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未来の決定権を持つ男5

未来の決定権を持つ男の第五話です。
続き遅くなってすみませんでした!
本編は【続きを読む】からです!



「うううーーん!よく寝たぁ……」
「おおぅ。やっと起きたですか?」
「んん?ひおりぃ?また寝ぼけて私の部屋に入ってきたの?」
「ほのかちゃんは寝坊助さんですねぇ」
「って……あんたもまだ寝ぼけてるでしょ?」
「すぴーーー」
「ねーーるーーなーー!」
「あううう」
「ん?今日何日?」
「えう?んー?あれ?何日ですかねぇ?」
「とりあえずまだ7時前か……」
「朝ごはん食べるですぅ!」
「そうだねっ!」
階段を下りてくる音が聞こえる。
前なら天使が降りて来るような気持ちだったのに、今は地獄のショーの開始ゴングに聞こえる。

「あら、おはよう?早かったのね?」
「ママー!今日は何日ですかぁ?」
「なんかぼーっとしてて、わかんないんだよね?」
「今日はお休みよ?ふふっ!ほーっら!早く顔洗ってきなさい?」
「はーい」
「いくですぅー!」
しかしこうして子供たちとまた普通に喋ったりできることは、素直に嬉しく思う。
それはあの悪魔が来て以来、諦めていたものだったから……。

「ちょっと!ひおり!?それ私の洗顔フォームでしょ!?」
「ちょっとぐらい使っても減らないですぅ?」
「普通に減るよー!もーー!」
子供たちはあの日々とまったく同じ顔で笑っているのに、私は……私はなんでこんな……。
自責の念に押しつぶされそうになっても、私の手は動き始める。
私自信の意志で……。


用意された朝食はまだ完成されていない。
仕上げがまだ残っているのだ。
これは子供たちの目の前で行わなければならない。

「今日の朝食はどっちだっけ?」
「パンがいいですう!」
「それはよかった。今日は洋食の日よ?」
「あれ?ママ?このサラダドレッシングかかってないよ?」
「あらいやだ、すっかり忘れてたわ」
そう言った私は冷蔵庫からドレッシングを取り出すと、蓋を開けた。

「ママ?根元から開けなくても、上の蓋を取ればいいですよ?」
「ああ、今日はこれを入れるのよ?」
「ええ?なにその汚いの?」
「失礼ねえ!これはよく効くビタミン剤なのよ?」
「おたかいんでしょぉー?です?」
「ふふっ、ちょっとだけ奮発しちゃったの」
「珍しいねえ、ママが無駄使いなんて」
「無駄じゃないわよ?二人の健康の為なんだから。それに美容にもいいのよ?」
そう言ってドレッシングの中にゴムごと二つ頬り込んだ。
中身が出るように、少し爪で破いておくのも忘れない。
そう、これは私の大嫌いな男が出した、精液入りのコンドーム。
私は今いたいけな娘二人を騙して、こんなものを口に入れさせようとしている。

「残さず食べるのよ?」
「わかってるって!いっただっきまーす!」
「いただきますですぅー!」
二人は精液入りのドレッシングを美味しそうに食べていく。

「ママは食べないの?」
「私はさっきつまみ食いしちゃってね?」
「もーー!しょうがないなー!ママはー!」
「くいしんぼさんですう!」
「あっ!言ったなぁ!?」
「ふふふっ!」
「はははー!」
この幸せな日常を壊しているのは私……。
自分の為に、この子たちを騙している……。

「ごちそうさまー!」
「ふうう!ごちそうさまです!」
「ん?こおら!残してるじゃない?」
「ええ?ってこれのこと?」
「これって食べれるですう?」
「食べれるわよ?美容にいいんだから!」
そう言って私が娘に強要しているのはコンドームだ。
こんなのが食べれるはずは無い。

「ちょうど二つってことは、一人一個かぁ」
「うう、ひおはちょっとこれ苦手っぽいですねぇ」
それでも私の言いつけどおりに、コンドームを口に入れてくちゃくちゃ噛む子供たち。

「うっへええ!にっがああ!」
「ゴムの味と生臭い臭いで吐きそうですう!」
「じゃあ飲み込んじゃいなさい?」
ぐぐっ!っと二人は牛乳で流し込んだ。

「ぷはーー!まっずいねえ!」
「良薬口に苦しですぅ!」
「美容の道は険しいのよ?」
「ママが言うなら間違いないねっ!」
ごめんなさい……。あなたたちの信用に足るママでいられなくて……ごめんなさい……。


