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始まりの場所

新作短編出来ました!
今回は催眠っていうか洗脳ですかね?
本編は【続きを読む】からです!



ジリリリリリ……。
ジリリリリリ……。
ジリリリ。

「うぅぅん……」
手探りで目覚まし時計を止めて時間を見る。
時計の針は7時を指している。

まぁ……恐らく朝でしょう。
自分でセットしたし、外まだ明るいし……。

でもまだ眠いから、もしかしたら時計が間違ってるのかも……。

「はっ!起きました!」
うん、寝ぼけてました。

いやはや、なんとも朝は苦手です。
でも今こうやって布団から出たくないということは、さっきまでの私は朝を満喫していたのでしょう。

「……憎い奴です、さっきまでの私」
あぁ、下らないことを考えながら、まどろんでいる時間はないですね。
早急に朝ごはんを作りにかからねば。
ウチの人たちが起きてくるにはまだ時間があるが、朝は時間との戦い。
今の余裕が後に恨めしくなるのは毎日のことです。

名残惜しいがベッドを後にして、パジャマを脱いでいきます。
まだ9月の終わりだというのに、朝の気温は私のやる気を損なうのに充分な低さですねぇ。

少し厚手のパジャマを脱いで、上の肌着とパンツだけの姿になる。
鏡を見ながら胸に手を当てて、またテンションが若干下がっていく。

「なんで大きくならないんでしょうねぇ……」
皆の話しでは、そろそろ膨らみ始めてもおかしくないとのことだが、私の胸は未だペッタンコのまま。
早く大きくなって、可愛いブラジャーとか着けたいお年頃なんですけどね。

「あ、電池が切れてますね」
やはりまだ寝ぼけているのか。
電池が切れていることに気付かないとは。

私はパンツを少しずらして、中に入っていたバイブを引き抜く。

「う……あぅん!」
一晩中動き続けたバイブを一気に引き抜くと、全身の力が抜けてエッチな声が出てしまう。
毎日起き上がるのが大変なぐらい動いているバイブの存在を忘れるなんて、やっぱりまだ脳が寝ているのでしょう。

引き出しから換えの電池を取り出し、バイブに入れる。
すぐに動きだしたそれは、また糞マンコの中に戻さねばならない。

「あぅぁ……やはぁん!うぅ……」
中で暴れているこの感じ、やっぱり新しい電池はなんだかキレがあります。
パンツを元に戻して、バイブが落ちないことを確認してから服を着る。

まずはパンツの上から網目の荒い白いタイツを履き、次に黒いミニスカートを履く。
これには白いフリフリが付いていて、動く度にパンツが見えてしまうが、可愛くて気に入っている一着だ。

上は英語のガラが入った白いTシャツを着て、その上からオレンジのパーカーを羽織る。
暖かくて気持ちいい素材で出来ていて、秋には欠かせないアイテムなのです。

準備完了。
バイブの動きにも慣れてきたことだし、さっそく台所に向かいましょう。



台所に行くと、すでに斎藤さんが起きていた。

「おはようございます、斎藤さん」
「ん?あぁ、おはようございます。今日は遅いんですね?」
「ちょっと起きるのに時間が掛かりまして」
私は照れながらそう言うと、斎藤さんの作業を覗き見る。
斎藤さんは背が低くて、見た目は正直カエルみたいです。
でもすっごく優しくて、礼儀正しい人なのですよ。

「もしかして朝ごはん作ってくれているんですか?」
「あぁ、便所豚さんの分だけですよ」
「私の分だけですか?じゃあ他は私が作りますね」
せっかく作るなら他の人の分も作ってくれればいいのに。
なんて思っちゃだめですよね。

なにせ私の分は他の人とは違うし、私だけではどうも作りが甘くなってしまいますから。

「よし、あとは仕上げだけですかね」
「わぁ、美味しそう……」
こんがり焼けたトーストと、温かそうなコーンスープ、それにデザートのバナナまで付いています。
これだけなら凄く美味しいんだろうなぁ……。

