやらせてもらってますですぅ!」
「おまんこ亭ゆるゆると!?」
「おまんこ亭つるつるですぅ!」
私たちは全裸で登場し、お客様たちは大いに盛り上がってくれた。

「ではでは、私たちの芸をご覧に入れます!その名も『ゲッ屁』!」
「早速準備するですぅ!」
「なんだなんだぁ?」
「本当にここの女将たちはなんでもやるなぁ!」
「いいぞぉ!バカみたいなこともっとやれええ!」
手品で使うようなドラムロールが流れる。
私は練習した通り、長いチューブを飲み込んだ。

「うわっ!あの子チューブ飲み込んでるぞ!?」
「大丈夫なのか!?かなりの長さ飲み込んだぞ!?」
私はチューブを胃に到達するぐらい飲み込んだ。
そして逆の方はママがお尻に差し込む。

「行きます!くぅぅ!」
「おいおい!まさか!」
「よくやるよ!実の娘だろ!?」
「ふっ!プゥー!」
いい音がして、ママのお尻からチューブを伝って、私の胃にオナラが送られる。
それを何度か繰り返し、ママの合図を見ると、私は素早くチューブを抜く。
その時激しい嘔吐感がこみ上げるが、必死に我慢する。

そしてドラムロールは止まり、スポットライトが私を照らす。
ママが私のクリトリスを指で摘まむ。
これを引っ張るのが合図なのだ。

「行くわよ!伊織ちゃん!」
「ゲポッ!ゲップ!プポッ!」
ママがクリトリスを引っ張るたびに、何度も何度もゲップが出る。
しかもそのゲップはオナラの臭いがするのだ。

ママが私の顔に近づいて臭いを嗅ぐ。

「う、臭っさーい!」
「って!ママのオナラだし!」
観客は一瞬引いていたが、すぐに笑ってくれた。

その後も、お腹やマンコに顔を描いて裸踊りをしたり、マンコの中にお酒を入れてお酌したりした。


「ほら!もっとケツ振って気持ちよくしろよ糞ババア!」
「ひゃいい!」
「旦那とは最後にいつ寝たんだ!?あぁ!?」
「い、一年前ですぅ!」
「溜まってたんだろ!?ほら!どっちのちんこがいいんだよ!」
「ご主人様の固いおちんぽです!はぁ!もっと!もっと突いてくだしゃいい!」
「手前が動けよ!ゆるゆる中古マンコのクセによぉ!」
「中古ゆるゆるマンコで申し訳ございませええん!」
「ほら動いて欲しくなかったら、もう二度と旦那のちんぽは咥えないって約束しろ!」
「約束します!誓いますぅ!旦那の小さいちんぽなんて二度と入れませええん!皆さんのちんぽならいつでも入れますうう!何度でも中出ししてくだしゃあい!子供孕ませて遊んでくだしゃいい!」
「孕ませたらどうするんだ!?ほら!娘の前で言ってみろ!」
「堕ろしますうう!ごめんねぇ!伊織ちゃん!あなたの妹か弟!何人も無駄に殺しちゃうのおお!」
「何のためにだぁ!?」
「セックスうう!ご主人様のおちんぽ突っ込んで欲しいかられふううう!」
「はーはっはっは!ホント最低だなぁ!お前!母親失格!いや、人間失格だろ!キャハハハハ!」
ママは大量の汗を掻きながらお客様にご奉仕している。
そういう私も……。

「ほらぁ!伊織ちゃん!もっとちゃんと嗅がなきゃわかんないでしょぉ!?」
「ぶひぃ!ふがっ!ふがっ!」
お客様のパンツを顔に被って、前が見えない状況。
お尻にはトックリが突っ込まれており、クリトリスに結んだ糸を、まるでリードのようにして操られている。

四つん這いで歩いていき、近くにあるちんぽが誰のちんぽが当てるのだ。
いくら臭いを嗅いでもパンツの臭いがキツすぎる。
それでも諦めずに嗅ぎ続ける。

「ふがっ!ふがっ!お、おねがいですぅ!せめて舐めさせてくださいですぅ!」
「そんなに舐めたいのぉ?」
「ひゃいい!ほらぁ!こうやっれぇ!」
私はパンツの穴から舌を出して、ペロペロと動かす。

「じゃあどうぞ!しっかり舐めてねえ!」
「ひゃいいい!ペロッ!ペロペロ!ジュジュジュ!」
「さぁ、これは誰のかなぁ?」
「斉藤様のケツの穴ですぅ!」
「ほほっ!凄い!ホントに当てた!そう!正解はちんぽじゃなくて僕のケツの穴でしたぁ!」
舐めただけで当てられるぐらい、何度もケツの穴を舐めたのだ。
多分ちんぽでも当てられると思う。

「伊織ちゃん!もうすぐ出そうだわ!」
「はいですぅ!ふはん!」
私は手を引かれて太田様のおちんぽにマンコを突っ込む。

「ふぎぃ!奥!奥の方で出してくださいですぅ!」
そのまま腰をグリグリ動かして、ちんぽを締め付ける。

「おお!これこれ!この感じ!子宮にまで入ってるねぇ!」
「太田様の太いおちんぽ!伊織の子宮に入ってきてるにょおお!」
「出るよぉ!?」
「はがっ!あちゅいいい!あちゅいの子宮に直接入ってくりゅうう!」
「伊織ちゃん!お母さんが向こうで中絶中絶って叫んでるよ!」
「ちゅうぜちゅう?」
「さっき説明したでしょ?そこで出したら赤ちゃん出来ちゃうって」
「お母さんも向こうで赤ちゃん作ってるんだよ?」
「伊織の妹か弟が出来るのぉ?」
未だ硬いままのちんぽが入ったままなので、頭がぼーっとする。

「でもお母さんはその赤ちゃん殺しちゃうんだってさ!」
「なんでぇ?」
「そうしないとちんぽ貰えないからだって!きひゃは!」
「じゃあ伊織も赤ちゃんいらない……」
「ちんぽがいいの?」
「うん、ちんぽくれるならなんでもしゅりゅう」
「可愛いなぁ!伊織ちゃんはぁ!」
「よし!じゃあ今度学校のお友達の、エッチな写真とか撮ってきてよ!」
「いいよぉ?」
「それ見ながら犯してあげる!」
「お前それもうオナホールじゃん!」
「ひはは!伊織ちゃんはオナホールでもいいもんねぇ?」
「うん、伊織はオナホールだよぉ?」
「じゃあ俺は幼女の生パンツが欲しい!伊織ちゃんのは貰ったから他の子のやつ!」
「あ!ずるいぞ!俺も俺もお!」
みんなまた来てくれるんだ……。
嬉しいなぁ……。