「じゃあ今日は休みらしいし二人でなんかしてあそぼっか!」
「おお!ひおゲームやりたいですう!」
「二人ともぉ?ゲームもいいけど先に宿題片づけちゃいなさいよお?あ、あとパジャマは部屋の外にでも出しといて?あ、昨日凄い寝汗掻いてたみたいだから下着も替えときなさいね?」
「はーい!」
「んん?ひお宿題あったですか?」
「ランドセル確認したらわかるでしょ?行くよ?」
「おおー!ですう」
ごめんなさい……。


しばらくして二階にある子供部屋に行くと、それぞれの部屋の前にさっき脱いだパジャマと下着が置かれている。
「二人ともー!?」
「ああ!私の部屋あ!」
「あら、ちゃんと宿題やってるの?」
「結構あったみたいだからね」
「ひおは午前中に全部終わらせて、お昼からほのかちゃんと遊ぶです!」
「あらあら、じゃあそれまではここで缶詰ね?」
「缶詰?」
「部屋から出ないってこと」
「じゃあその缶詰するです!」
「じゃあ用があったら大きい声で言ってね?私がいるもの持っていってあげるから」
「ほんと!?じゃあ本気で集中するか!」
「やってやるです!」
さりげなく部屋から出ないようにした私は、扉を閉めると急いでパジャマと下着を持って下に降りた。


「あ!も、もう来てたんですか?」
「ねえねえおばさーん?幼女のぱんつはぁ?」
丸々太って脂ぎった不快な男が立っていた。

「ああ!あの!約束のもの!持ってきました!だから!その!」
「どれどれぇ?おおお!これはあああ!このクマさんぱんちゅはひおりたんのかねぇえ!?」
「あ、はい。そうです」
「ふうううう!いいにおいいいい!さっきまで履いてたんだよねえ!?」
「あ、あの!あんまり大きな声を出すと二人に聞こえてしまいます……」
「ああ?おばさんがどうしてもって言うから来てんだよ?」
「そ、そうですね……すいません、丸井さん……」
「あ、ちゃんと朝二人に俺の精液をゴムごと食わしたか?」
「もちろんです!二人ともぐちゅぐちゅ噛んでから飲み込みました!」
「おおーそれは後日映像で確認させてもらおうかなぁ」
この男、年齢は30歳をゆうに越えているので、私の方が年下である。
ほのかたちの学校の元教師だが、セクハラ紛いな行動が問題となって、去年学校を追われる身となった。
そしてなにを隠そうその発端となり、最後まで学校側に訴え続けたのが私である。

「あ、あの?こっちがほのかの脱ぎたてぱんつです……」
「ええ?よく見えないから開いて見せて?」
「こ、こうですか?」
私はさっきまでほのかが履いていた青いチェックのぱんつを裏返して、汚れの部分が見えやすいように広げる。

「説明してみて?そのシミはなんなわけ?」
「ほのかのまん筋が当たっていたところです……。おしっこをした後あまり拭いてないせいか、ひどく汚れています……」
「こっち近づけて?ふほおお!くっさああ!幼女臭い!」
「あ!ありがとうございます!」
「ねえ、おばさんの顔見てたら萎えるから、せめてその可愛い汚ぱんつ顔に被ってくんない?あ、染みがこっちに見える様にね?」
「はい!私の顔なんかよりよっぽど可愛い娘の汚ぱんつ顔に被ります!」
「でぇ?見返りとしてなにして欲しいんだっけ?」
「丸井さんの……おちんぽが欲しいです……」
「ええ?なに?嫌々?」
「そ!そんな!?おちんぽ!おちんぽの為なら私なんでもしますから!娘だって売ります!」
「へへっ!そりゃいいや!」
下品に笑う丸井はちんぽを取り出してひおりのぱんつで包んだ。

「ほおお!幼女の温かさがちんぽに伝わっていい感じだねぇ!」
「丸井さんのおちんぽ、おっきくて濡れてきます!」
「ばばあがごちゃごちゃうるせえんだよ!気が散るだろうが!」
「は、はい……」
「ああ、気持ちいいけどなんかなあ?ああ、そうだ!ズリネタ撮ってきてよ!」
「ズリネタ?ですか?」
「そうだなぁ?二人のパンチラ画像撮ってきて?」
「え!?い!今からですか!?」
「早く行けよ!俺が行って直接襲ってもいいんだぞ!?」
「は!はい!今すぐ撮ってきます!」
どうしよう……。
こうなったらちょっと不自然でもいいから、やってみるしかないわね……。