「もしかして便所豚さん?これだけならいいのにな、とか思ってません?」
「いやいや!滅相もない!そんな罰当たりなこと思うわけないですよ!」
「それならいいんですが……」
そう言いながら斎藤さんは、トーストに腐った便を塗っていく。
これは汲み取り式の便所から、週に一回私が取ってきて瓶に保管しているものだ。

「便所豚さんは我々とは違うんですからね?それをしっかり認識していただかないと……」
「わ、わかってますって!女の子なんだから栄養つけないとってことですよね?毎回言われれば覚えますよぉ」
斎藤さんは普段はいい人なんだけど、お説教モードに入るとグチグチ長いから困ります。
まぁ、お説教しながらも、バナナに精子をかけることを忘れない所は流石ですが。

「それより我々の食事の準備に取り掛からなくていいんですか?」
「あぁ!もうこんな時間!」
「やれやれ、僕は準備が終わったので席で待たせて貰いますよ?」
「はい!ゆっくりしてて下さい!」
まずいまずい!
取り敢えず今日は簡単なもので済ますしかない?

脇で握るおにぎりは作るとして。
後は沢庵でオナニーしてから、適当に切って出したらそれでいいか。


私はすぐにバイブを抜いて、市販の沢庵を開封して糞マンコに入れました。
抵抗無く挿入されたことを確認すると、沢庵を左手で動かしながらも、炊飯器に入ったお米を脇で握っていきます。

迷いのない動きは、日々の鍛錬の賜物でもあるでしょう。
思えばここに来るまで、料理なんてしたことが無かった。
いや、それどころの話しでは無かったか。

まぁなにせ自分がここまで手際よく料理が出来るようになるなんて、思ってもいませんでした。
そう、この施設に来るまでは……。



私は産まれてすぐに実の両親を失っている。
母は病気で、父は事故で亡くなったらしい。

その後私を育てたのは、遠い親戚にあたるとある夫婦だった。
私は物心つく頃から、その夫婦にとっては空気のような存在だった。

辛く当られることもないが、話しかけられた経験も少ない。
ただ布団意外なにも無い部屋に、毎日ご飯が運ばれてくる。
そのご飯を食べて寝ることだけが、私の人生の全てだった。

そんな生活が何年も続き、私はロクに言葉を話すことも出来ないまま大きくなった。
そして本来なら小学生になるはずだった年に、家にこの施設の人がやって来て私を連れ出した。

それから彼ら夫婦がどうなったのかは知らない。
と言うか私は、彼らの名前も知らないのだ。
施設の誰かに聞けば分かるのかも知れないが、正直興味が無いというのが本音である。


その後この施設に引き取られ、今まで生活してきた。
この施設の人たちには、本当に感謝してもしきれない。

なにも知らなかった私に言葉や常識を教えてくれた。
ご飯や寝床、服を与えてくれる。
そしてなにより、深い愛情を注いでくれる。

私はこの施設の人たちを愛している。
いつかきっと私も他の子達みたいに、この施設の力になりたいと思っている。

今の所は料理の勉強をするついでに、ご飯の支度をするぐらいしかできない。
でもいつかはここを卒業していった子達のように、高い買値で買って貰い、施設の維持費の足しにして欲しい。

まぁでも、今は自分が出来ることに集中しなくちゃですね!


「ご飯出来ましたよー!」
「おっそいよぉ!便所豚!俺っちお腹ペコペコじゃんか!」
「えへへ、ごめんなさい!たっぷり食べて下さいね?」
初めにご飯を置いたこの人は、私の何倍ぐらいあるかもわからない巨体の男性。
名前は小田さん、いつも近づくだけで凄いクサい汗の臭いがする。

小田さんは通りすがる私のお尻を触ったり、スカートを捲ってパンツを見たりするが、これは成長を確かめる為に必要なことなのだ。
私はそれを解っているので、小田さんが触り易いように、腰をクネクネ動かして手に擦りつける。

「あ、あぁん!糞マンコに入ってるバイブ!クネクネしちゃダメですぅ!」
「そう言いながら股開いてガニ股になってるじゃんかよ!ひゃはは!」
「もぉ!小田さんの意地悪!」
小田さんはちょっぴり悪戯好きな所もあるので要注意です。