私たちは夜が明けても宴会を続けた。
そして明くる日から、この旅館は大盛況となった。

なんでもする女将とその娘がいる旅館。
ネットでも有名だそうだ。

これでみんな……幸せ……?
い……や……ミヤコ……真珠……せめて……忘れたく……な……。





最近なんだか調子が悪い。
時折ふっと自分じゃなくなる時があるのだ。

変なことを言っているようだが、これが本当だから困る。

でももっと困ったことが一つ。
親友である伊織ちゃんが最近学校に来ないのだ。

なんでも家の仕事が忙しいとか。
貧乏だった伊織ちゃんの家も、旅館を始めてからは業績が右肩上がりで……。
ただ、あまりいい噂は聞かない。

身体で客をとっているとか、ネットで調べればすぐに伊織ちゃんたちのエッチな画像が出てくるとか……。
クラスの男子が言っていることだから、あまり信用しないようにはしてるんだけど……。


「結城さん!大変よ!」
「ん?どうしたの?」
クラスメートの橋田さんが血相を変えてやってきた。

「先生が倒れてるの!」
「なんですって!?」
急がないと!あの優しい先生になにが!?

「先生!」
「ゆうき……さん……」
先生は俯きに倒れ込んでいる。
どうやら発作とかではないようだけど……。
誰かに殴られた?

「結城さん!どうしよう!」
「まずは他の先生に……うっ!」
「結城さん!?どうしたの!?」
気分が悪い、また……いつもの……。

「……大丈夫よ!それより調査を続けましょう!」
「調査!?他の先生を連れてこないと!」
「動かないで!」
「……え?」
「第一発見者のあなたは一番怪しいのよ?」
「怪しいって……なにが……?」
「先生は誰かに襲われた……」
「な、何を根拠にそんなこと!」
「これを見て?先生はお尻を抑えて倒れている」
「確かに……」
「私の推測が正しければ……」
迷わず私は先生のスカートを捲る。
ストッキングの下に、大人びた黒い下着が見える。

「ちょっと!なにやってるの!?」
「黙ってて!」
私は更にストッキングと下着もずらし、お尻を広げる。

「これを見て頂戴?」
「……傷が、ある?」
先生のお尻には僅かだが、引っ掻いたような痕があった。

「これがどうしたの?」
「これは指で浣腸をされた後よ」
「な!そ、そうなの!?」
「間違いないわね」
「誰がそんな!」
「簡単よ、指を入れてみて、簡単に入る人が犯人よ?」
「それは関係無くない!?」
「やってみましょう!」
「結城さん!?今日テンションおかしいよね!?」
「疑いたくはなかった……でも、あなたの言動を見ていると、仕方のないことよね?」
「えぇ!?私犯人扱いされてる!?」
「さぁ、やってみなさい!」
「いやいや!それは!」
「出来ないならあなたが犯人よ!?」
「……うぅ、やらなきゃダメ?」
「早く」
「はい……」
橋田さんは慣れた手つきで指で浣腸の構えをし、よく見知ったケツの穴に照準を絞る。

「絶対今事実を捻じ曲げる表現をしたでしょ!?」
「何を言っているの?訳がわからないわ?」
「うぅ……えい!」
「ひぎっ!プピッ!」
先生のケツ穴にジャストヒットしたそれは、いとも簡単に中に侵入し、先生を蹂躙した。
あまりにも根元まで入ったのか、指を引き抜く際に、放屁と共に便も少し出てきている。

「小声で聞こえてるんだよ!?事実とは違う表現をしないでよ!」
「なんのこと?それより橋田さん。いや、犯人さん?そろそろ自首してくれる?」
「だから私犯人じゃないって!そんなに言うなら結城さんもやってみてよ!」
「いいわよ?犯人ではない私が浣腸したところで、あなたのように上手くは出来ないのだから」
そして私は覚束ない手元で何とか浣腸の構えをする。

「それぐらい誰でも出来るよ!むしろそっちの方が怪しいよ!」
「いくわよ?」
私はゆっくりと、しかし下手くそに指を入れる。

「ひぎゃああああ!ふんぬ!はがああ!」
「この!こんの!」
「ちょっと結城さん!止めてあげて!グリグリしちゃダメええ!先生が死んじゃううう!」
「はぁ、はぁ……ね?下手だったでしょ?」
「ゆ、結城さん……」
「先生!気が付いたんですか!?」
「一度ならず二度までも!先生に何てことするんですか!」
「……え?」
「結城さん?どういうことなの?」
橋田さんがこっちを睨んでいる。

……っは。
私、なにを?

あ……これ、私がやったんだ……。
先生の胸が私より大きいとか文句言って、先生に浣腸して……。

私なんであんなこを?
しかも今、橋田さんを疑って……。

「あ、あの……」
「結城さんなんて知らない!」
橋田さんは走って行ってしまった。

「ちょっと待って!」
「待つのはあなたです!生徒指導室に来なさい!」
「う……はい……」
なんで私がこんな目に!?


「はぁ、散々だった……」
「あ!真珠ちゃん!どこ行ってたの!?」
「ミヤコちゃん……あの、橋田さんは?」
「橋田さん?なんか早退しちゃったよ?」
「そう……」
明日謝らないと……。

それはそうと、私は自分の席に座ろうとしたが、他の子がすでに座ってお喋りしてたので、少しお行儀が悪いが、ミヤコちゃんの机に腰かけた。

「それよりさぁ、伊織ちゃんのことなんか聞いてない?」
「それが、私もなにも聞いてないのよ……」
「そうかぁ、一回二人で見に行ってみる?」
「そうねぇ……うぅ!」
「真珠ちゃん!?」
まただ……この眩暈……。

「大丈夫!?ねえ!」
「……あぁ、大丈夫よ?もう平気」
「そうなの?保健室行く?」
「大丈夫だって。ふぅ……」
その時、事件は起こった。

「ブホッ!」
「ん?誰だ?屁扱いたの?」
小池くんがそう言った瞬間、急激に教室内が臭くなる。

「うっわぁ!なんだこれ!」
「ちょっと勘弁してよ!誰なの!?」
「うう!臭いいい!」
「みんな!動かないで!」
「はあ?なんだ結城?」
「犯人はこの中にいる!」
「なんだってえええ!?」
「いや、そりゃそうだろう」
「今から捜査を行うわ!みんなその場でじっとしてて!」
「ってなんで結城が調査するんだよ」
「他に適任者がいる?」
「いや、自信満々だけど、お前も別に適任者ではないからな?」
「私が直々に、ケツの穴まで鼻を突っ込んで調べてあげるわ!」
「ちょっと!結城さん!なに言ってるの!?」
「はぁ?お前がそれすんのか?」
「もちろんよ!」
「おもしろそう!やってくれ!俺から俺から!」
こいつら、自分が容疑者だってことも分からずにはしゃいじゃって……。

