未来の決定権を持つ男の第八話完成です!
どんどん暗くなっていきますね!
ちょっと自分でも引いてます!
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人前に立つのは苦手じゃなかった。
小さい時から真面目だった私は、よく委員長などに推薦された。
でもクラスの皆の前で話すのと、何万人ものファンの前で歌うのは違う。
そう思った私は歌の練習を兼ねて駅前で歌うようになった。
足がすくむ、身体が震える。
酷い時は声が出なくなることもあった。
見てくれる人も優しいお客さんばかりではない。
心無い言葉を言われることも多かった。
それでも私は頑張った。
アイドルになるために。
お母さんを救うために……。
努力は実り私はアイドルになったが、初めの内は緊張が私に味方することはなかった。
よく適度な緊張感という言葉を耳にするが、そんな器用なことは出来ない。
自分では歌も踊りも完璧だったと思っても、後で確認すると表情が硬かったりなんかしょっちゅうだった。
そんな時いつものようにお母さんのお見舞いに行った際、何気なく言われた一言が私を変えた。
「あみは本当に歌うのが好きなのね」
お母さんは優しい顔でそう言った。
お母さんが私の歌を聴きたいと言ったから、一番好きな歌を何気なく口づさんだだけなのに。
嬉しかった。
歌を褒められたことももちろんだが、歌を好きなことを誰かに認めてもらえたのが嬉しかった。
そうか、私は歌が好きなんだ。
お金を稼ぐために始めたアイドルだけど、私は一生懸命にやるうちにちゃんと好きになれてたんだ。
そう思ってからは不思議と緊張しなくなった。
どんなに大勢のファンに囲まれて歌っても、偉い人が見ている前でも、私は私でいられた。
歌を、踊りを、アイドルであることを、楽しむことができた。
お母さんがいたから……。
あの時、お母さんが教えてくれたから。
私はアイドルであることを楽しんでもいいって、お母さんが言ってくれたから……。
享年34歳。
急激な運動をした為、お母さんは持病が悪化し他界したらしい。
その前の日の晩にお母さんからメールがあった。
私の借金を返すために頑張ると……。
初めは何のことか解らなかった。
と言うより、なぜお母さんが借金のことを知っているのか解らなかった。
裁判所の方にも、お母さんは重病なのでこのことは内密にと言っておいたはずだ。
テレビで連日私の話題が出ているが、病院側が気を使ってテレビが故障したと言って映らなくしてくれている。
いや、考えるまでもない。
彼らだろう。
今私の所有権を持っている人たち。
怪しい仕事を私に回してくれている人たち。
彼らがお母さんに何か言ったのだ。
そしてお母さんはそれを真に受けて死んだ……。
私の所為だね……。
あのお金でお母さんを治してあげられていたら……。
私の……所為だ……。
この時から私は、人前に出るのが怖くなった。
駅前で歌っていた時よりも、クラスの皆の前で話していた時よりも、ずっと。
私を認めてくれる人はもういない。
微笑みかけてくれる人はもういない。
慰めてくれる人も、優しくしてくれる人も……。
私は独り。
私に価値なんてない。
怖い……。
人に見られるのが怖い。
恥ずかしい……。
みすぼらしい私を見られるのが恥ずかしい。
もう嫌だ……。
人前で歌ったり、踊ったり、ましてやあんなことをするのはもう……。
それでも私は行かなくてはならない。
だって私は、いつでも使えるアイドルである運命なのだから……。
時間だ……。
私は仮眠をとっていた休憩室を出て、ステージ裏に行こうとドアを開ける。
誰もいないはずの通路に、あの占い師が立っていた。
「君はすごい」
怖い……。
見られている……。
「俺が決めた未来では、君は馬鹿にみたいに笑う下品なアイドルだった筈なのに」
恥ずかしい……。
私の話をされている……。
「恐怖心・羞恥心・絶望。取り戻したのか、俺から……」
笑ってる?