「斎藤さん、どうぞぉ」
「ん?悪いねぇ……ぺっ!」
斎藤さんはそう言うと、私の顔に痰を吐きかける。

「ありがとうございます」
私はそう言い自分の顔を撫でて、かかった痰を丁寧に擦り込んでいく。
始めてやられた時はビックリして声も出なかったが、これが男性が女性にする親愛の証だと教えられた時は更に驚いた。
今では何事もなく愛を受け入れ、顔に擦り込むことが出来るようになった。
少し臭いが気になるし、不快感もあるのだが、なにより斎藤さんの愛を受け入れることが出来るのが嬉しいのだ。


「便所豚ちゃん!お、おはよっ!」
「おはようございます日比谷さん。今日はお早いんですね」
「ひ、久しぶりに、あぁ、朝に目が覚めたよ!へ、へへっ!」
日比谷さんはすっごく細身で、ちょっぴり照れ屋さんです。
汚いのが平気な人なので、あまりお風呂にも入らないし服もあまり換えてません。
なので小田さんとはちょっと違う変な臭いがいつもします。
でも慣れれば癖になるというか……まぁなんにせよいい人です。

「便所豚ちゃん!こ、これ見て!」
「これこの前の外部研修の時のやつですか!?よかった!ちゃんと撮れてますね!」
日比谷さんが見せてくれたのは沢山の写真。
この前外部研修で温泉に行った時のやつですね。

あ、外部研修って言うのは、私達の社会勉強の為に、施設の外に実際に行ってみる研修のことです。
ドキドキするけどすっごく楽しいんですよ。

この時は温泉で、中にいる女の子の写真を撮ってくるのが課題だったんですよね。
小型のカメラとはいえ、バレたらいけないのでハラハラしました。



「ほら、便所豚さん?号令を掛けてくれないと食べられませんよ?」
「あ、すいません!」
ついつい考え込んでしまいました。
私は全員の席にご飯があることを確認し、皆さんとは逆の方向を向いて、床の上に座り込みました。
深呼吸してから一気に後ろに倒れ、そのまま足を高く上げて手で支えました。
このポーズはマングリ返しと言うらしいです。

私の糞マンコとケツ穴が丸見えになります。
まぁ糞マンコにはバイブが入ってますし、実際はパンツに透けて見えているだけなんですけどね。
今日のパンツはレースなので、全部透けて見えるのです。

でもこれでは失礼なので、パンツはしっかりとずらしてバイブも抜きます。
未だバイブを求めてクパクパしている糞マンコを尻目に、朝の御挨拶に移ります。

「皆さん、卑しい便所豚に餌を与えてくれてありがとうございます。私は常に糞マンコを濡らして、皆さんのおチンポ様を欲しがる便所であり、いつでもどこでも命令一つでケツ穴から糞を垂れ流す豚です。そんな私で遊んでくれる皆さんを心より愛しています。皆さんのお情けで頂いた食事、一口ずつ味わって食べさせて頂きます」
少し長いですが、これも毎日のことなので完璧に暗記しています。
それでも流して言うのではなく、笑顔で心を込めて言えるのは、この口上が本心に基づくものだからなのでしょう。

皆さんニヤニヤしながら私を見た後で、食事を食べ始めました。
私はしばらく今日の朝食の調理法を説明した後で、斎藤さんの作ってくれたご飯を食べ始めます。

「う、はぁ……」
もちろん体制はさっきのままなので、食べづらいことこの上ないのですが、スープは更に難易度が上がります。
スープは殆ど顔にかかってしまいますから。

私は器用にコーンスープを飲んでいく。
このコーンは便に混じって出た物を再利用したらしい。
深い味がしてとても美味しいのだが、如何せん食べづらい。

バナナも濃い精子がかかっていて美味しいが、食べるというより舐めているに近い。
これをしてるとエッチな気分になるので、気に入っている食べ方なのだ。

「う……うぇぇ……」
腐った便が塗ってあるトーストを頬張っていると、少し吐き気がしてきた。
いくら慣れた食事とはいえ、やはりこれは馴染めるものではありません。

「食べにくそうですね、ちょうど小便がしたかったので、手伝ってあげますよ」
「ほんほうへふか?」
口に頬張りながらしゃべったので上手く話せませんでしたが、これは助かります。
当たり前の説明ですが、皆さんの小便は便所豚である私が飲みます。
口におチンポ様を咥えて飲む方式もありますが、今は口に物が入っているので上からして貰えると思います。