「まずは小池くんからね?」
「おう!どうぞ!」
小池くんはわざわざパンツまで下してケツを差し出す。

「いい覚悟ね……クンクン、ふがっ!んん、この臭いは違うわねえ」
「くすぐってえ!ははっ!おい!お前!鼻の頭にウンコ付いてるぞ!」
「そんなことに構ってられないわ!」
「いや、構えよ!その鼻次の俺の尻に擦り付けるつもりか!?」
次の男子が騒ぎ出す。

「捜査に支障が出るなら仕方ないわね」
私は持っていたハンカチで鼻を拭く。

その後もクラス中の男子のケツの穴に鼻を突っ込んで調べた。
ハンカチは真っ茶色になってしまったので、最後の方は自分のパンツを脱いでそれで拭いていた。

「男子は全員白だったようね」
「じゃあ容疑者は女子だけだな!」
「ちょっと待ってよ!そんな気持ち悪いことさせないわよ!?」
「そうよ!いくら結城さんだからってそんな!」
「みんな怪しいわねぇ?」
「っていうか矢部さんずっと寝てるんだけど大丈夫なの?」
「え?」
確かに、こういう時五月蠅そうなミヤコちゃんが静かだった。

「ミヤコちゃん?大丈夫?」
「ん……んん、はっ!ちょっと真珠ちゃん!」
「な、なに?」
「すっごく臭かったんだからね!?気絶しちゃったよ!」
「……へ?」
「そう!屁だよ!屁!」
「あれ?」
……っは!
ま、まただ……また私……。

「ちょっと結城さん!?」
「あなただったんじゃない!」
「臭い屁扱いといて、人を犯人扱いか!?」
「いや、その……」
「おい!みんな!結城を取り押さえろ!」
「おー!」
「ちょっと止めてよ!ちょっと!」
「え!?なになに!?なんでこんなんなってんの!?」
「ミヤコちゃん!助けて!」
「え!?え!?」
ミヤコちゃん!もう!使えない子!

「やだ!どこ触ってんのよ!」
「お前なんて俺のケツに鼻突っ込んだだろ!?」
「それは……!」
私は男子たちにパンツを下されて、お尻を広げられる。

「じゃあおしおきでーす!」
「うっわ!ひっでえ!」
「もうウンコ出来ないぜ!?」
「な!なに!?ひぃ!冷たい!なに塗ってるの!?」
「よし後は……よっと!」
「ひぎっ!」
指でお尻の穴をギュっと縮められた。

「な、なんてことしてくれるのよ!」
「自分がなにされたか分かってないだろ?」
「え?」
「真珠ちゃん!大変だよ!」
「な、なに?」
「今塗られたの!瞬間接着剤だよ!?」
「……え?そ、そんな!」
私は急いでお尻を触る。

「ひ、広がらない!やだ!なんで!?」
「これで臭い屁はもう扱けないな」
「安心してスクールライフが送れるわぁ」
「へひゃひゃ!」
なんで……私が……私ばっかり……。


「では今日の授業はこれまでです」
「先生さよーなら、皆さんさよーなら」
やっと終わった。
もう今日は帰ろう。
早くお尻もどうにかしたいし……。

「真珠ちゃん、これから二人で伊織ちゃんの所に……」
「きゃああああ!」
「またなの……?うぅ……」
すぐに頭が痛くなる。
なんで……。

「どうしたの!?」
「金魚がああ!金魚のシンクハイムがあああ!」
「木野さん!落ち着いて!金魚の名前はそんな格好よく無かったよ!?」
「落ち着くのはあなたもよ?ミヤコちゃん」
「結城ちゃん?」
「突然金魚がいなくなった……か……」
「おい、もういいぞ?結城」
「小池くん、間違えは誰にでもあるものよ?」
「その言葉は誰か他の人に言ってもらえ。自分で言うな」
「さぁてと?まぁ犯行動機とトリックは大体解かったけどね?」
「す、すごい!真珠ちゃん天才なの!?」
「ちょっと矢部さん!結城さんを焚き付けないで!」
「ロクなことにならないから!」
「木野さん?あなたは授業が終わると同時に水槽を見た。これは間違いない?」
「うん!そうなの!そしたらシンクハイムが!」
「ちなみに貴女は毎休み時間に水槽を見に行っていた。これも間違いないわね?ちなみに金魚の名前はギョッピーよ?」
「そうだよ!?さっきの休み時間に見た時は確かにいたのに……シンクハイム……どこいっちゃったの?」
「ということは、犯行が行われたのは、木野さんが見てから、さっきの休み時間が終わるまでの間ね」
「そうなるね……」
「ちなみに貴女が嘘をついているっていう考え方も出来るんだけど?」
「それは無いよ!一緒に見てた人もいるもん!」
「そうだよ!私は木野さんといっしょにギョッピー見てたよ!?」
「私も!ギョッピーちゃんといたもん!」
「ほらね!?ちゃんとみんな私と一緒にギョ……シンクハイムを見ていたんだから!」
「なら犯人はその後にこの水槽の前に来た人……。あと確実にギョッピーって言いかけたわよね?」
「誰が!誰がこんな酷いことを!返してよ!シンクハイムを!私たちのシンクハイムを返してよおおお!シンクハイムううう!」
「もうシンクハイムでいいわよ……」
私のピンク色の脳細胞がメッキョメッキョ動き出す。

「ふっ……簡単な事件ね」
「犯人が分かったの!?」
「犯人は……あなたよ!川本さん!」
「えぇ!?ウチが犯人!?違う違う!なんでそうなるの!?」
「あなた、授業が始まる前、水槽の前で話していたわよね?」
「う……そうだけど……」
「あなたは話し相手が見てない隙に、ギョ……シンクハイムを手に取って隠したのよ!」
「してないよ!?てかどこに隠すのよ!調べていいよ!?ほら!」
「隠した場所は簡単。一番調べにくい場所よ?」
「ど、どこなのよ!どこでも探していいわよ!?」
「それは……ここよ!」
「ちょっと!なにするの!?」
私は川本さんのパンツをずらして、マンコに指を二本入れる。

「ひにゃああ!ちょっとおお!誰にも触らせたこと無いのにいいい!」
「さっきシンクハイムを飲み込んだでしょ!?」
「飲み込むかああ!」
「あの子は可愛いもんねえ!?そりゃあ子宮に入れたくなるわよねぇえ!?」
「んなこと思ったことないってえええ!」
「こうすれば子宮が開くのかしら?コリッ!」
「ひぎゃっ!」
私は川本さんのクリトリスを歯で齧る。

「ひぎいいい!やめっ!やめてってばあああ!」
「あのぉ……」
「なに!?ミヤコちゃん!今立て込んでるの!」
「いや、シンクハイム卿がお足元に……」
「え?……ほらああ!やっぱり!川本さんが犯人だったのね!?」
「いやいや、暴れてる時に、真珠ちゃんのスカートの中から落ちてきたんだけど……」
「んん?」
……っふ!?
あぁ!もう遅い!
なんでよ!どうせなら最後まで意識が飛んでてくれてもいいのに!