馬鹿にされてるんだ……。
「母親の死は君にとってそれほどの衝撃だったか……。君はもう無価値なんかじゃないよ。君は自分の手で自分に価値を与えた、予期せぬことだろうがね」
足がすくむ。
立っていられない……。
「見守っててやろう。君が取り戻したものが、君の未来をどう変えるのか。俺の決めた未来を、どう変えるのかを……」
そう言って占い師は去って行った。
よかった。
もう少しで漏らすところだった……。
身体は言うことをきかない、でも私の恐怖は伝わっているようだから……。
「おーーい!アミュ!早く来い!出番だぞ!」
「ひゃっ!ひゃいい!」
急に大きな声で呼ばれて結局私は少しちびってしまった。
下半身にはなにもつけていないので床と足が少し濡れただけだが……。
ステージでは毎回ストリップやポールダンスなどをする。
会員と呼ばれるお客たちは、顔にお面のようなものを被っている。
地位のある方たちだと言われているが、そんな人たちが見て楽しむようなものがこれだと思うと程度が知れる。
最後に私はアイドル時代の歌や踊りを披露する。
服装はその日一番お金を入れてくれた人がリクエスト出来るらしい。
本物の制服や、大切な場所が一つも隠れていない水着、時には雑巾で身体を隠してなんてのもあった。
どれにしても下らない。
しかし今日はいつもとは少し違う。
完成試写会と題された今日のステージは、私が最近撮らされたAVの観賞会だ。
会員が座って見ている間、私は席を回って彼らのお相手をするらしい。
「今宵もお集まり頂きありがとうございます!我らが地下アイドルアミュの初AV試写会にお越しいただきありがとうございます!」
司会の男が前口上を口にする。
会員達は口々に引っ込めだの早く見せろだのと怒鳴り散らす。
私はその声に怯えながらも、ただ黙って下を向いている。
「では皆さんお待ちかねのようなので、早速始めさせて頂きます!」
焦った司会が早々に立ち去ると、会場が暗くなり、映像が映し出される。
私は内容を知っているのだが、映し出されたのは私が知らない場所だった。
いや……知っている……。
「アミュのAVを見ていただける皆さん、こんにちは。このAVを見る際の注意事項をお聞きください」
ここはお母さんの病室……。
映ったのはいつものように布団で横になるお母さんの姿だった……。
布団を捲ると、黒い下着のみ着けたお母さんの身体が露わになる。
身体を冷やしちゃいけないってあれほど言っていたのに……。
見ていた会員たちはまた汚い言葉で罵倒するが、お母さんの身体は病気で痩せていても美しかった。
お母さんは下着をずらすと、まんこから携帯を引き抜いた。
そこに入っていた携帯はびしょびしょに濡れて、電源が点きそうにも無かった。
「はぁはぁ……携帯電話の電源はオフにして下さい」
場に流れるのは失笑だけ。
誰も望んでもいない……。
次に男がお母さんの濡れたそこに肉棒を突っ込む。
「うひい!う!うるさくすると!他のお客様に!ご迷惑なので!おやめ下さい!うぎいい!はっ!はっ!せっ!せめてっ!やさしくっ!」
「うっせえ!静かにしろって言ってんだろ!?」
「はいい!ん!ん!」
お母さんは必死に口に手を当てて声を我慢している。
しばらくして当たり前のように中に出した男が、ベッドの上に立ちお母さんの股を蹴りあげる。
「うぎいい!」
「ほらっ!なんて言うんだ!?」
「ま!前の人の席を蹴ると迷惑なので!おやめ下さいい!」
お母さんは気絶寸前だ。
泣きじゃくるお母さんが、カメラに向かって最後の言葉を残す。
「私の娘、アミュの痴態を存分にお楽しみください……。あみ?会員の皆さんが満足できるよう、しっかりご奉仕するのよ?……逃げて……逃げて!あみいいい!」
「余計なこと言ってんじゃねえ!」
男が今度はお母さんの顔を蹴る。
お母さん?
なんで?
関係無いじゃん……。
会員達は映画の予告ほども興味を示していない。
こんなことの為に病気のお母さんを?
そんな必要があったの?