あ、言ってたら斎藤さんがおチンポ様を取り出しました。
そのまま勢いよく放たれた小便が、私の顔に降り注ぎます。
初めは狙いも定まらず、糞マンコや身体にもかかりますが、すぐに狙いは私の口に集中しました。

「がばばばば!ごくっ!ごくっ!べはっ!がばば!ごくっ!」
私は必死になって飲み込んでいきます。
口を開けたまま飲み込めるようになったのは最近のことなので、今でもまだ死にそうな位辛いです。

「ごくごく!はぁ!はぁ、はぁ……いたっ!」
「あ?」
飲み終わった瞬間頭皮に激痛が走りました。
斎藤さんが足の位置を変える時に、私の髪を踏んで引っ張られたようです。

「ご!ごめんなさい!」
「謝罪の前に言うことがあるでしょう?」
「美味しかったです!便所豚を使って下さり!ありがとうございました!」
「遅いですよ?罰です」
「いぎいい!」
足を振り上げて顔を上から踏みつけられました。
でもこれは罰なのですから仕方ありません。
やりたくもないお仕置きをする斎藤さんの方が、心が痛むに違いありませんし。

「どうするんでしたっけ?」
「レロレロレロ!ジュパッ!ジュルルルル!」
私は必死になって足の裏を舐めます。
汗や垢だけでなく、埃や髪の毛も付いていましたが、誠心誠意舐めとります。

「ごくっ!ありがとうございました!」
「よろしい」
全て飲み込んでお礼を言うと、斎藤さんはニッコリ笑って褒めてくれました。

「じゃあ後片付けに取り掛かって下さい。お勉強の時間が始まりますよ?」
「はい!」
今日もあんまり食べられなかったか。
遅い私が悪いんだから仕方ないです。



朝ごはんが終わってからお昼までは、お勉強の時間です。
言葉や字を覚えてからは、殆どが礼儀のお勉強になりました。

「じゃ、じゃあ便所豚ちゃん、昨日のおさらいやってみようか?」
「はい!」
昨日は正しい男性への媚び方の応用を習いました。
それを実践してみよとのことですね。

私は日比谷さんの足元に行き、顔を床に擦りつけながら土下座をしました。

「この汚い便所豚におチンポ様を恵んで下さい!ガキ臭い糞マンコがグチョグチョに濡れて、クパクパ口を開いて仕方ないんです!」
もちろんお尻を振るのも忘れてはいません。
私は覚えがいい生徒だってよく褒められるのです。
えへへ。

「どれぐらいチンポが欲しいんですか?」
来ましたね?
次のキーワードが出ました。

私はすぐにパンツを脱いで体勢を変えます。
今度は仰向けになって、腰を突き出します。

「濡れ濡れ糞マンコ確認してください!臭いマン汁が馬鹿みたいに出続けてるんです!」
毎日飲んでいるお薬の効果か、私の糞マンコは本当に常に濡れています。
興奮したらおしっこみたいな量が出るぐらいです。

「パンツもグチョグチョになるぐらいです!ほら!汚いパンツも見て下さい!」
白く泡立つほどのマン汁と、汚いオリモノが付いたパンツを、広げて見せつけます。
一週間前から履いているので、レースなのにおしっこの黄ばみも目立ちます。

「臭いも凄いんです!履きそうなぐらいキツい臭いのパンツです!クンクン!ふがっ!ふがっ!」
私はパンツを必死に嗅ぎます。
そのせいで途中豚鼻を鳴らしますが、より真剣みが伝わることでしょう。

