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未来の決定権を持つ男2

『未来の決定権を持つ男』の2話目です。
本編は【続きを読む】からです!


「みんなに話がある」
そうやって呼び出されたのは、日付が変わるぎりぎりの時間。
いつもならわたしたちの顔も見ずに床に入るパパが、今日は家族全員を起こして居間に座らせた。
わたしは寝る準備を整え、ベッドで横になってはいたがまだ寝入ってはいなかった。
今日あった出来事についての興奮がまだ冷め切っていなかったのだ。

ずっと好きだった俊くん。
授業中斜め前の席に座る彼を見ていて、ノートが真っ白だった。
放課後は彼がよく行くゲームセンターの前を行ったり来たりしていた。
家に帰ってからは、彼の好きな洋楽を意味も分からずに何度も聞いた。

完全にわたしの片思い。
だって彼の周りにはいつも可愛い女の子が沢山いる。

クラスのリーダー的存在のみほちゃん。
いつもおしゃれで大人な服を着こなしている山峰さん。
明るくてみんなの人気者のかほっぺ。
他にもわたしなんかより可愛くて魅力的な女の子が、彼の周りにはいつもいる。

だからわたしは遠くから彼を見ているだけでよかった。
たまに声をかけてもらえたら嬉しかった。
他の誰にも分からない彼の趣味に、さりげなくコメントを残せればそれでよかった。

きっかけは些細なこと。
わたしがいつものように帰り支度をしていた際に、カバンから一枚のCDが落ちてしまった。
それはいつか彼が大好きだと言っていたバンドの新曲だった。

「え!?おい!それってhypnosの新曲じゃね?」
「あ……う、うん。そう……だね」
「まじで?もう貸し出ししてたの?うわー!出遅れたー!」
「駅前のビデオ屋のやつ……。一枚しかなかったからわたしが返したら借りたらいいよ」
「まじで!?それっていつごろ返す予定?」
「今日、これから返しに行くところ」
「お!じゃあ俺も行く!一緒に行っていい?」

それからCDを返すまではなにが起こっているのかも分からなかった。
いつもなら大勢の友達を引き連れて帰る彼が、今日に限って全員を先に帰らせてわたしと二人でビデオ屋に向かっている。

そもそも確かにhypnosは俊くんが好きそうなバンドだが、非常にマイナーで彼も一度話しに出した程度だ。
ここまではまっているとは思ってもみなかった。
それに隣にいる俊くんはいつも見ている彼とは違ってなんだかよそよそしい。

わたしがみんなみたいにうまく話せないからかなぁ?
やっぱりわたしといても楽しくないよね……。
そんなことを考えていたらあっという間にレンタルビデオ屋についてしまい、わたしが返したCDを彼がそのまま借りてしまった。

うまく話せなかったけど、彼と二人で歩けたことを幸せに思おう。
これ以上俊くんの時間を邪魔してはいけないと思ってわたしは言う。
「よかったね。じゃあ、わたしこっちだから」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
予想外の呼び止めで変な顔をしてしまった。
あれ?俊くんも変な顔してる……。
今まで見たことがないぐらい顔が真っ赤で、誰にもしないような真剣な目で、でもいつもよりなんだか自身がなさ気で。

「な……に?」
「あの、えっと。秋谷ってさ、これからなんか用事あるの?」
「ない……けど……?」
「ちょっと二人で話さない?」

それからは本当に緊張していて、自分が何を話したのか、彼が何を言ってくれたのか、本当にまったく覚えていない。
近くの川原で二人で横に並んで話していたのは覚えている。
それと、最後に言った彼の言葉だけは頭から離れない。