「あ、あぁ……シンクハイム……」
「あの……木野さん?」
「死んじゃったぁ……シンクハイムがぁ……」
「あのね?」
「川本さん、そいつの足抑えてて」
木野さんは冷静な声で指示を出す。

「あいよー!」
「ちょっと川本さん!止めて!」
「自分が逆の立場だった時、あんたは止めてくれたのかよ?」
「怖い怖い!川本さん顔怖いいい!」
「そのまま放さないでね?」
「木野さん!木野さんも笑顔が怖い!なになに!?なにするの!?」
「復活の儀式」
「発想が怖いいい!」
「母なる元に帰り、再生するのよ?」
「ちょっとなに!?本当になにするつもり!?」
「矢部さん、クスコを……」
「クスコ!?なにそれ!?」
そんな訳のわからないものを、ミヤコちゃんが持っているわけ……。

「んん?おお!ポケットに入ってた!はい!木野さん!」
「そんなデカいもんポケットに入るかー!やらせだ!これはなにかの陰謀なんだぁー!」
「おい、暴れんな」
「じゃあ開始します」
木野さんはクスコとやらを私の大切な部分に押し当てる。

「ちょっとお!怖いって!なに!?」
「力を抜かないと痛いよ?」
「へ?ひにゅうううう!」
金属が私の中に入っていく。

「じゃあ開きます」
「開く?……え?なに?ふぐっ!ひゃああ!なにこれええ!」
「おお!中身が丸見えじゃん!」
「ちょっと男子が見てる!止めさせて!」
「私の時も見てたよなぁ?」
「川本さん!ごめんなさい!謝るから!」
「シンクハイム、蘇って!お願い!」
「蘇らないって!どこの宗教よ!」
木野さんはシンクハイムを私の子宮目掛けて押し込んでいく。

「気持ち悪い!止めてええ!」
「シンクハイムの死因は圧迫死。それがどれほどの恐怖を伴う死かあなたに分かる?」
「……ご、ごめんなさああいい!」
でもきっとシンクハイムは圧迫死じゃなくて、水が無くなって死んだんだと思う……。

「わかってるわよ……シンクハイムは戻ってなんか来ないって……」
「木野さん……」
「私ね?動物が大好き……クラスで何か飼おうってことになった時、凄く嬉しかったなぁ」
「本当に……ごめんね?」
「ウチもさ?動物好きだよ?」
「私も!」
「私だって!」
「俺も嫌いじゃないぜ!?」
みんな……私居た堪れないんだけど……。

「でもだからって、死んだ命に縋るのも違うと思うの」
木野さんは遠い目で語る。
……そこまで分かってたなら、もっと早く解放して欲しかった。
あと膣に詰まっている故シンクハイムは、もう取っていいのかな?

「みんな!これまでのことじゃない!これからの話をしましょう!?」
「そうだ!よく言ったぞ木野!」
「木野さん!」
「あんたって子は!」
こういう時の団結力って怖いよねぇ……。


「明日からこのクラスで飼う、新しい生き物を紹介します……」
「「「イエーイ」」」
「日替わりペットの真珠でーす!うぅん!可愛い!」
木野さんの紹介で一歩前に出された私は、全裸の状態でみんなの前に立たされる。

「じゃあ明日から休日だし、次の月曜日からってことで!」
「よぉし!帰るかぁ!」
「帰りゲーセン寄って行こうぜ?」
「いいなぁ!」
「あ、真珠ちゃん、これから伊織ちゃんの所に……って今は無理かな?一人で行ってくるよ!」
みんなの声が遠く聞こえる。
これから私はみんなのペット?
……裸で生活?
なにこれ?
なんで?
私、悪くないのに……。


「さぁ今日から家畜の真珠は、可愛いうさちゃんだよぉ?」
「日替わりで動物の種類が変わるんだろ?」
「面白いじゃん!」
「おおい!真珠!餌やるよ!」
男子の一人が人参を投げる。

「よく持ってたなぁ」
「こうなると思ってさ?」
「お、始めたぞ?」
私は人参を床にガムテープで固定し、その上で腰を落としてジャンプをする。
身体が落ちてきたと同時に、丁度うまい具合にマンコに突き刺さる。

「ひぎいい!」
「ほら!もっと飛べ!」
「ひぎゃああ!ふにいいい!」
「ひゃはは!もう人参ベトベトじゃん!」
「ねえ!その人参食べないのぉ!?」
私は自分の愛液でベチョベチョになったそれを、手を使わずに齧り始める。

「家畜だからところ構わず糞するんだよなぁ?」
「ふぅぅ!はぁ……」
言われると同時に息んで排泄をする。

「うさぎってバカだから自分のウンコ食うんだよなぁ!」
「ふへ!?」
そんな……。

「あれ?出来ないの?」
「……はむ、はむ」
「うわっ!本当に食った!」
「汚ったねえ!」
私は泣きながら自分のウンコを咀嚼する。


やっと授業時間になって、解放される。
この間に少し考えをまとめておこう。

この休日の間にある重大な出来事が起こった。
それは、ミヤコちゃんの失踪だ。

急に連絡が取れなくなったミヤコちゃんを心配して、伊織ちゃんの所に行ってみた。
伊織ちゃんは噂通りの生活をしていたようだ。

お腹を摩りながら、すでに8回も中絶したと笑いながら言っていた。
身体からは異臭を放ち、マジックで落書きなんかも書かれていた。

ミヤコちゃんのことは知らないと言う伊織ちゃんから、私は目を逸らすように逃げ出し、街中を走り回った。

それでもやっぱり見つからず、私は公園で一人俯いていた。
そんな時だ。

ふと見上げたジャングルジム、見覚えがある……。
小さいときに遊んだんだっけ?
違う、もっと最近……。
なにか……なにか思い出せそう……。

「ぁ……」
一つ、ジャングルジムに上って、おしっこを振りまく私の姿を思い出し、そこから芋づる方式に全てを思いだした。

「なに……?この記憶……」
出てくるのは卑猥な思い出、惨めな過去。
私なんであんなこと……。

その時、ミヤコちゃんがクラスの発表の時間に言っていたことを思い出した。

『こんなの間違ってる!みんなおかしいよ!なんでこんなの見て笑えるの!?なんであんなこと平気な顔してやってるの!?おかしくされてるんだよ!誰なの!?ねえ!男子は知ってるの!?先生は!?誰がみんなをおかしくしてるのよ!』