司会の男が近づいてきて私に耳打ちする。
「お前の母親がどうしても手伝いたいって聞かなくてな?どうせこれぐらいの反応だとは思ってたから止めろって言ったんだが……。勘違いすんなよ?本当にあいつが言いだしたんだから」
聞きたくない……。
そんなことが聞きたいんじゃない……。
「ほらっ、早くご奉仕に行って来い。それとも本当に逃げ出すか?」
黙って首を横に振る。
そんなことが出来るならもうやっている。
後戻りは出来ない。
震える身体で私は会員の元へ向かう。
恐怖と羞恥が心を支配しても、身体は勝手に動き出す。
画面には『アイドル睡眠姦』というタイトルが映し出され、本編が始まったようだった。
ナレーションが流れる。
「例の事件の後、活動を休止するミヨミヨ。彼女は自宅に引きこもっている。そこで顔見知りのアミュが彼女の母親に謝罪がしたいと頼みこみ、部屋の前まではなんとか通してもらった」
そう、これは私だけのAVではない……。
ごめんね……。
「ミヨちゃん!開けて!?直接謝りたいの!お願い!」
実際の家を外から写した映像と共に、盗聴されている私の声だけが流れる。
「ごめんなさいね?あみちゃんがあんなことするなんて私は思ってないからね?ミヨもいい加減出てきてお話聞きなさい!あみちゃんもなにか事情があったに決まってるでしょ!?」
ミヨちゃんのお母さんも協力してくれている。
私は何度も扉に向かって話しかけるが、ミヨちゃんは一向に出てこない。
最後にもし話を聞いてくれるならここに来てほしいと言って、メモを扉の下から入れた。
「ずっと待ってるから!」
私はミヨちゃんのお母さんにお礼を言って家を後にする。
「作戦成功でーす!」
私は家の前に止まる黒いバンに乗り込みカメラに向かってピースする。
「多分お人よしのミヨはちゃんと着ますよ!へへっ!」
バカみたいにカメラに向かって笑いかける。
その姿を見て今更ながらに寒気がする。
あんな顔で笑えるんだ、私……。
「ここはとある喫茶店です!ここは個室があるので、昔はよく二人でおしゃべりするのに使ってました!」
場所を変えて次のシーンが始まる。
ここは本当に昔私達二人がよく着ていた店だった。
アイドル時代、人目を阻んで二人でよくおしゃべりしていた。
この日はここを貸し切って撮影をしている。
強面の男が店主にお金を握らせると、怯えるように店を明け渡してくれた。
「来るかな来るかなぁー?え?着た!?早っ!」
私はまたバカみたいに笑う。
しかしすぐに神妙な顔になり、ミヨちゃんの到着を待つ。
「あ!ミヨちゃん!」
「……」
ミヨちゃんは個室に入ってきても目を合わせようとしない。
「あのね!?」
「もう……いいですよ……」
「え?」
「あみさんにもなにか理由があったんですよね……あみさんの方が酷い状況なんですし……」
「うん……」
「お母さんのこと、聞きました……すいません、お葬式……行けなくて……」
「うん……」
二人分のジュースが届けられる。
「飲んで?今日は、私のおごりね?」
「はぁ……。あったりまえですよ!もう!ちゃんと話してもらいますからね!?あみさんが困ってるならミヨもお手伝いしたいです!」
ミヨちゃんの顔に少しだけ元気が戻る。
ダメ!それを飲んじゃ!