「ずっと好きだった。俺みたいな男の言うこと、信じられないかもしれないけど……」
しっかり目を見て言われた。
「秋谷は大人しくて、俺みたいなお調子者のことなんて、なんとも思ってないと思うけど、それでも俺は秋谷が好きだ。ほとんど話したことないけど、ていうか話しかけたいのに、秋谷には他のみんなみたいに普通に話しかけられなくて」
そんなことない!わたしだっていつも俊くんに話しかけたかった!
「それでも秋谷のことは知ってる。結構マニアな洋楽が好きで、俺がよく行くゲーセンの近くでよく遊んでて、それと……それと、まっすぐ俺を見つめる目がすげー綺麗なんだ。……って!いや!ごめん!俺を見てたわけじゃないよな!」
わたしは無言で頭を横に振る。
「やっぱり、イヤ……だよな?俺なんかじゃ」
更に強く頭を振る。
「ん?違うの……?」
今度はゆっくり頷いて、しばらく固まる。

人生の中で使う勇気を全て前借して、自分が持てる最大の力を振り絞る。

彼の袖をゆっくりつまむ。

心臓がバクバク音を立てていていつ止まっても責められそうにない。

下を向いていては駄目なので、恐る恐る目だけで彼を見つめる。

そして、わたしは言った。

「わたしも……俊くんのこと……見てたんだよ?」



……やばい、今わたしすっごいだらしない顔して笑ってる。
家に帰ってきたわたしはまさにバラ色気分!
大好きなシュウマイを妹に取られても気にしない!
お母さんが早くお風呂に入りなさいって言う前に入ってしまっている!

早々に寝る準備をして二段ベッドの上の段、わたしのプライベート空間に引きこもって何度もあの光景をリピートしている。
今日はあの後二人とも黙っちゃってなんにも進まなかったけど、明日また二人で帰る約束しちゃったし!
もしかしたら明日わたしたちって!?
やばい!明日なに着ていけばいいんだろう!?下着……は流石にまだ早いしなんでもいいか。
いやいや、見えないおしゃれってよく言うし。心構えの問題でしょ?
あーーー!もう今から緊張してきちゃったよ!

と、悶々としていた矢先の出来事、それがパパからの召集だった。

「みんなに話がある」
妙に神妙な顔をしたパパにママが言う。
「なにかあったんですか?まさか、お仕事がうまくいってないとか?」
ママはパパより10歳も年下で、16の時に許婚だったパパとわたしを産んで結婚した。
「君に心配をかけるようなことはないよ。いい報告さ」
ママが産まれたころからの許婚だけあって、二人の絆は深い。
二人が喧嘩している姿を見たことは今まで一度もないぐらいだ。
いつもお互いを気遣っているし、お見送りと帰ってきた時に未だにこっそりチュウしているのも、わたしたち姉妹は実は知っている。

「いい報告ってなんですか?我が家に犬がやってくるのかもです?」
妹が寝ぼけた頭でなにか言っている。
わたしより二つ年下の妹は夜9時を過ぎると、自動的に電源が落ちるシステムになっているらしい。

「ぼくは今幸せだ。愛するママがいて、可愛い娘が二人もいる」
それより明日なにを着ていくかが問題だよ!
んー?あのチェックのスカートってどこにしまってたっけ?
「でも今ぼくたちは重大な時期にある。ほのかは来年受験だし、ひおりはピアノの昇級試験が迫っている」
「確かに二人とも大切な時期ですけど、大丈夫ですよ。わたしたちの娘です。きっと自分の力で乗り越えてくれます」
「もちろんぼくもそう信じているよ。でもやっぱり親としては心配なんだ。それに、ママのこともね」
「あら、その話、もうしちゃっていいんですか?」
「ああ。二人とも聞いてくれ。ママのお腹には、ほのかとひおりの弟か妹がいるんだよ?」

あ!そっか、あれはウエストがきつくなったから去年捨てたんだったー。
「って、えええぇええ!?」
「ほれ?ひおはお姉さんになるのですか?」
「ええ、まだ男の子か女の子かはわからないけど、来年には五人家族になってるわよ?」

パパとママが微笑んで、わたしたちが驚いた後、やっぱり微笑んだ。
「おめでとう!ママ!パパ!」
「あらー。ひおがお姉さんになるのですよー」

ひとしきり喜んだ後パパがまた話し始める。
「な?わかっただろ?ぼくたちは今とっても重大なターニングポイントにいるんだ」
ママが甘えるようにパパに寄り添っていって聞いた。
「確かに、あなたの言うとおりですね。それで?いい報告ってなんなんですか?」
もう!ママったら結婚してもう12年も経つのに、まだラブラブしたりないの?