知ってたの?ミヤコちゃん……。

少なくともあの時のミヤコちゃんは気付いていた。
あぁ、そうか……私たちは誰かに操られていたんだ。

お母様がおかしくなった時、金川さんが使ったペンライト……あれがそうなの?
じゃあ金川さんに会えばなにかが……。

いや、ミヤコちゃんは催眠にかかっていないことがバレたから、あの時催眠をかけられたんだ。
今は誰にも悟られないように動くしかない。


その日は結局、ミヤコちゃんは見つからなかった。
商店街に行ってはみたが、写真館も米屋も、八百屋も電気屋も全て閉まっていた。
あの記憶が嘘なんじゃないかというぐらい、奇妙なほどに何も無かった。

そうして暗くなり、私は家に帰ってすぐに寝た。
リビングでは知らない男がお母様で遊んでいる。

昨日まではそれが当たり前のことだった。
でも今日は違う。

お母様が鼻から精子を飲んでいる横で、笑いながらご飯を食べる自信はない。



これが昨日の出来事。
私が今しないといけないのは、催眠にかかった振りをし続けること。
そうしてミヤコちゃんを探す。
それだけなのだ……。



「ねえ!うさぎって寂しいと死んじゃうってホント!?」
「苦しいぐらいなんじゃない?」
「ええ!可愛そう!」
「真珠ウサギはどうなんだろうな?」
「みんなが帰ると苦しいんじゃないか?」
やっと放課後になって解放されると思ったが、どうやらまだらしい。

「はぁ、はぁ!」
「なんか遊んで欲しそうだなぁ?」
「じゃあ帰らないでやるから、この人参鼻に突っ込め!」
「ふん!ふんん!」
「もっとだ!血が出るまでやれ!」
「ふがっ!ごご!」
「はっは!バカみたいな顔だな!」
「じゃあ次俺な!その人参をケツに入れて、屁で飛ばせ!」
「いやいや!無茶だろ!」
「いいからやれよ!ほら!」
私は迷いなく、バカみたいに従順に命令をこなす。
人参を入れたお尻が痛い。
オナラなんて頑張ってもそう出ない。
それでも盲目的に命令を遂行する。

それが催眠なのだから。

本当は今からでも探しに行きたいが、今の私はクラスのペットである。
夜もクラスからは出られない。

明日もまた悲痛なイジメが待っている。
いや、みんなはイジメてるつもりなんかないんだろう。
みんなも催眠にかかっているだけなんだから。

もう……寝よう……。
明日も早い……。


次の日、今日の私は鳥らしい。

「よしよし一杯卵産むんだよぉ」
「コケッコー!」
私は用意された生卵を、マンコに入れては膣の力だけで吐き出すを繰り返した。

「昼飯だぁ!」
「おい!真珠はなに食うんだぁ!?」
「俺面白いこと考えた!」
「おうおう!やってみろよ!」
「おい!真珠!仰向きになってケツ上げろ!そうそう、そのままだぞ!?」
私は言われるままにポーズをとる。
まだ卵が入ったままなのに……。

「行くぞ!おらっ!」
「ふがっ!」
「おい!マンコから垂れ出てくる生卵がお前の餌だ!」
「ク、クケー!」
私は必死に舌を伸ばして、マンコから流れてくる生卵を待った。

午後からは、鳥が空を飛べないのはおかしいと言って、飛ぶ練習をさせられる。
鶏ベースなんだから、飛べないのは当たり前じゃないか……。

「バタバタ!クケー!」
マンビラを羽ばたかせて、空を飛ぶ真似をする。
そのまま走り出して、グラウンドで飛び跳ねて踊る。

「そろそろ糞漏らすよな!」
それは合図である。
私は飛び跳ねながらウンコを漏らす。

「きゃはは!今日も絶好調だな!」
なに基準なのよ……。


今日の私はゴリラだ。
少し大きくなってきた胸が、弾けるぐらいに強く叩く。

「ウホウホウホ!」
「真珠は元気ねぇ?」
「朝からうるせー!」
「ふぐっ!」
行き成り股間を蹴り上げられるが、それでもドラミングを続ける。

「ウ……ホ、ウホウホ」
涙が出そうになるのを堪えるのに必死だった。


給食の時間は、常にお尻に入れておいたバナナを食べる。
自分のウンコがベッタリついたバナナを、吐きそうになりながらも一気に食べつくした。

食後の運動はどうやらオナニーをするらしい。
私はクラスの人数分逝くまでマンズリを扱き続けた。

みんなが帰るとき、ビデオカメラをセットされた。
手の平にウンコを出して、窓から投げて校庭にある銅像に当てるまで、眠ってはいけないらしい。

理不尽な命令もこなさなければいけない。
結局私はウンコが出なくなって、一晩眠れずに過ごした。


眠気からか頭がぼーっとする。
今日は木曜日、牛の日らしい。

乳牛になった私は、糞尿が出ていることにすら気づかないらしい。
眠すぎで本当に丁度それぐらいだ。

胸に着けられた機械は、牛のおっぱいを吸う機械らしい。
いつも思うが、こういうものをどこから調達するんだろう……。

「もーう、もー。……ひぎ?ひぎゃあああ!あがっ!あがああ!」
「お、暴れ始めたぞ?」
「乳搾りが効いたんだろ?」
「なんか今日は反応鈍いからねぇ」
「さすが牛だな」
「うわぁ、おっぱい真っ青になってるよ?」
「大丈夫なの?あれ?」
「最悪切り落としてステーキにすればいいじゃん!牛なんだし!」
「それちょっと怖くない?」
「でもあいつ家畜だし、いいんじゃね?」
痛い、胸が痛い。
引きちぎられるような痛みだが、目が覚めたのは一瞬だ。
それからは痛みと眠気の間を行ったり来たり。
地獄のように長い時間だった。


「おい!こいつ起きないぞ!?」
「もうご飯の時間なのにねぇ?」
「蹴り起こせ!」
「俺もやる!おっら!」
「えい!」
「きゃはは!乳蹴ると揺れておもしれえぞ!?」
「ふみっ!?はぎい!いぎゃああ!」
「お、起きた起きた」
「ほら、飯だぞ」
私の前に置かれたのは、汚いパンツだった。
恐らく私が初日に履いていたパンツで、無意識に漏らした糞尿を拭いたのだろう。

「分かってるだろうが、お前の飯はこのパンツだ」
「これごと飲み込むんだぞ?」
「ほら、口開けろ!」
男子の一人がパンツをトングで掴んで口に入れる。
私は涙を流しながら、勢いで飲み込んだ。

「すっげええ!マジで飲めるもんだな!」
「おい!次だ次!」
次?