ジュースを飲んだミヨちゃんが急にフラフラし始める。
それを見て画面の中の私はニヤニヤしている。
遂に後ろにドサッと倒れこむミヨちゃん。
「寝た?もう寝ちゃった?作戦成功!ピース!」
今までの隠しカメラの映像では無く、堂々とカメラが入ってきてそれに向かってピースする。
「本当に騙されやすい子ですよ!きゃはは!じゃあまずはぱんつチェックですかね!?」
カメラを手で呼んでスカートを捲る。
横に寝ているため見えにくいが、青いぱんつがチラッと見える。
「見えにくいですねぇ!よいしょっと!」
私はミヨちゃんを雑に転がし、うつむけにさせる。
そのまま尻を持ち上げてまたスカートを捲る。
今度は青いぱんつが前面に見える。
「臭いはどうでしょうね?くんくん……臭っ!小便臭いですね!拭いてないにおいがしますよ!きゃはは!」
お尻をペシペシ叩きながら私が笑う。
現役アイドルのぱんつを見て、会員の方のちんぽも大きくなる。
私はそれを舐めつつ続きを横目で見守る。
画面の中の私はミヨちゃんのぱんつを喰い込ませて遊んでいる。
クリを刺激して濡れてきたんじゃないかとか言いながら笑っている。
カメラが寝顔を映し出し、涎を垂らしている所を見て、私がまた気持ちよさそうに感じてるなどと言って笑っている。
「これが本邦初公開のミヨミヨのロリまんでぇーす!あ!おしっこ盗撮で見たことありましたっけ!?ひゃははは!」
ぱんつをずらしてツルツルのまんこを露わにする。
ピースで開いたり閉じたりして遊ぶ私。
最低だ……。
信じてきてくれた後輩になんてことを……。
「ぱんつはどうなってるんでしょう!?」
ミヨちゃんからぱんつを抜き取って裏返す。
そのままカメラに向かって広げる。
「黄色い染みが付いてますね!やっぱり拭いてない!きひひひ!」
指の先で汚いものを摘まむようにして持って、自分の鼻に持っていく。
「クサッ!鼻がもげます!うえっ!きゃはは!」
私は大げさに騒いで笑いを取る。
会員も笑っているようだ。
「お前が嗅いでろっ!」
私はぱんつをミヨちゃんの顔に被せる。
「んー、でもこれじゃあよく嗅げないか?よしっ!」
そう言って私は地面と鼻の間に割り箸を突っ込んだ。
「これでよく嗅げるでしょ!?私って天才!きひひひ!」
カメラに向かってピースする私と、無様な姿で寝ているミヨちゃんが交互に映る。
「実録!アイドルミヨミヨは処女なのか!?」
私はクスコを持ってくる。
ミヨちゃんの綺麗なまんこに雑に突き入れてクスコを開く。
「おお!ちゃんとありますね!ほら!カメラさん!撮って撮って!」
画面いっぱいにミヨちゃんの処女膜が映し出される。
「うにうに動いてて気持ち悪いです!じゃあ無事確認出来たところで!ファンの方に贈呈です!どうぞっ!」
私が呼ぶと一人のおじさんが現れる。
すでにギンギンにちんこを勃起させたおじさんが全裸ではぁはぁ言っている。
「じゃあ思い切ってミヨミヨの処女膜破いちゃって下さい!」
おじさんがちんこでミヨちゃんの入り口を突っついている。
「おじさんの汚いちんぽが、ミヨミヨのロリまんとキスしてます!私もおこぼれを頂きますね!?」
そう言って私は下から潜り込み、おじさんの玉を舐める。
「やーふーれー!やーふーれー!」
玉をチロチロと舐めながら破れコールをする私。
会員の方がもうすぐ逝きそうなので、まんこでの奉仕に移る。
私は画面の邪魔にならないように姿勢を低くして腰を動かす。
「入れる瞬間の顔を撮影したいですね!カメラさん!顔!顔!」
カメラがミヨちゃんの顔をアップで撮る。
すやすやと眠っていたミヨちゃんが、急に眼を見開いて舌を出した。
「ぐひい!」
「ひゃははっ!なに今の声!?ちゃんと顔撮れました!?ほら!処女突き破ってる血だらけちんこ映して!ほらっ!」
おじさんははぁはぁ言いながら猛烈に腰を動かしている。
「お手伝いします!」
私はそう言っておじさんのお尻に回って舌を突き出す。
ピストンして戻って来たおじさんの尻が私の顔に容赦なく当たり、舌がケツの穴に入りこむ。
「むふっ!むふっ!」
ビタンッ!ビタンッ!