「すごい人に会ったんだよ!その人にちょっと占ってもらおうと思ってね」
「占い?」
「正確には違うらしいんだ。占いっていうよりおまじないかな?未来を決めてくれるんだって」
「うわー嘘くさー」
「パパは自分の御人好しさを自覚すると吉なのですよ?」
「あなた、やっぱり疲れてるの?」
口々に好き勝手なことを言う。

「いやいやいや!ぼくだって本当に信じてるわけじゃないよ!?でも願掛けって言うのかな。みんなでこの機会にちゃんとした方向性を決めるのも悪くないかなって」
「どういうこと?」
わたしは正直早く作戦会議に戻りたいのだけど、ちょっと面白そうなので話を促す。

「その占い師の人はね?未来の望みを叶えてくれるんだって!だから、みんなで未来の夢を決めて、その人に願掛けしてもらおうってこと」
「それはいいんですけど、なんでそれでこんな時間に起こしたんですか?」
「実はその占い師の人、帰りの道すがらで出会った人でね。今、近くにいるんだよ」
「あら!それを早く言ってくださいよ!外で待ってもらうだなんて!」
「ああ、僕も招待したんだけど、外で商売の続きをしながら待ってるって言うんで、連絡先だけ聞いたんだ」
「パパ!面白そうですよ!ひおは今すぐにでもやりたいのです!」
「ひおはそう言うと思ったよ。他の二人はどうだい?」
「わたしもいいよ?未来予定図は今日完成したからね!」
「そうですね。せっかくの機会ですし。待ってるということは今すぐ行うということですか?」
「そうさ。だから申し訳ないけど三人に起きてもらったんだ。じゃあ満場一致ってことで連絡するね?」

この時のわたしたちはまだ今の異常さに気付いていなかったんだ。
いくら人を待たせてるからといって、今はすでに午前1時。
子供のわたしたちと、妊婦のママを起こしてまでするようなことじゃない。
わたしたちはすでに、抗えない大きな力に、すでに捕まっていたんだ。



「おじゃまします」
入ってきたのは真っ黒なフードで顔を覆った年齢不詳の男だった。
なんていうかいい感じはまったくしない。
なんでパパがこの人を家に招きいれたのか、まったくわからない。
「夜遅くにご足労いただきましてありがとうございます」
ママはスリッパを出しながら応対するが、ちょっと苦笑いだ。

また居間に戻って今度は占い師と共に席に着き、説明を受ける。
彼の言う未来は絶対のものであり抗うことが出来ない。
一度決めた未来は彼をもってしても変えることは出来ない。
彼は人に願われたときしかこの力を使うことは出来ない。
そして彼はこう言った。
「一人の人間の未来を決めるということは、他の誰かの未来をも少なからず変えてしまうことになる。それに未来が願い通りになったとしても、その過程や結果が必ずしも望むものと同じとは限らない」

わたしたちがぽかんとしているとパパが補足してくれた。
「確かにそうですね。ほのかが受験に合格すれば誰かが一人不合格になるし、その後はほのかの努力しだいだから、その学校に行けば幸せになれるということではないとですね」
なるほど。っていうかなんでこんな真剣に考えてるの?
まさか本当にこの人が未来を決めるわけでもないのに。

「あと、これは結果が簡単に手に入る魔法じゃない。実際努力するのはあなたがただ。だから、あまり荒唐無稽な夢は言わないほうがいい」
「それはもちろんですね。努力は惜しみませんよ」

「ではあなたがたの希望する未来を一つずつ教えなさい」
少し悩んでからまずはひおりが答えた。
「ピアノの先生に認めてもらいたいのです!」
次にパパが言った。
「ぼくは今まで通りみんなの幸せを見守っていけたらそれで満足ですね。願わくばずっとそうして生きていきたいです」
ママがさんざん迷った挙句願いを口にする。
「わたしの子供たちが、多くの人を笑顔にするような人間になってくれれば嬉しいです。あと、わたしもそうなれればもっと嬉しいですね」
わたしの答えは決まっていた。
受験?そんなもの知ったことか!
「わたしを愛する人の為に、全力を尽くせる自分であり続けること!」
わたしはたとえ胡散臭いおまじないにでも頼りたくなかった。
わたしの恋を成就させるのはわたし!
俊くんはわたしを見ていてくれた!
わたしの努力は必ず成就する!
だからわたしの願いは唯一つ。
その努力を怠らないわたしであること。