「ほら!口開けろ!」
なに?今度は何もつかんでいない割り箸だ。

「ほれ」
「ぐぼっ!ゲロゲボゲボ!」
大きく開けていた口に割りばしを突っ込み、喉チンコを挟まれたのだ。
その拍子に私は胃液ごとパンツを吐き出してしまう。

「よし、じゃあまた食え」
「うわぁ、鬼畜だなぁ」
「牛は反芻する生き物だからな!」
「もおー……」
私はこの後何度もこれを繰り返した。
途中で出た糞尿もパンツで掬われ、全て胃に流し込められた。
そして最後には教室が臭くなったと言われ、身体を雑巾替わりにされて床を掃除した。


また夜が来る。
今日はよく眠れるだろう……。


結局臭いでまた何回も吐いてしまい、また少し睡眠不足だ。
ダメだ……頭が働かない……。

今日の私は豚だ。
鼻フックを装着され、鳴き声は口ではなくオナラで表現する。

「おお!準備出来てるな!」
「ぶひゅっ!」
「オナラの調子もいいみたいね!」
「キャハハハ!」
私は常にオナラを鳴らせるように、自転車の空気入れで、何度も空気をお腹に送った。
お昼ご飯は、校庭に埋まったパンツに包まれたおにぎりらしい。
みんなはトリュフ探しだと言って笑っていた。

もちろん私にそんな機能は無い。
私は久々の普通のご飯を食べるために、夢中になって探した。

校庭にはいくつかの旗が立っていて、恐らくはそのどれかの下に正解が埋まっているのだろう。
私は手を砂まみれにしながら掘り起こしていく。

5目を掘っていくと、何か布のようなものを見つけた。
私は夢中になってそれを取り出したが、なぜかそれは靴下だった。

クラスの男子の物だろうか、それでも一縷の望みにかけて中を覗いてみると、なんと少しだけご飯粒が付いていたのだ。
私は夢中になってそれを舐めとる。

みんなはそれを見てゲラゲラ笑っていた。

それからしばらくして正解のパンツを見つけた。
これも私のではない。
男物のブリーフだ。

それでも気にせずに、中身のおにぎりを食べる。
私はブリーフに付着した残りの一粒までしっかり食べ切った。

その後もまだ味がするのではないかと思い、必死にブリーフを舐めたりシャブったりする。
最後にはブリーフに付いていた黄色い染みが無くなるまで舐めていたようだ。

そのころにはみんな教室に帰ってしまい、下級生が体育を始めていた。


授業が終わるころになると、私は酷い腹痛に見舞われていた。
さっきのご飯が腐っていたのか、それとも砂や汚れを舐めたのが悪かったのか。

それでもみんなの言葉には、オナラで返さなければならない。
私はオナラをする度に「ぷびゃっ!」と言う情けない音で下痢便を撒き散らした。

みんなはその音が豚の鳴き声に聞こえないと怒り、私はみんなが帰った後も自分のオナラを録音し「ブー!」と言う音をキープしなければならないという罰を受けた。


また今日も眠れない……。
お腹も空いて倒れそうだ……。

あれ?明日は何曜日?
……あれ?


その日、学校には誰も来なかった。
そうか、今日は土曜日。
学校は休み……。

じゃあ……今日の私はなんなんだろうか?
豚?牛?ゴリラ?鳥?ウサギ?
なに?私はなんなの?

その答えは出ないまま、私は空腹と睡眠不足で倒れてしまったのだ。


「おぉい!真珠起きたぞ!」
「よかったぁ」
みんなが私を心配している。
そうか私倒れちゃって……。

え?でも、心配してくれてる?
もしかして催眠が解けたの!?

「みんな!」
「おい!なに人間の言葉喋ってんだよ!」
「そんな怒るなって、病み上がりだぞ?」
「でも本当に良かった。私たちのペットがまた死んじゃったら悲しいもんね?」
そうか……私はやっぱりペットなのか……。

「そんなことよりお前!起きたなら早くプールに行けよ!」
プール?なんで?

「今日のお前は魚だろ!?」
そうか、まだ続くんだ……。

プールに全裸で入った私は、永遠と泳がされる。
シーズンでもないので、水は汚れているし、かなり冷たくなっている。
それでも凍える身体に鞭を打って泳ぐ。

糞尿は垂れ流しでいいらしい。
でもオナラだけは、する時にお尻だけを水上に出してすることになった。

これが滑稽で面白いと評判で、なんどもやらされた。

食事はちぎって投げてくる食パンを、プールの水ごと飲み込まなければならない。
でもまた倒れてはいけないので、必死になって食らいつく。
泥のような味のプールの水は、多分後で必ずお腹を下すが、どうせ垂れ流しなので気にしない。

途中見ているクラスメートたちは、私が泳いでいるプールで普通に排泄する。
私はその度に近づいて、おしっこもウンコも少しでも多く食べようとする。

これは男の子も女の子も一緒だった。
普通なら女子は人前での排泄なんて絶対しないだろうに……。
恐らく催眠の力が、クラスメートにまで及んでいるのだろう。

私はゲップをしたい時だけ、背泳ぎになる習性らしい。
背泳ぎになると、私は器用に片手でオナニーを始める。

逝きたくなったらゲップと共に逝くのだ。
みんなはしばらく私を見ていたが、16時を過ぎることには全員飽きて帰ってしまった。

この後の指示は聞いてない。
今日はこのまま寝なくてはならない……。


……ふと目が覚める。
また少し寝ていたようだ。
ちなみに私は、プールで立ったまま眠っている。
非常に危険な行為であり、一歩間違えれば水死する。

最近はいつも頭がボーっとしていたが、一度倒れた後水で頭を冷やした今は、思ったより頭が回る。

「そうだ……思い出した……」
私はこんなことをしている場合ではないのだ。
そう、ミヤコちゃん。もういなくなってどれぐらいが経つのだろうか?

私はプールから上がり、教室へ戻る。
身体を拭いて、自分の服を着ると、夜の学校を抜け出した。

そもそもあんな場所に律儀にいる必要なんてなかったのだ。
それがいつまでもみんなに言われるがままだったのは、恐らく催眠の効果が出ていたのだろう。
危ない、これ以上あそこにいれば、もう戻れなくなる所だった。

でもどこを探せばいいのか、やはり見当もつかない。

「痛っ!ご、ごめんなさい!」
私は体力のない体でフラフラ走っていたので、道を歩く人にぶつかってしまった。

「ん?君は……」
「え?」
知り合い?でも見たことない。
自分も今は人のことは言えないが、汗まみれで臭くって、生理的に近寄りたくないタイプだ。

「よし、君に決めた!」
「あのぉ?どちら様ですか?」
「君ってさ?あの学校から逃げたしてきたんでしょ?」
「ええ!?な!なんでそれを!」
「ってことはさ?君ってペットなんだよね?」
「う……」
やめて……その言葉を言わないで……。