「そ、そんなに欲しいなら仕方ない。ほほ、ほら、勝手に使えよ」
日比谷さんは寝転がって本を読み始めました。
エッチな本なのでしょう。

「ありがとうございます!」
私はパンツを顔に被ってまた土下座をし、おチンポ様にキスをしてから糞マンコで包みます。

「いひゃああ!」
この挿入の時の快感は、いつまでたっても病みつきです。
おチンポ様を入れている時だけ、身体の疼きが治まるのですから。

「ひぃいい!ふっ!ふっ!ひゃあ!にゃあああ!」
私は狂ったように腰を振ります。
奥まで入れてグリグリ動かしたり、自分で自分の勃起したクリトリスを、無理やり引っ張ったりして快感を貪ります。

狂ったようにとは語弊がありますかね。
私はこの瞬間、きっと狂っているのでしょう。

おさらいの為に録画してある勉強風景を後で見るのですが、いつもこの時の私は、とんでもなく不様で酷い顔をしています。
鼻水も涎も垂れ流し、目は白目になって笑っているのですから。

「逝きゅうう!逝きましゅううう!」
「……」
日比谷さんはエッチな本を読んでいる時は、基本的に無視します。
そっちの方が大切だからだそうです。
正直少し悲しいですが、日比谷さんが楽しいのならそれでいいです。

「くぅぅぅ!ひぃ!ひぃ!」
逝った後も止まることなく腰を動かし続けます。
本当は少し放心したかったりするのですが、日比谷さんに気持ち良くなって貰う為には動かなくてはいけません。
身体を無理やり動かしておチンポ様にご奉仕します。

日比谷さんは逝くのが遅いので、結局この日も2時間腰を動かし続けました。
その間156回逝ってしまい、何度も頭が狂いそうになるのを必死に耐えながら、涙と汗でグチャグチャになった身体でやり遂げました。

「け、結局おさらいだけで終わっちゃったね」
「ごめんなさい……」
次はもっと早く逝かせる方法を教えて貰うことを約束し、この日のお勉強はお終いとなりました。



勉強の時間が終わり、お昼御飯を食べた後は自由時間です。
基本的になにをしててもいいので、いつもなら他の女の子達と遊んだりするのですが、あいにく今施設にいる子どもは私だけなのです。

「困りましたねぇ、暇すぎます」
ただボーっとしとくのも時間の無駄なので、施設内を散歩でもしましょうか。
あ、でもその前におしっこしたいですね。

ここは自室からリビングに続く廊下ですが、男性と違って私はどこでも排泄が出来るから便利です。
男性なら便所を探さなければなりませんが、私こそが便所であるので、私は探す必要が無いですから。

スカートの中に手を入れて、レースのパンツを脱ぐと、両手をお椀形にして糞マンコの前に持ってきます。
後は溢さないように少しずつ両手に出して、飲み干していけばいいのです。

「ゴクゴク……ぷはぁ。よし、今日も一滴も汚さずに飲み干せました」
これも毎日のことなので、慣れてきたんですよ。

ちなみに汚れた手は、ちゃんと自分の髪の毛で拭きとります。
おかげで私の髪は、年中おしっこクサい臭いがします。


「お、なになに?便所豚、小便してたの?」
「あ、小田さん」
この時間に大人がいるのは珍しいです。
皆さんいつも仕事などで施設を空けることが多いので。

「今日はお仕事じゃないんですか?」
「今出る所だ。今日はお前の使い古しを売りに行く」
「あぁ、それじゃあこのパンツも持っていきますか?」
「そうだな。一週間は履いてたんだっけ?」
「はい、かなり汚れてるので、充分かと」
私はさっき脱いだパンツを小田さんにさし出します。

私の私物はある程度使うと全て売られていきます。
中古の品が好きな人もいるのだそうで。
まぁ元々施設に頂いたものばかりですし、経営費の足しになるならどんどん売っちゃって欲しいぐらいですよ。

「うん、これなら売れるな。じゃあ代わりにこれでも履いてろよ」
小田さんはズボンの中に手を入れ、中からパンツを取り出しました。

「あれ?これって?」
私が二年前ぐらいによく履いてたやつです。
なんでこれが小田さんのズボンの中に?