「おいおい、ほのか。受験はどうするんだ?」
「わたしを愛するパパの為に全力を尽くすに決まってるでしょ?」
「ふふっ。ほのかもお年頃になっちゃったのね?」
「な!なにぃ!?誰か好きな人が出来たのか!?」
「いつか出来たらって話よ?わたしが一番好きな男の人はパパに決まってるでしょ?」
「そうだよねぇー?」
パパはデレデレしながら笑っている。非常にちょろい。

「ではみなさんの願いを叶えます。順番にいきますよ?」
そう言って男は席を立ち、まずはひおりの方を向いて呪文のように未来を口にする。
『君はその身体を使って先生を誘惑する。身体がボロボロになっても、先生の玩具として使われて、先生に認めてもらえるように媚びる』
「ふえ?どういう意味なのですか?」
「お前!なにを!?」

男は叫ぶパパに向きなおし言葉を続けた。
『お前は娘や妻が何をしていても何をされていても映像を残し続ける。ただ見守るだけで手出しはしない』
「ふざっ!」
なにかを言おうとしたパパが突然黙った。
テレビに繋いだままだったビデオカメラを取ると、わたし達を撮影し始めた。

男は恐怖で震えるママに向かって言う。
『お前は無様な姿を人に見せて笑ってもらえるように、この家で毎日ショーをする。お客は適当にその辺の変態を集める。そして自分や娘が誰かの笑いものになるように、夫が撮った映像を手渡しで客に配る』
恐怖に震えるママはもういない。
ニヤニヤと気持ちの悪い笑い方をしている。

最後にこちらを向いてわたしに言う。
『君は君の身体を求める全てのものに、君の全てを捧げる。どんなものにも股を開き、どんな無茶な要求でも必死にやりとげる』
その時わたしは、わたしでは無くなった。



翌朝、ママは早速ショーの準備に取り掛かっている。
ひおりは学校をサボってピアノの先生のところに行くようだ。
パパは家のいたるところにカメラを仕掛けた。
夜でも開いている怪しいお店で買ってきたものらしい。

わたしはとりあえずひおりについていくことにした。
ここにいれば大勢の変態が押し寄せてくるのは目に見えている。
それよりはまだ良識のある先生のほうがマシに思えたからだ。
それになによりやはり一人でいるのは怖い。

「では行ってくるのですよ」
ひおりはいつものように家を出る。
いつも学校に行くときと同じような格好で、同じ表情で。
異様なのはパパ。
ひおりの足元からカメラを上に向けて必要にパンツを撮影している。
たまにわたしのほうにきて、やはりわたしのパンツやTシャツの隙間から胸元を撮ろうとしたりで気持ち悪い。
こんな姿ご近所に見られるだけで人生が終わる。

幸い誰にも見られることも無く車に乗り込み、パパの運転で先生のいる教室まで向かう。
十分もするとひおりの通うピアノ教室のビルについた。
先生に会いたいと受付で説明し、たまたま来ていた担当の先生のところに連れて行ってもらう。

「おや?ひおりちゃん?どうしたんだい?まだ学校の時間だろ?ご家族の方まで」
ひおりはあくまでいつも通りに先生の前に立ち、普通に会話をするように話し始める。
「ひおは試験にどうしても受かりたいから、身体を売りにきたのだよです」
当たり前のようにスカートを捲るひおり。
年の割には子供っぽい、白い綿のパンツが丸見えだ。
こんなことをすれば先生は怒るかあきれるか、どちらにしてもこの教室には二度と来られないだろう。