「僕の弟が君のクラスメートでね?いつも写真を見せて自慢するんだよ!だから羨ましくってさ!ねえねえ!君、僕のペットになってよ!」
「あ……あぁ……」
だめ……このままじゃ私……この人のペットになって……。

「私は……なんの動物なんですか……?」
「君は人間さ?僕に飼われる、家畜人間だよ」
「は……い……」
私は家畜人間……。
この人の……ペット……。


「おおい!真珠!こっちこい!」
「はぁい!えへ!えへへ!」
私は四つん這いで歩いていき、ご主人様の方に向かってお尻を振る。

「ご主人様!叩いて!ねぇぇ!叩いて遊んでぇ?」
私は甘ったるい声でオネダリをする。
マンコもケツ穴も丸見えだ。

「よしよし、真珠はいい子だなぁ」
ご主人様は私なんかの汚いケツを撫でてくれる。

「ほらっ!ご褒美だ!ペシッ!」
「ふひゃああ!あぁぁ……気持ちいぃ……」
私は脳みそが蕩ける様な気持ちになる。
ご主人様のケツ叩きは、私のオナニーの百倍気持ちいいんだから当たり前だ。

「そうそう、お前今日まだ糞してないだろ?」
「あ、そうだったかも!」
「ほら、見ててやるからやって見ろよ」
「はぁい!」
私は笑顔でチンチンのポーズをする。
犬の芸であるあれだ。

そのまま躊躇いなくウンコをして、その上に座る。

「おいおい、お尻が汚れちゃうぞ?」
「いいのぉ!ウンコでオナニーするのぉ!」
私はバカみたいに笑いながら、自分のウンコをマンコに擦りつけてオナニーに没頭する。

「滑りが悪そうだな」
「じゃあじゃあ!うぅ……はぁ……」
私はおしっこも漏らして滑りをよくする。

「真珠は頭がいいなあ」
「そんなことないよ!この前だってお出かけした時、近所の女の子にウンコの仕方聞いちゃって、すっごい恥ずかしかったじゃない!」
「自分よりだいぶ年下の女の子に聞いたもんな?」
「『うんっ!』ってすれば出るよって教えて貰って、その場でしたら逃げちゃったの!」
「きっとトラウマ物だっただろうなぁ」
「ねえねえ!今日のご飯はなにくれるの?」
「そうだったね、ほら、大量に持ってきたぞ!」
ご主人様は近くにあったゴミ袋を開けた。
中には大量のゴミが入っている。

これはコンビニなどのトイレのゴミ箱から取ってきたゴミである。
中身はお尻を拭いたティッシュや、使い終わったナプキンやタンポンが入っている。

「じゃあいつも通り、これで炊き込みご飯作ってあげるな?」
「わぁい!ありがとう!」
「それまではこれで我慢しとけよ?」
「うん!」
私は渡された使用済みタンポンを鼻の穴に突っ込み、ワクワクしながらご飯を待つ。


「はぁ、ご馳走様!」
「ごちそうさまです!」
ご主人様はコンビニ弁当、私はゴミの炊き込みご飯を食べて、少し休憩。

「ねえねえご主人様ぁ?」
「なんだい?」
「真珠、ご主人様のおチンチン、舐め舐めしたいなぁ」
「うひひ!そうなの?ほら、じゃあ勝手に舐めろよ!」
「わあい!」
「真珠もだいぶお腹が大きくなったもんなぁ?」
「ペロペロ、そうなの!もうすぐ子供が生まれちゃうよ!」
「生まれたらどうするんだっけ?」
「ハム……レロレロレロ、男なら捨てて、ちゅっ!じゅるる!女の子なら育てて、ご主人様専用のオナホールにするの!」
「はは!本当に真珠はいいペットだなぁ!」
「ご主人様、真珠はご主人様が大好きなの!」
「……真珠、本当はどう思ってる?」
「助けてええ!ミヤコちゃん!伊織ちゃんを!私はいいから!お願いいい!」
「もういいや、てかミヤコと伊織って誰?どうでもいいけどね。で?僕のこと大好きな真珠は、次はなにしたい?」
「お尻の穴も舐めたいれすぅ!」
今日もご主人様は臭くてヌルヌルしてて美味しいです!





「おおい、ミヤコちゃーん?」
「うぅん、もう少しなら食べられるよぉ?」
「起きてるよね?」
「……っち、ツッコメよ」
簡単に説明しよう!
私は伊織ちゃんの様子を見に行ったはいいが、そこで謎の男に捕まり、連れ去られてしまったのである!

ちなみにここは恐らく廃倉庫。
埃っぽいので粉じん爆発フラグが立ってるよ!

「ミヤコちゃんって、連れ去られた割には未だ元気だよね?」
「連れ去られたはいいが、元気なのである!」
「ではでは、そんな元気なミヤコちゃんに質問。俺のこと覚えてるぅ?」
「やっと会えたね!お兄ちゃん!」
「お兄ちゃんでは無いけどね?なになに?待ち焦がれちゃった?」
「だってぇ?あなたが私たちを操ってる大本でしょ?」
「正解!さすがミヤコちゃん!」
この男のことを、忘れるわけがない。
初めに私の頭を滅茶苦茶にしたやつだ。

しかし実はその後、文化祭が終わった後ぐらいには、なぜか記憶と頭が元に戻ったのだ。
理由は分からないが、私は催眠が効きにくい体質のようだ。
それでも完全に遮断できない以上、この男と直接相対するのは早計だったと言わざるを得ない。
しかしそれならそうで、やり方はある。

「君さぁ?余計なことしてくれたよねぇ?」
「なんのことかなぁ?」
「伊織ちゃんの催眠を解こうとしたでしょ?」
「催眠?なにそれ?」
「もういいって、わかってるから。あの場所には、君たちは本来近づけないんだよ。そういう催眠をかけてるからね」
「はぁ、なるほどねぇ?そいつは一本取られたさぁ」
「で?それなのになんで真珠ちゃんは見捨てちゃったの?伊織ちゃんの方が好きだった?」
「うーん……そうかもね!」
「恐ろしいねぇ、君は本当に成長したよ」
「やだぁ!見ちゃらめぇ!」
「もう少し君の成長を見届けたい気持ちもあるけど、タイムリミットだ」
ここからが、勝負の分かれ目だ……。