と言う音と共に私の顔が尻でビンタされる。
おじさんが逝きそうになる頃には、私は我慢できずにお尻にかぶりついて舐めていた。
「出る!出るよミヨミヨ!」
おじさんが勢いよくミヨちゃんの中に精子を流し込む。
私は必死におじさんの尻の穴を舐めている。
「ふぅ……お前邪魔なだけだからもうどけよっ!」
「ふぎっ!」
おじさんに払いのけられた私が床に頭をぶつける。
ミヨちゃんのまんこからは血と精子が流れ出している。
「ああ!勿体ない!」
私はそれをすすりとり、口移しでミヨちゃんに飲ませようとした。
仰向けにしたミヨちゃんは、割り箸が鼻に刺さって鼻血を流していたが、気にせず顔に被せたぱんつを少しずらして口に含んだものを飲ませた。
流れ出さないように男が置いていったブリーフを丸めて口に入れて、顔に被せた青いぱんつで蓋をする。
再度うつむけに寝かせて腰の上に跨る私。
お尻を叩きながらミヨちゃんの持ち歌を馬鹿にした替え歌で歌っている。
「わたーしーのー!まんこー!かんじてーるー!はなかーらー!血がー!ながーれーてるー!」
「ふへ?はっ!?」
薬がきれたのか、私が煩かったのか、目を覚ますミヨちゃん。
「あれ?起きちゃった?」
「はふっ!?」
起きたミヨちゃんは顔に被ったぱんつを脱ぎ棄て、口の中のブリーフも吐きだした。
「な!なに!?」
「騙されたんだよ?」
「……へ?ワタシ……裸?」
「寝てる間に色々撮っちゃった!」
「なん……で?」
「この映像、親とか友達に見られたくなかったら言うとおりにしてね?」
「は?あみ……さん?」
「うちの奴隷アイドルになるなら、会員の人たちにしか見られないよ?」
「奴隷?会員?なに?」
「どうするの?さっさと決めて?」
「へ?あ……」
自分の血だらけになった下半身を見て、全てを理解したらしいミヨちゃんは泣きじゃくった。
「うええええん!ぐすっ!なんでっ!?なんでこんな酷いことするの!?信じてたのに!」
「うっさいなぁ?どうするの?」
「そんなの……ぐすっ!ひっく!」
「泣いててもわかんないよ?それとも本当にご近所にばら撒いちゃう?」
「うぅ……わかった……」
「はぁ?」
「わかりました!奴隷でもなんでもやればいいんでしょ!?」
「へへっ!」
私は泣きじゃくるミヨちゃんを肩に抱いて、カメラに向かってピースした。
「大成功!ピース!ほらっ!ミヨミヨも笑え!」
「ぐすっ。へへ……」
さすがアイドル。
笑えと言われたら笑える。
そんなミヨちゃんの鼻の穴にピースを突っ込んだ。
「ぐひっ!?」
「ほら!ミヨちゃんも私にやって!」
「痛い!うう!このおお!」
「ほがっ!」
ミヨちゃんは恨みの籠ったピースで私の鼻を貫く。
画面では鼻血を流した二人のアイドルが、馬鹿みたいに笑っている。
ここでこの作品は終了だ。
私は会員に中で出された物を処理しながら舞台を見る。
「どうでしたでしょうか!第一作目!アイドル睡眠姦は!引き続きこの後撮影した第二作目!奴隷アイドルをお楽しみください!」
そうだ……続きがあったか……。
私は次の会員の元へ向かいながら画面を見る。
普段の可愛らしい私服で登場したのは私とミヨちゃんだ。
この撮影の前、嫌がるミヨちゃんを脅すあいつらの顔が頭から離れない。
結局ミヨちゃんも脅されて言いなりになった。
私達は人通りの多い道で、道行く男に土下座でセックスを懇願していく。
「お願いします!」
「私のロリまんこおもちゃにして下さい!」
「先っちょだけでいいんです!」
「舐めるだけ!舐めるだけでも!」
男たちは他の人の目を気にしてか、気持ち悪がってか、みんな逃げていく。
遂にはホームレスにまで土下座で懇願した。