「これは売らずに俺が使ってたんだよ」
「これを?履いてたんですか?」
二年前のパンツなので、私でも少し小さいぐらいのサイズなのだ。
しかも腰からズボンに手を入れても、パンツを脱ぐことは出来ないのだが。

「いやいや、チンポケースだよ」
「チンポケース?」
「大切なものだから、柔らかい布で巻いておくのが大人の男なんだよ」
「そうなんですか?」
まだまだ知らないことがいっぱいですねぇ。

「小便した後すぐ拭けるしな」
「利に叶ってますね」
確かにパンツはかなり黄ばんでいて、小田さんの体臭と混ざってすごい臭いになってます。

「私のパンツ、大切にしててくれたんですね?ありがとうございます!」
なんだか嬉しくなって、すぐにパンツを履いてみました。
やはりサイズは小さいので、IフロントTバック状態で、マン肉がハミ出てますが、小田さんのおチンポ様の温もりが伝わって、胸が暖かくなりました。

「じゃあ俺は仕事行ってくるから、大人しく遊んでろな?」
「はぁーい!」
玄関までお見送りをして、見えなくなるまで手を振っていました。


「さてさて、どうしますかね」
これで施設の中には私だけになってしまいました。
暇ですし、身体も汚れちゃってますから、お風呂に入ろうと思い、脱衣所に向かいます。


脱衣所に付いた私は、大鏡の前に立つと、足を開くことも無くケツ穴に力を入れます。
すぐにビチャビチャと汚い音と共に、うんこがパンツの中に出てきました。

当たり前のように出たおしっこと共に、パンツを貫通して足を伝って床を汚します。
お風呂に入る前は身体中を汚すのが常識ですからね。

スカートの中に手を入れて、さっき貰ったばかりのパンツを脱ぎます。
固形も少し出ていますが、殆ど下痢便ですね。
お腹を下しやすい体質なので、私は常に下痢なんですよ。

私は糞塗れのパンツを顔に被ると、服を脱いでいきます。
下半身はうんこ塗れ、上半身もカピカピになった精子などで汚れています。

そのまま浴室に入り、椅子に座ってパンツを顔から取りました。
顔にはもちろん便がたっぷり付いてしまっています。

吐きそうな臭いが浴室に充満していますが、いつものことなので気にせず、私は糞塗れのパンツに便所用洗剤を付けて身体を洗っていきます。
身体中にうんこと洗剤が行き届いた所でシャワーを浴びます。

髪の毛は小便をかけて貰っている時に洗っているので、そのままにして浴槽に入ります。

「はぁぁ……気持ちいい……」
実はこれを狙って先に温めておいたのですよ。
さすが私です、策士です。

お風呂のお湯はもちろん皆さんのおしっこです。
ここは私用のお風呂であり、皆さんの便所でもあるのですから。

一気に水を抜いてしまうと、溜まるまでかなりの期間浴槽には浸かれないので、基本的に水は少しずつ流して、継ぎ足していきます。
斎藤さんは秘伝のタレみたいだと言っていましたが、よくわかりません。

しっかり温まったので、お風呂からあがり、身体を拭いて服を着ます。
パンツは身体を洗う為に使いましたが、水は付けてないのでそのまま履けます。

「あ、すごい。あれだけうんこ塗れになったのに、小田さんが付けた黄ばみがちゃんと分かる」
長年使ってくれていた証拠ですね。
せっかくなので、履くのではなく糞マンコに入れておくことにしました。

「んぎぎ!ぐぅぅ!ひぃ、ひぃ……」
指で少しずつパンツを捻じりこんでいきます。
うんこでヌルヌルになっていたことが幸いし、全部入ってしまいました。
最後に指で奥まで入れて完成です。