「ほのかー?ひおりー?」
「ん?なに?ママ?」
「ママにもちょっと見せてくれない?」
「チェックなんてしなくてもちゃんとやるですよぉ?」
「そういうのじゃなくて……たまにはね?」
机に一緒に座るとさっそく下から携帯で写真を撮る。

ぱしゃっ!
「っ!」
「ん?なんの音?」
「シャッター音ですか?」
「あっ!ああ!私のだわ!?変ねえ?なんでいきなり?」
「ふーん?ああ、それでぇ、今はこんなのやってんの」
「へー?そうなのー?」

ぱしゃっ!
「またぁ?携帯壊れてるんじゃないの?」
「そ、そうみたいね?なんだか前から調子が悪いの……」
そう言いながら撮った二枚をこっそり確認する。
……撮れてない。
うっすらぱんつらしきものは二人とも写っているが、これでは丸井は納得しないだろう。

「ね、ねえ?ちょっと休憩にしない?」
「ええー?もう一気にやったほうが早いよ?」
「いいじゃない?ちょっとアルバムでも出して!ね!?」
「おおー!アルバムですか?ひおも見るです!」
「もー!しょうがないなあ?アルバムってあの上の棚のとこだっけ?ママ取ってよ」
「え!?わ、私はちょっと……」
「いや、だってママが一番背が高いじゃん。私らあそこ届かないし」
「わ、私だって届かないわよ?だから、ほのかがひおりを肩車して、その上でひおりが立つの!それなら届くでしょ!?」
「危なくない?」
「ひおやりたいです!おもしろそうです!」
素直な二人は訝しみながらも結局やってくれることになった。

「ひおりー!?気を付けてよ!?」
「わかってるです!」
二人は短めのスカートを履いていたので、ここで下から撮ればちょうど二人共のパンチラが写るはず!
よしっ!
ぱしゃっ!

「ふわっ!」
「へ!?ひおり!!」
も!もう一枚!
ぱしゃっ!

どすんっ!
「……え?」
「ちょっとひおり!?大丈夫!?」
「くひいいい、しくじったですう……」
「怪我ない!?」
「これぐらい平気です!」
「あ、あああ、ああああ!」
「ママ?」
「ごめんなさい!ごめんなさいひおりいい!」
「ちょっ!ママ!確かにママの携帯の音でびっくりしてバランス崩したけど、悪いのはしっかり支えてなかった私と、その携帯なんだから!」
「そうです?ママは悪くないです?」
「ちがうの!ちがうのよ!」
「マ、ママ?」
「ごめんなさい……ひおり?本当に大丈夫なの?」
「……はいです」
「私ちょっと調子が悪いみたいだから、下に行ってるわね?」
「そ、そうだね?休んだ方がいいかも……」
「ひおりも一緒に行くです?」
「ごめんなさい……少し一人にしておいて?」
そのまま部屋を後にする。
私は最低だ。
娘のパンチラを撮影するために、娘が怪我をしそうになっても助けもしなかった。
それどころか、その原因を作ったのは全部自分なのだ……。


「おっせえぞ!?ちんぽいらねえのか!?」
「いります!ちんぽ欲しいです!あ、あの!撮ってきました!ベストショットですよ?へへっ」
媚びた笑いで丸井にゴマを擂る。

「どれどれ?おおお!二人同時にパンチラ!?しかも立てとか!おばさんわりと才能あるじゃん!?このまま盗撮師にでもなれば?」
「そうなったらちんぽいっぱい貰えますか!?」
「いっぱい撮ってきたら考えてやらなくもないよ?てかやっぱ幼女のぱんつはいいねえ!おっ!ひおりたんハミケツしてんじゃん!?へえ!ほのかたんはピンクのおぱんちゅかぁ!」
「へへっ!そのピンクのおぱんちゅは三年前から使ってるやつなんで、染みがすごいですよ!?後で盗ってきます!」
「おおお!お前結構使えんなあ!?よし!ご褒美に俺の玉だけなら舐めていいぞ?そのかわりさっきみたいにほのかたんの汚ぱんつ被ってな?」
「はいい!うれしいですうう!丸井さんの金玉舐めれるなんて夢みたいですうう!」
「舐めるっていうか、舌でほのかたんの染みを俺の玉に押しつける係な?」
「はひいい!私みたいな年増女には勿体ないぐらいですうう!必死に馬鹿ヅラこいてタマタマに染み押しつけますううう!」
丸井はソファーにふんぞり返って、さっき撮ってきた写メを見ながら、自らのモノをひおりのぱんつでしごき始めた。
私は命じられたままにほのかのぱんつを被り、舌で丸井の玉に押しつけていく。