「アミュとセックスしてください!」
「ミヨミヨのおまんこグチャグチャにしてええ!」
「げへ!いいの!?これ?」
カメラマンに向かって同意を求めるホームレス。
カメラマンが頷くと、路地裏に移動する。
私達は急いでその場でぱんつを脱ぐ。
「アミュの脱ぎたてパンティー受け取ってください!」
「ミヨミヨの蒸れ蒸れぱんつも使ってくださいね!?」
ラブレターを渡すように必死になっている私達。
身体が勝手に動く私と違って、嫌々やっているはずのミヨちゃんは、とんでもない演技力でそれをカバーしている。
役になりきることで、自分の心を守っているのか……。
「くんくん。アミュちゃんのぱんつはおしっこ臭いねぇ?」
「えへへ!アミュのおしっこの臭い嗅がれて恥ずかしいけど、嬉しいです!」
ホームレスの感想にお礼を言う私。
「ねぇねぇ!私のはぁ!?」
「えー?ミヨちゃんのは?くんくん、うわぁ!愛液の臭いが凄いする!」
「えへっ!ここに来るまでにいっぱいオナニーしたんです!」
車の中で暇つぶしに、無理やりやらされてただけだけどね。
「せっかく貰ったぱんつだけど、こんな臭いの僕いらないから、二人が被ってれば?」
「はい!」
「ゴミを渡してすいません!」
ホームレスが二人の顔にぱんつを被せる。
ホームレスは服を脱ぎながら私達にそこに寝ろと命令する。
寝っ転がって被せられたぱんつをクンクンペロペロする二人。
「おいしい?」
「しょっぱくておいしいです!」
「ミヨのおまんこの味がするぅ!」
ホームレスに顔を踏みつけられながら答える。
不意にホームレスが投げ捨てたブリーフを追っていく私。
「クンクン!こっちの方がいい臭いがする!」
「ずるい!はむっ!じゅじゅじゅ!おいひいい!」
ミヨちゃんが横取りして咥えこむ。
自分のぱんつごと音を出してすする。
「ははっ!喧嘩するなよ!ほら!二人で仲良くご奉仕して!」
ホームレスが呼ぶと、私達も全裸になって、脱いだ服で汗と垢だらけの身体を拭いた。
「そんな可愛い服なのにいいの?」
「はい!私の服なんて雑巾以下ですから!」
私はそう言いながらお気に入りのキャミソールでホームレスの脇を拭く。
「ミヨの服もご主人様の身体を拭くための布切れですから!」
ミヨちゃんも可愛いトップスでお尻の穴を拭いている。
「ああ!ご主人様のおちんぽ!ギンギンになってます!」
「アミュちゃんはセックスして欲しいのかい?」
「はいい!私の穴はミヨちゃんと違って使い込まれてますから!気持ちいいですよ!?ぺろっ!じゅじゅ!」
私はまんこを足に擦りつけて脇を舐めながら懇願する。
「ミヨちゃんは?」
「ミヨの穴は処女膜破れたばっかりなので、しまりがいいです!ほらっ!」
ミヨちゃんはお尻を突き出してホームレスに指を入れさせる。
「ね!?ね!?じゅぼぼ!じゅぶ!中もしっとりしてて締め付けもいいでしょ!?」
そのままドサクサに紛れてちんぽをしゃぶり始める。
「どっちにしようかなぁ?」
「アミュのおお!」
「ミヨのおまんこにいい!」
「うーんちょっとアミュちゃんの方が早かったかな?」
「ぐひいい!ありがとうございます!ほごっ!ぎいい!」
後ろから突っ込まれながらお礼を言う私。
「いやあ!私に出してぇ!ふにゅう!はぁあん!」
オナニーしながらホームレスのお尻の穴を舐めまわすミヨちゃん。
「出るよ!ううう!」
「ああああ!出てりゅうう!アミュの中で精子暴れてりゅうう!」
「私の!私の精子いい!ミヨにも出してえええ!ううう!」
三人がほぼ同時に逝き果てる。
放心状態の私は、うわ言のようにお礼を言う。
「絶対受精ひまふからぁ……ふひっ!」