「ねえ、私と取引しない?」
「は……?」
「私は催眠状態にならずに、無茶な要求を呑んであげる。それって貴重な存在じゃないかなぁ?」
「えーっと?それがどうしたの?」
「あなたの目的ってなんなの?私たちで遊ぶこと?それだけじゃないよね?」
「君は……どこまで知ってる……」
「ミヤコはミヤコの想像で喋ってるだけ、なにも知らない分からない。ただミヤコは思うわけよ。あなたの目的は催眠で操った女性を、男たちに売りつけることだって」
「催眠術が使える俺が、なんでそんなこと……」
「あなたは男を操れない!」
「……」
「よかったぁ、図星だったんだ!」
「いやいや、なにを勘違いしてるか知らないけど、俺は人間なら誰でも操れるよ?まぁ君は効きが悪いけど……」
「そう、私には効きが悪いんだよね?だから思ったの、全く効かない人もいるんじゃないかなぁーって」
「なにを根拠に……」
「私が初めてあなたと会った時、少なからず催眠の影響下にあったはずの私が、素面の状態でいたのを見過ごした」
「見過ごしてないじゃないか!ちゃんと催眠をかけて!」
「催眠が効かなかった相手に、もっと強力な催眠をかける?それってまだ足りないよね?私があなたの立場なら、あの場で殺してたはずだよ?でもそうしなかった理由。それは慢心だよね?じゃあなんでそんなものが持てたか。そりゃそうだよ、催眠が効かない連中なんて山ほどいるんだ。こんな小娘一人がちょっと効きにくいからって気にしないよね?」
「そんなのこじ付けだ!」
「言ってるじゃん、あくまで私の妄想だって。でもそう思った私は、その考えを捨てなかった。それからいろいろ考えたんだ。自分なら世界の半分を敵にした時どうするか」
すでにイニシアチブは私が握った。
後は捲し立てる!

「私ならまず世界のトップを、自分の勢力の人間にすることを考える。でも行き成りは無理だから少しずつ。政治家やその他の権力者、お金を持ってる人もぜーんぶ。トップは自分の勢力の人間で埋め尽くせば、後は言うこと聞かない人を殺せばいいんだよ」
男は黙って話を聞いている。
さっきまでの余裕の沈黙ではない。
様子を伺っているのだ。

「でね?後はニュースとか見てたら、すぐわかっちゃったんだ。私の妄想は現実に起きているって。だって凄いんだよ?政治家は半数以上が女性に成り代わり、高額納税者も上位ほとんどが女性。これがなにを表しているか、この世界の男性はみんな知ってるんでしょ?」
「じゃあ……一つ質問だ」
「なぁに?」
「君は吉木亭で伊織の父親に会ったはずだ」
「そうだねぇ?」
「彼は男であるのにも関わらず、娘と妻が犯され壊されていくのを容認している!それが催眠でなくてなんなんだ!」
「飴と鞭、でしょ?」
「……どういう意味だ」
「初めは娘と妻を殺されたくなければぁとか言っておいて、その間に男を他の女で誘惑すればいい」
「自分の娘と妻があんなにされているのに!放っておける男がどこにいる!」
「あのさぁ?ミヤコは確かに子供だけど、それぐらいは知ってるよ?子供を嫌いになれる親はいくらでもいる。夫婦の縁は書類一枚で簡単に切ることが出来る」
「そうか……君は……」
「知ってるんだ?そうだよ、私のお母さんは私を虐待してた。しかも原因はお父さんが私をレイプしたから。お父さんを奪った私なんて大っ嫌いなんだってさ。私は二人とも大っ嫌いだからどうでもいいけどね。ってことでさぁ?理想の女性を用意できるあなたにしたら、男を籠絡させることなんていとも簡単なんでしょ?催眠なんて使わなくったって。いくらでも駒はいるんだもんね?」
一瞬の静寂が風になって吹き抜ける。

「君はその答えを……全て自力で導いたのか……?」
「もう一度言うよ?私と取引をしない?」
「……君の条件はなんなんだ?」
「私と一緒に世界を征服してよ、全部終わったら、真珠ちゃんと伊織ちゃん以外の全てをあなたにあげる」
「ははは……君は……なにものなんだ?」
「ミヤコはミヤコ、それ以上でもそれ以下でもないのです。それは誰にも変えられない。例え催眠術にかけられても、世界の半分を敵に回しても……」
「はは、ははは……」
「ねえ?私を使ってみない?」
「……え?」
「催眠にかかってない女は怖いの?こんなに小さな子供なのに?」
「いや、その……」
「ほら……これはあなたに対する忠誠よ?」
私は来ていた衣類を脱いでいく。
そして生まれたままの姿で男の前に立つ。

「ほら……ね?好きにして?どんなことでも、あなたが望めば私が叶えてあげる。催眠術じゃないのよ?私の意志で……あなたの……あなただけの為に……」
「ミヤ……コ……」
男はフラフラとうわ言の様に、私の名を呼びながら近づいてくる。
そして私の体に触れる。

「よかった……」
「ミヤコ……なんで……?」
「あなたが最後まで自分の力を信じていたら、私は死んでた」
男の胸から血が滴る。
私が手をどけると、一気に血が溢れだし、私の顔を汚す。

「だまし……たな……」
「私はね?真珠ちゃんと伊織ちゃんが幸せならそれでいいの」
私は男がそれ以上喋れない様に、喉元をナイフで切りつける。
このナイフはここに来る前に、自分の背中に直接貼り付けていたものだ。

「だから、それを邪魔するあなたは大嫌い。ずっと会いたかったのよ?ずっと、ずうっと、殺したくて仕方なかったの……」
かつて私は実の父親をもこうして誘惑したのだ。
実際に手を出される寸前で、母親が見つけられる絶妙なタイミングで。

初めから父親も母親もいらなかった……。
だた、愛する人に、愛されたかっただけなのだ。


さぁ、二人を迎えに行こう。
こいつが死んだから、催眠は解けてしまっているかもしれない。
そうじゃなくても、無理矢理二人を連れだすだけだけど。

早く会いたいなぁ、なんだかしばらく会ってない気がする。
あれ……なんで……?
ナイフが……勝手に……?

真っ赤な血で汚れたナイフが、いや、ナイフを持った手が勝手に動いている。
狙うのは私の首元。
なんで?あいつはちゃんと殺したのに……。

その時ふと気づく。
なんであいつの催眠が、声によるものだと決めつけていたのか。

なんで喉元を切るだけで安心したのか……。
即死させた方が……確実だったのに……。

そうか……これが慢心……私もまだまだ子供だねぇ。
あいつは心の中で、最後に私に催眠をかけたんだ。

「はは……悔しいなぁ……」
目の前が真っ暗になる。

薄れゆく意識の中で思う。
あいつが死んだ後にも、私にかかった催眠は継続していた。

つまり、真珠ちゃんと伊織ちゃんの催眠も解けていない。
私は結局助けられなかったのか……。

じゃあせめて願おうじゃないか。
きっと二人は負けない。

催眠の状況下にあっても、いや催眠に打ち勝って、幸せになってくれますように。

ミヤコは……真珠ちゃんと……伊織ちゃんが……だいす……き……。
[ 2013/10/19 17:40 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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