「なんだよー?そういうことだったの?」
っ!?まさか!?
「それなら大歓迎だよ。じゃあひおりちゃんは俺の玩具ってことでいいんだよね?」
先生はパンツを上に引っ張って、割れ目に食い込ませながら言った。
「その通りです……っいひ!」
痛かったのかひおりが少し声を荒げる。
先生までおかしくなっているのか。もう、助かる見込みは無い。

「お父さんも一緒ですけど、さっきからカメラ回してるだけですし、いいんですよね?」
「はい」
パパは小さな声で返事をする。
「その映像なにに使うんですか?」
「ぼくのオナニー用と、布教用です」
「ははっ!最低の父親ですね!まあいいや、娘さんいただきまーす」
軽いノリでひおりを片手で抱き寄せる。

「そうだなぁ、まずは呼び方を決めようか」
「なんでもかまわないです。豚でも便器でもゴミ箱でも精液袋でも。」
「じゃあひおりちゃんが考えた一番呼ばれたくない名前でいいよ?」
「それならチンポケースになりますです」
「ははは!チンコ入れるためだけのお前にぴったりだな!おいチンポケース!自分でパンツ食い込ませながら自己紹介しろ!頭悪そうなしゃべり方でな!」

ひおりは一歩下がってスカートを完全に捲くり、がに股になって、前後でパンツを持って食い込ませる。
「わたしの名前はチンポケース!先生のおチンポ様を入れるためのただの穴だよ!先生に喜んでもらえるならなんでもやっちゃうの!この二年前から使ってる汚れたパンツをもっと汚してオナニーだってしちゃうよ!?もちろんケースの中をどれだけ汚しても、壊してもいいんだよ!?っていうかおもいっきり汚くして壊しちゃってくださーい!」
「はーっはっは!みっともねーなー?チンポケースにパンツなんて要らないだろ?顔にでもかぶって臭いパンツ自分で嗅いでろ!」
「はい!マンカス付きまくりのおしっこ臭いパンツ被ってアヘアヘしちゃうー!」
そう言ってひおりはパンツを脱いで鼻にクロッチ部分が当たるようにして被った。
「わたしチンコケースのくせにオナニーしてたから、顔に本気汁べちゃべちゃついちゃったよー!ほーーー!くさーーーーい!また濡れちゃうー!」
ひおりはパンツの上からピースした右手を鼻の穴に突っ込み、左手を口の中に入れてパンツをしゃぶっている。
がに股にした腰はカクカクと前後に揺れて愛液を飛び散らしている。

「じゃあそろそろチンコを入れるためだけに産まれてきたお前に仕事をやるよ」
「うれしい!チンポケースを使ってくれるんですね!?」
「そのまま腰振りながら近づいてきて自分で入れろ。もちろんお願いしながらな」
そう言って先生はズボンを脱いで仰向けになった。

「はい!チンポを入れることぐらいしか脳の無い、惨めなチンポケースのわたしですが!先生の立派なおチンポ様に使っていただければ、もう思い残すことはありません!一度使い終わったらそのまま捨ててもらってもいいです!おチンポ様を入れさせていただけるならなんでもやります!お願いします!汚いこのチンポケースにおチンポ様恵んでください!」
少しずつ近づいてきて、ついに先生のものの上にまで到達するひおりだが、先生はカバンから取り出したエロ本を読んでいてひおりのことは完全に無視している。

無視され続けたひおりは、先生のものの上で必死に腰を振りながらオナニーを始めてしまった。
「すいません!先生のおチンポ様のケースになれることを想像しながらオナニーしてしまっています!汚い穴を振りながら臭い汁を先生に飛ばしてしまってすいません!でもやめられない!パンツ!臭いパンツ美味しい!逝きそう!逝っちゃうううう!先生のおチンポ様見ながら自分のパンツしゃぶって逝っちゃうううう!!ぶひーーーー!」
ひおりはついに先生の上で逝き果てた。

「さっきからごちゃごちゃうるせーなぁ。お前はただのチンポケースなんだから、俺がエロ本で抜いた後にザーメンが飛びちらねぇように被せとけばいいんだよ」
「はいいい!チンポケースはチンポを入れるためだけのものですので、おチンポをチンポチンポ糞穴にチンポーー」
ひおりはもうなにを言っているのか分からなくなっていた。