これでちょっとやそっとじゃ取れません。
と言うか、どうやって取ればいいのか解らないぐらいです。
まぁ最悪、箸でも突っ込めば取れるでしょう。



その後自室に戻り、ベッドで少し横になりました。
見慣れた天井を見ながら、少し昔を思い出します。

ここに来てからのこと、そして……これからのこと。

きっと私はそろそろ売りに出されます。
そうなればきっとここに帰ってくることは無いでしょう。
今まで帰ってきた人を見たことが無いからです。

それに今私意外の子どもがいないことから、ここはもうじき無くなるのだと、なんとなくですが察しが付いてしまっています。

昔は楽しかったなぁ。
私みたいな子が何人もいて、皆で勉強したり遊んだり、セックスしたり……。

同じ便所の先輩である便所犬さん、元気にしてるかなぁ。
肉オナホちゃんはすぐ泣いちゃう子だったけど、ちゃんと新しいご主人様にご奉仕出来てるのかなぁ。

そして一番仲がよかったゴミ箱。
ゴミ箱は身体が弱かったけど、いつも頑張って糞マンコにゴミを詰めてた頑張り屋さん。

一緒の所に売れたらいいねって言ってたけど、私……一人で売れ残っちゃったよ……。
せめて……生きていてくれたら……。


「ん?足音?」
誰かが走り回る音が聞こえる。
しかも一人じゃない、何人もいる?

誰かが帰ってきたのかな?
それにしても人数が多い……。

そんなことを考えていたら、不意に扉が開かれる。

「いたっ!君!大丈夫か!?」
「へ?」
知らない人……。
スーツを着た若い男の人。

「えーっと、初めまして、私便所豚です」
教えられている通り、ガニ股になってスカートを捲り、口を大きく開けて舌を出す。
便所のポーズである。
鼻を指で持ち上げて豚のアピールをすることも忘れない。


「なっ!?なんて……惨いことを……」
あれ?この人震えてる?
泣いてるの?

「おい!誰かいたのか!?」
他の人も集まってきた。

「君!とりあえずスカートを戻しなさい!」
「は、はい……」
「もう大丈夫だ……君を、助けに来たんだ」
「助け?なにから?」
何人も集まってきた男の人たちは、全員押し黙ってしまった。

「ええっとぉ……斎藤さん達のお知り合いの人……ですよね?」
「我々は警察だ」
明らかに他の人より年を取っているおじさんが前に出てくる。

「君を迎えに来たんだ。さぁ、一緒に行こう」
「迎え?……あぁ、私の新しいご主人様ですか?」
遂にこの日がやって来たのか。
名残惜しいが仕方ない。
ただ、最後に皆さんに会いたかったな。

「とりあえず詳しい話しは後だ。君以外にここに人はいないのかね?」
「いません……よ?」
「そうか……他の子達は……手遅れだったか……」
「警部!建物内には他に人はいないようです!」
「隠れている場合もある、引き続き調査を頼むぞ」
「ハッ!」
変な人たちだなぁ。
でも男の人の言うことは聞かないといけない。

「着いて来てくれるかね?」
「はい、もちろんですご主人様。なんなりと御命令下さい」
私はニッコリ笑いかける。

「私は便所なので、排泄の際に使うことはもちろん、糞マンコやケツ穴で遊ぶことも可能です。後は……」
「少し、眠らせてやれ……ここの場所を知ることも、この子の為にならなさそうだ……」
まだ話しの途中なのに、後ろからハンカチを口と鼻に当てられる。

あれ?
……意識が……とおの……。




そして次に目覚めたとき、私は全てを知った。
でも……それが本当だったとしてだよ?

なんで私に教えたの?
私は幸せだったのに……。
皆を愛していたのに……。

騙されてたっていい、利用されてたっていい、皆の為になるなら、それでよかったのに。
だってあそこが、私の世界だったんだから。

それ以外があなた達の世界で、そっちの方が遥かに大きいから、私の世界は偽物なの?
じゃああそこで得た物しか持っていない私も偽物?

私は私、本物だよ?
私はあなた達の世界のルールなんていらない。

だから……皆を返して……私を……あそこに……私の家に……帰して……。
[ 2013/10/19 17:18 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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