「ザーメン……わたひにもぉ……」
「ちゃんと掃除しろよ?」
私達は言われた通りに、汚れた地面と身体を服で拭いていく。
最後に汚れた服を着て、また人通りの多い道へ戻っていった。
場所が変わって今度は駅前が映し出される。
奇しくも昔私が練習していた広場と同じ場所だった。
仕事帰りのサラリーマンが行き交う道に、場違いな音楽が流れ始める。
クラブなどで流れるようなトランスが流れ始め、人の流れが一旦止まる。
少し高くなったところに私達が走ってくる。
二人は体操服を着ている。
なにかのイベントかと思って立ち止まる人たち。
体操服のまま二人はクネクネとセクシーなダンスを踊る。
アイドル時代の可愛い振付では無く、男に媚びるいやらしい腰つきだ。
サラリーマン達は初めは面喰っていたが、徐々に雰囲気に流されて見入っていた。
二人が艶めかしく短パンを脱ぐとブルマが出てきた。
一瞬ざわつく観客たち。
それに構わず私達は腰を突き出して、まんこを指で擦ってオナニーを始めた。
「フォオオオオオ!」
「フヒイイイイイ!」
狂ったような声を上げる二人を、観客達は携帯で撮り始める。
それを見た二人はサービスなのか、ブルマを横にずらしたり戻したりして、まんこをチラチラ見せる。
次第にブルマを引っ張って喰い込ませだした。
音に合わせて何度も繰り返して絶頂を迎える。
「ひぐうううう!」
「ひゃぎいいいい!」
観客達の熱気が凄くなっていき、二人は汗だくの体操服の上を脱いで観客に投げる。
下では取り合いになっているが、二人は気にせずダンスを続ける。
幼く膨らみが無い胸を揉み、乳首を引っ張って踊る二人。
遂にはブルマも脱いで全裸になった。
直ばきしていたブルマは、びしょびしょに濡れていた。
肩幅に開いた足の間から顔を出して、お互いのブルマを舐めあう。
その間お互いのまんこを音楽に合わせて、指で閉じたり開いたりしている。
ブルマを顔に被ると、尻に旗を突っ込んだ。
伏せて尻を突き出して腰を振る。
私のお尻には『変態JS』と書かれた旗が、ミヨちゃんのお尻には『便器穴調教中』と書かれた旗がそれぞれ舞っている。
最後は立ちあがって、ガニ股でオナニーを始める。
「ふぎゅううう!いぐうう!いぐうううう!」
「はずかしいいのにいい!かんじちゃうううう!いぎゅううう!」
ほぼ同時に逝って小便を垂らしてアヘ顔を晒す。
顔に被っていたブルマを観客に投げる。
「オナニーに使ってね!」
「ミヨのまん汁臭くてごめんね!?」
二人が全裸で逃走するシーンで映像は終わった。
「以上で今日の試写会は終わりです!いかがだったでしょうか!次回からは新しい奴隷のミヨミヨも参加します!」
どよめく会員達。
どうやら今日のステージはうまくいったようだ。
「まだアミュがお手元に来られていない方も多いでしょう。しばらくエンドレスで二人のダンスを流していますので、もうしばらくお席でお待ち下さい!」
あと数人残っていた会員達は、私がご奉仕に来るのを待ちながら画面を見て一人でオナニーしている。
この間までなら私の奉仕なんて気にも留めていなかった彼ら。
あの占い師が言っていた私の価値が戻ったというのは本当らしい。
もう、どうでもいいことだが。
今あんな恥ずかしいダンスを踊れと言われれば私に出来るだろうか?
ミヨちゃんのように役になりきっていれば出来るのか?
どうだろう……。
私は取り戻してはいけない感情を取り戻したらしい。
おかげでアイドルにも、奴隷にもなれない役立たずになってしまったかもしれない。
いや、大丈夫だろう。
今のように、身体が勝手に動く。
私は会員のちんぽをしゃぶりながら、涙を流していた。