しばらく先生がエロ本を読みながら自分で自分のものをしごいていた。
「お、出そうだ。おい!チンポケース!俺が合図したらすぐに勢いよく入れろ。いいな?」
「ちんぽ!」
白目をむきながらがに股のまま敬礼するひおり。
先生の手の早さがどんどん早くなりその時は来た。

「逝く!今だ!」
「ちんぽーーーーー!はぎいいいいいいいい!!」
勢いよく入れたひおりのそこはもちろん処女であり、その痛みは尋常ではなかったようだ。

「ふう、もういいぞ。早くその汚い穴をどけろ」
「ぶひっ!ぶひっ!ぶーーー!」
抜いたそこからは血と精液が流れていた。

「お前のせいで汚れたじゃねぇか。しかたねぇなあ。おい!そこのお前!」
不意にわたしが呼ばれた。今まで一言も話しかけなかったのになぜ?

「ちょっとこっち来てパンツ脱げ」
「っ!?はい!わかりまんこ!」
え!?なに?今まで自由に動けていたはずの身体が、急に勝手に動き始めた。

「くっさいまんこで汚れたゴミパンツでよかったら使ってください!」
気持ちいい!私の身体を使ってくれる人に尽くす。これがあの時言っていた事……。

男は無言でパンツを受け取り自分の汚れたそこをふき取り窓から捨てた。
「おい、ゴミ使ってやったお礼は?」
「汚いゴミパンツの処理ありがとうございました!」
わたしは土下座して涙を流しながらお礼を言う。
なぜかその涙は喜びの涙だった。

「おい!チンポケース!俺のチンポ汚した罰として、明日の朝までに出来る限りのホームレスの糞を、その汚い穴の中に詰めて来い。わかったか?」
「ひゃい!腐ったうんこをチンポケースに入れて持ってきます!」
「お前は確かにチンポケースだが俺のチンポを入れてやることなんてもうないからな。これからはただの玩具だ。飽きるまでは使ってやるよ。その後でお前に正気があれば試験でも何でも好きなようにしてやるよ」
「チンポケースで遊んでくれるのならばそれだけで満足です!」
そう言ったひおりの顔はとても幸せそうだった。

「おい、そこの女!小便したくなったから、お前の穴使わせろ」
「い、いいんですか!?ありがとうございます!どこの穴でもご自由におつ……がはっ!!」
わたしが言い終わる前にわたしの処女を破って先生のものが入ってきた。
「ああああぁあぁぁ、出てますうぅぅ!あったかいおしっこがゴミ穴に入ってきてますぅぅ!」
「ふぅ。じゃあお前らもういっていいぞ。チンポケースは明日の朝もここに来いよ?わかったな?」
先生は抜いたそれを今度はわたしの髪で拭きながらそう言った。
「わかりました!チンポケースは先生の所有物なので、必ずうんこをいっぱい詰めてここに着ます!」
ひおりはまるで憧れの先輩とデートの約束でもしているかのような可憐な顔で返事をする。
しかしその顔には今だパンツを被っており、鼻と口の穴に布が入り込んでいる。

「ああ、そうだ。そこでずっとしこりながらビデオ撮ってたお父さん。最後は俺が撮ってやるからビデオ貸せよ」
そう言ってビデオを奪った先生はわたしたちに指示を出す。

パパは精液を出してカピカピになったパンツを捲って、先生のものよりはるかに小さいそれを必死にしごきながら笑っている。
わたしたちはその両隣に立ってパパに罵声を浴びせている。
「なによこのちっさいチンポ!こんなのチンポじゃないわよ!みっともない!」
「チンポケースのわたしでもこんなゴミ入れたくないですよ!」
「なにへらへら笑ってるの!?っていうかそれで勃起してるつもりなの!?」
「さっさと逝って終わらせろです!」

「うっ!娘たちを玩具にしてくれてありがとうございました!で……出るぅ。」
ぴゅっぴゅっと少量の精子が床に落ちたところでビデオは切られた。
[ 2012/11/06 04:38 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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