「くひいいい!幼女のおぱんちゅさいこおおお!おい!お前も叫べ!」
「はひいい!幼女のおぱんちゅさいこおお!くっさいおぱんちゅ擦りつけるのおお!」
「逝くぞ!くふうう!」
びちゃっ。っと精液がひおりのぱんつだけでは受け止められず、私の顔に被ったほのかのぱんつにも付着する。

「ふうう、逝った逝った。じゃあそのぱんつと今履いてるぱんつ交換してこいよ?」
「へ?」
「ちゃんと二人のまんこにザーメンすりつけんだぞ?」
「は!はひいい!指突っ込んで奥まですりつけますうう!」
「そうしろ。早めになぁ?」
丸井はすでにうちのテレビでAVを見て夢中になっている。
私はさっそく奥の手を使わなければならない状況に陥って、心臓が爆発しそうだ。


ほのかの部屋の扉をばれないように少しだけあける。
そしてそこから手榴弾を投げ入れる。
これが私の奥の手、瞬間的に人を昏倒させる煙を出す手榴弾だ。
こんなよくわからない危険なものを、実の娘に使わなければならない自分の不甲斐なさを悔いる。
直ぐに扉を閉めてしばらく待つ。
今はこの煙に副作用や後遺症が無いことを祈るばかりだ。

一分ほどしてから部屋に入り、窓を全開にする。
直ぐに出て、また一分待ってから入室する。
二人は白目を向いて倒れている。
失禁しているようで、ぱんつどころかスカートまで濡れている。
まず二人の心音を確認して、直ぐに命令を実行に移す。
この煙の効果は10分も持たないと聞いているからだ。

「ごめんね!?ほのか!」
懺悔しながらほのかのスカートとぱんつを脱がせる。
そしてさっきまで自分が被っていたぱんつを履かせて、付着した精液をまんこに塗りたくる。
最後に指を突っ込んで中にまで塗ると、新しいスカートを履かせた。
そして同じようにひおりのぱんつも脱がせていった。
もちろんひろりのまんこの中にも精液を塗りたくる。
二人のぱんつを入れ替えて、何事もなかったかのように二人を起こしていく。

「ちょっとほのか!?ひおり!?どうしたの!?」
「ん、んん?なひい?」
「んひー?なんれふは?」
ロレツが回っていない。
今だけの症状だと信じたい。

「ん、んん!っは!?私今なにしてたの!?」
「へ!?ひお寝ちゃってたです?」
「もう!二人とも勉強中に寝ちゃってたのよ?」
「そ、そうなの?」
「しかも二人ともこの服……」
「ふへええ!ひおおもらししたですか!?」
「へえええ!?わ!私まで!?」
「もう!寝てる間に風邪引いちゃいけないから、着替えさせといたわよ?」
「ええー?は!恥ずかしいよおお!」
「ひおまだまだおこちゃまですか……」
二人は落ち込んでいるようだが、私には時間がない。

「じゃあ今度はちゃんと勉強するのよ?」
「うう……はーい」
「わかったですぅ……」
ごめんね。
今日何度目かわからない懺悔をした後、丸井の元に帰っていく。


「汚ぱんちゅと入れ替えてきました!ちんぽくださいい!」
「だまれ糞女!ぱんつ見せろ!っほう?確かにほのかたんのぱんちゅは汚れがすごいねぇー!ひおりたんのぱんちゅは?おおおう!こおおおこれはああ!?うんカスついてんじゃあああんん?って、ん?濡れてるのか?」
「ぱんちゅ取り替える為に失禁させたので、おしっこ染み付いてまふう!」
「おおおお!寄こせええ!ふおおお!すごい!すごいぞおお!?ふひいい!ひおりたんもだけど、ほのかたんのおもらしぱんちゅなんてレア中のレアじゃないかあああ!」
「丸井さん!二人の情けない姿の写メも撮っときまひたああ!」
「おう!さすがは盗撮師だな!」
「お褒めに預かり光栄でふうう!」
「じゃあこのおぱんちゅは密封して保存だねええ!次はなにしてあそぼっかなぁーー!?」
まだ今は昼前。
この男の茶番に付き合わなければならない時間は、まだまだ終わらない……。
[ 2012/12/06 03:11 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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